函館空港への行き方(公共交通機関、貸切バス)

北海道の「函館空港」

函館空港

〒042-0952
北海道函館市高松町511

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1961年に開港した「函館空港」は当初1,200mと短い滑走路でしたが、1971年に2,000mまで延長したことで、国内10番目のジェット機空港となりました。その後も拡張を重ね、現在は3,000m×45mと新千歳空港の3,000m×60mに匹敵する大きさで、道南地方へのビジネスや観光のアクセスを担っています。函館市街地や観光スポットへのアクセスしやすいことが魅力です。

2021年3月からは北海道エアポート運営の民営化となり、道内の主要空港7つ(新千歳空港稚内空港たんちょう釧路空港函館空港旭川空港とかち帯広空港女満別空港)とともに一括管理されたことで、さらなる連携が期待されます。

函館空港から発着する定期便は道内3路線(新千歳空港・丘珠空港・奥尻空港)と、本州3路線(羽田空港・伊丹空港・中部国際空港)の6路線です。札幌や新千歳空港への電車や車でのアクセスは意外に時間がかかるので、40分のフライトでアクセスできるのはうれしいですね。
現在コロナ禍の影響で国際線は停止していますが、台湾便を足がかりに2023年は徐々に定期便運航が再開していくでしょう。

函館空港に公共交通機関でアクセスする方法

函館空港への電車やバスを利用したアクセス方法をご案内いたします。

函館駅からのアクセス方法

函館空港には鉄道の乗り入れがないため、函館駅方面の市街地へは函館帝産バスのシャトルバスが運行しています。
JR函館駅までの直通バスは約20分ですが、五稜郭タワーやトラピスチヌ修道院といった観光名所を経由するバスや路線バスもあります。

新函館北斗駅からのアクセス方法

2016年に開通した北海道新幹線の停車駅である新函館北斗駅からも、函館空港まで函館帝産バスの直通シャトルバスが運行しており40分でアクセスできますが、1日に1往復だけ(函館空港15:25発→新函館北斗駅16:15発)になっています。
大沼交通は、新函館北斗駅より北にある大沼公園と函館空港をつなぐシャトルバスを運行しており、こちらは1日3往復していますが、新函館北斗駅前には停車しないため、路線バスで七飯役場通バス停で行くか、JR函館本線で大中山駅まで出てバスに乗る必要があり、1時間以上かかってしまいます。
それであればJR快速はこだてライナーで16分のJR函館駅まで出てから、函館空港まで20分の直通シャトルバスに乗ったほうが、バス運行本数も多く便利です。

函館空港へ貸切バスで行こう

函館空港へ10人以上で移動される場合は、貸切バスのご利用がおすすめです。
公共交通機関、レンタカー、乗り合いツアーバスと比べて、貸切バスにはこんなメリットがあります。

乗り換えなしで現地までラクラク移動

貸切バス利用のメリット1

目的地までの移動に公共交通機関を利用すると、電車やバスの乗り換えをして現地までは徒歩移動ということも多いですよね。旅行の大きな荷物を持ちながらの移動や、グループでの大人数の移動では目的地に着くまでに疲れてクタクタになりかねません。
貸切バスであれば、指定の集合場所から目的地の駐車場まで最短ルートで一気に移動することができます。もちろん移動の途中に寄りたい場所があれば経由地設定もできますよ。

運転はプロドライバーに任せて安心

貸切バス利用のメリット2

貸切バスは運転手付きのバスをチャーターできるので、レンタカーと違って運転はすべてプロドライバーに任せることができます。これなら知らない土地や慣れない道でも安心ですね。
グループに運転を担当する人がいなければ、気兼ねなくみんなでお酒を飲んだり食事をしたりできますし、帰り道で疲れたら眠って休みながら移動することができますよ。

ビジネス用途など使い方は自由

貸切バス利用のメリット3

貸切バスは1台のバスを丸ごとチャーターするので、用途に合わせた様々な使い方ができます。
ビジネスであれば取引先の方々を車内で接待しながら送迎したり、社員研修を兼ねてバス車内でミーティングやレクリエーションをしたり、自社のイベントや企画に招待したお客様に映像を見ていただきながら送迎したり、移動時間を有効利用できますよ。

函館空港の周辺情報

函館空港へのアクセスに役立つ、駐車場・グルメ・観光スポットの情報をご案内いたします。

函館空港周辺の駐車場情報

函館空港駐車場
【住所】函館空港国内線ターミナル直結
【営業時間】00:00~24:00
 ※有人対応は7:45~20:30
【収容台数】803台
【普通車料金】800円(24時間最大)
 ※1時間毎150円(2時間以内は割引あり)
【大型車料金】2,400円(24時間最大)
 ※1時間毎450円(2時間以内は割引あり)

