京都の中心部からちょっと離れた寺社名所めぐりモデルコース
京都観光といえば公共交通機関を使った、中心部にある清水寺・京都御所・二条城・金閣寺などをめぐるのが定番コースですが、貸切バスを使えばもっと広い範囲で、郊外の名所をめぐることができます。
今回挙げているスポットは宇治、伏見、比叡山、貴船、嵐山の5つです。それぞれは1日かけてじっくり楽しむ事もできる場所ばかりですが、ここだけは絶対はずせない名所だけを1泊2日でまわるコースとしてご紹介します。
好きなポイントを重点的にまわるなどアレンジなど、行程スタッフにご相談くださいね。
京都府の見どころ観光スポット
-
1日目午前
平等院鳳凰堂
平等院は京都府宇治市にある千年の歴史を持つ寺院で、中央の阿弥陀堂は中堂・左右翼廊・尾廊から構成される姿が翼を広げた鳳凰に見えることから「鳳凰堂」と呼ばれています。10円玉の図柄として描かれているため京都の数ある寺社仏閣の中でも馴染み深いのではないでしょうか。
宇治でゆっくりするなら徒歩で宇治公園(塔の島・橘島)にかかる朱色の朝霧橋から宇治川を渡ってみましょう。その先には宇治神社や宇治上神社がありますよ。貸切バスは平等院前の宇治駐車に待機しておりますので、お戻りは日本三古橋の宇治橋渡っていただくことをおすすめいたします。
この周辺か次のポイントでお抹茶や京のおばんざいランチを楽しみましょう。 -
1日目午後
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は全国に3万社あると言われている「お稲荷さん」の総本宮です。楼門前のキツネ像をはじめ境内のたくさんのキツネ像達が出迎えてくれますよ。キツネ顔の絵馬も奉納しましょう。
有名なのは本殿の奥にある「千本鳥居」です。その先の奥社奉拝所には「おもかる石」がありますのでぜひ持ち上げてみてください。軽く感じれば願いが叶う日が近いはず?
さらにその奥には「新池」「熊鷹社」があり、だんだん山道になっていきます。稲荷山の頂上「一ノ峰」まで登ったり、「稲荷山7神蹟」を巡ったり本格的なコースを組むこともできますので、全体の行程を組む時にはどうするか決めておいてくださいね。 -
宿泊
比叡山延暦寺
延暦寺とは1つのお寺のことを指すのではなく、比叡山内の甲子園500個分の境内に点在する150以上のお堂の総称です。エリアは東塔・西塔・横川の3つに分かれており、すべてまわるには1日がかりとなります。宇治と伏見をまわったあとですので、東塔の延暦寺最初の仏堂「根本中堂」と学問修行の道場「大講堂」の2つを押えるだけでもいいですよ。
道中の比叡山ドライブウェイの「夢見が丘展望台」や奥比叡ドライブウェイ「びわ湖展望台」は京都や琵琶湖を一望できる場所です。夜景を楽しんでもいいかもしれませんね。
宿泊は琵琶湖西岸にある「おごと温泉」へ。ゆっくり旅の疲れを癒やしてください。 -
2日目午前
瑠璃光院
京都の寺院めぐり2日目は京都の北側へ。まずは京都大原「三千院」です。京都市指定名勝とされる池泉観賞式庭園の「聚碧園(しゅうへきえん)」と池泉回遊式庭園の「有清園(ゆうせいえん)」で四季折々の庭園を堪能しましょう。
続いては期間限定で拝観できる「瑠璃光院」がおすすめです。黒塗りの机に反射する紅葉のリフレクションは他にはない美しさです。春・夏には青もみじも楽しめますよ。
さらに水神を祀る「貴船神社」へ参拝し、貴船の川床でランチはいかがでしょうか? -
2日目午後
嵐山
旅の締めくくりは京都嵐山です。桜と紅葉の名所「渡月橋」は桂川にかかる橋で、檜でできた見事な欄干は季節を問わずぜひ見ておきたいところ。
そこから少し歩き「天龍寺」にも立ち寄りましょう。見どころは法堂にある巨大な雲龍図、庫裏にある達磨図、曹源池庭園などです。
さらに天龍寺を北門抜けると嵐山のシンボル「竹林の小径」があります。4000m続く背の高い竹がびっしり生えた遊歩道は圧巻です。竹は1年中緑のままなので、いつ訪れても楽しめますよ。
あぶらとり紙で有名な「よーじや」のカフェなど、お茶を飲んでひと休憩とお土産探しを終えたら帰路につきましょう。