※長期駐車時の料金設定あり
函館空港団体バスプール
【住所】函館空港国際線入口前
【営業時間】7:45~19:30
【大型車料金】無料

函館空港周辺のグルメ情報

きくよ食堂
北海道・函館といえば新鮮な海の幸!ウニ・イクラ・ホタテがたっぷり乗った海鮮丼や、イカソーメンを食べるなら「きくよ食堂」がおすすめです。海鮮だけでなく”ごはん”にもこだわっていて、北海道限定の特A米「ふっくりんこ」を炭炊き蒸し釜戸で炊き上げています。
1956年に函館朝市の小さなカウンター店舗からはじまった老舗店で、現在は本店40席と支店60席の店舗となりました。朝市なので早朝5時から営業していますがラストオーダーは13時半ですのでご注意ください。
ベイエリアの店舗は100席の広さで、ランチタイム・ディナータイムの営業をしています。サッポロビールや本格焼酎(しそ鍛高譚・礼文島こんぶ・じゃがいもインカの目覚め)も取り揃えられていますよ。
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函館麺厨房あじさい
函館の塩というと魚介系のイメージが強いですが、実は中華料理の豚骨の透き通った清湯スープです。港町であった函館には華僑の味が早くから伝わっており、そもそもラーメンの発祥が1884年函館「養和軒」の”南京そば”だったという説もあるほど歴史があります。
そんな函館塩ラーメンでおすすめなのは「函館麺厨房あじさい」です。現在あじさいは五稜郭の本店からベイエリア・JR函館・新千歳空港・札幌ラーメン共和国とチェーン展開しているので新進気鋭店のように見えますが、実は1930年創業の老舗なのです。函館最古のラーメン店と言われていた1929年創業の「エビス軒」が閉店してしまったので、現存店ではあじさいが最古なのかもしれません。
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ラッキーピエロ
全国ご当地バーガーグランプリで1位になったことのある「ラッキーピエロ」は、”ラッピ”の愛称で親しまれる函館のローカルチェーン店です。函館名物として人気No.1なのは「チャイニーズチキンバーガー」。ファーストフード店ではなくレストランスタイルで、注文を受けてから作り店内もゆっくり寛げます。ハンバーガー以外にもカレーやオムライス、シルクソフトクリームやオリジナルドリンク”ラッキーガラナ”などがありますよ。
函館市内を中心に17店舗と、主要観光名所のそばには必ずと言っていいほどお店がありますのでぜひ立ち寄ってみてください。それぞれの店舗にはテーマがあり、遊園地やテーマパークのように楽しいレストランです。
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函館空港周辺の観光スポット情報

五稜郭公園
函館市街地の中心にある星型の城郭「五稜郭」は桜の名所として知られており、1,500本を越える桜の木が咲き誇る春がおすすめの観光スポットです。
中央に建つ五稜郭タワー展望台からは、五稜郭や函館市街地だけでなく函館山や津軽海峡まで見渡すことができますよ。五稜郭タワー内には函館カレーのレストラン五島軒や、イタリアンジェラートのミルキッシモが入っていますよ。また公園敷地内にはバターサンドで有名な六花亭のカフェがありますので、賞味期限が2時間というイートインの人気スイーツ「雪こんチーズ」をぜひ食べてみてください。
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函館山展望台
函館ベイエリアにある標高334mの函館山。山頂の展望台からは、麓に立ち並ぶ函館ハリストス正教会をはじめとする教会群や洋館などの街並みだけでなく、津軽半島や下北半島まで見渡すことができます。夜景も見事で、昔から日本三大夜景に選ばれているだけでなく、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも”わざわざ旅行する価値がある”を意味する三つ星認定を受けています。函館湾の形がくっきりわかる写真も有名ですね。
山頂展望台には「レストラン ジェノバ」や「ティーラウンジレガート」があり、ゆっくり食事やお茶をしながら眺望を楽しむことができます。
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金森赤レンガ倉庫
函館湾のベイエリアの観光名所「金森赤レンガ倉庫」は、明治時代に開業した金森洋物店の倉庫群を活かした観光複合施設です。赤レンガのレトロな街並み全体が北海道遺産に選定され、重要伝統的建造物群保存地区にもなっています。
建物は、チャペルやカフェ・雑貨店などが入った「BAYはこだて」、ファッション・アクセサリー店などが入った「金森洋物館」、明治時代にできた函館ビアホールを再現した「函館ヒストリープラザ」、コンサート・イベントなどで利用される「金森ホール」の4つに分かれています。
函館観光の際にはお土産購入も兼ねて周辺を散策してみてください。
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