初めての北海道旅行におすすめ函館から小樽のご当地グルメ旅
オーストラリアと同じぐらいの大きさの北海道。日本の都道府県と比べると15県ぐらいの面積がすっぽり収まるほどです。そのため北海道旅行と言っても、どの地方に行くかで全く違う楽しみ方ができます。
とはいえ気候は本州の温暖湿潤気候に比べると、北海道は全域が亜寒帯気候のためどこも湿気が少なく夏でも過ごしやすいのが特徴です。爽やかで壮大な夏の北海道を楽しむのか、厳しい寒さで自然のダイナミックさを感じる冬の北海道を楽しむのかは迷うところですよね。今回は貸切バス専門のバス旅ねっとが北海道旅行が初めてという方にもおすすめのエリアとして、比較的温暖な気候の道南を中心をしたモデルコースをご紹介します。
このコースでは函館空港から函館と小樽をまわり新千歳空港までの1泊2日でご紹介していますが、各スポットには見どころが満載ですのでゆっくり時間をかけて2泊・3泊してもいいかもしれません。
貸切バスですと駅やバス停の場所を気にせず、好きな目的地や経由地でコースを決めることができますので、北海道を存分にお楽しみいただけますよ。また貸切バスはぐるっと一筆書きのコースの方が走行距離に無駄がなく料金を抑えることができますが、自分たちの移動時間を少なくすることを優先して今回のようなスタートとゴールが違うコースを組むことも可能です。
北海道の見どころ観光スポット
-
1日目午前
五稜郭公園
函館戦争で榎本武揚や土方歳三らが率いる旧幕府軍の最後の砦となった星型の城郭「五稜郭」は現在公園として一般公開され、桜を中心に四季折々の自然を感じられる人気観光地となっています。
2006年に2代目としてオープンした五稜郭タワーの展望台からは、足元の五稜郭だけでなく函館山や津軽海峡まで見渡すことができますよ。
敷地内にはバターサンドで有名な六花亭があり大きな窓から景色を楽しみながら店内飲食できます。お土産の購入もお忘れなく。ランチは五稜郭周辺で頂きましょう。活イカやウニなどの海鮮を楽しむのも王道ですが、函館のご当地ハンバーガー「ラッキーピエロ」もおすすめです。お腹に余裕があればテイクアウトして移動中にバス車内で食べてもいいかもしれません。 -
1日目午後
洞爺湖
約11万年前に起きた巨大噴火の跡にできたカルデラ湖である洞爺湖。西側にあるサイロ展望台に登って洞爺湖と羊蹄山を見渡しましょう。ここからヘリコプター遊覧もできます。そして洞爺湖の南側には洞爺湖ビジターセンター・科学博物館があり、洞爺湖汽船桟橋からは遊覧船に乗ることができますよ。洞爺湖の中央には中島が浮かんでおり、4月下旬から10月末までの夏季期間のみ遊覧船で上陸できます。島には湖の森博物館という施設もあるので上陸したらお立ち寄りください。さらに夏季期間はレイクトーヤランチでの乗馬体験もおすすめです。この期間の夜には「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催されています。花火を見たい場合は宿泊を洞爺湖温泉にしてもいいですね。
また洞爺湖の周囲には「とうや湖ぐるっと彫刻公園」として彫刻アート作品が配置されています。全部見るのは難しいかもしれませんが、観光ポイントの合間にチェックしてみてください。 -
宿泊
登別温泉
北海道の温泉といえば登別温泉が有名ですね。世界的にも珍しい9つの泉質(硫黄泉、食塩泉、明ばん泉、芒硝泉、緑ばん泉、鉄泉、酸性泉、重曹泉、ラジウム泉)が湧く温泉地であることから「温泉のデパート」と呼ばれています。日帰り利用できる温泉施設も多いので外湯めぐりもおすすめです。
登別は温泉街としても楽しめるポイントがたくさんありますので、ここだけで1日かけてゆっくり観光してもいいですね。登別最大の源泉「登別地獄谷」にひょうたん型の「大湯沼」から温泉街を歩いて鬼のオブジェを探してみてください。登別ロープウェイで山頂まで行くと「のぼりべつクマ牧場」もありますよ。 -
2日目午前
羊蹄山
洞爺湖からも見えた羊蹄山は、その姿が富士山に似ていることから「蝦夷富士」と呼ばれています。羊蹄山は登山をすることもできますが、バスで周囲のビュースポットや観光スポットを巡りましょう。
ここでは羊蹄山の南側をまわるルートをおすすめします。まずは登山口のそばにある「羊蹄山の湧き水」です。羊蹄山が育んだ湧き水を汲み上げることができますので空のペットボトルを用意して持ち帰りましょう。「真狩豆腐工房 湧水の里」ではこの名水でつくられた豆腐やスイーツが販売されていますので要チェックです。続いては冬季を除いてダチョウが放牧されている「有島ダチョウ牧場」です。羊蹄山をバックに愛らしいダチョウの写真を撮りましょう。最後は「ニセコ高橋牧場」です。ニセコミルク工房&レストラン「PRATIVO」で、新鮮ミルクのスイーツからだけでなく地元野菜を楽しめるビュッフェスタイルランチを頂いてもいですね。 -
2日目午後
小樽運河
ノスタルジックなレンガ造りの建物が立ち並ぶ小樽運河。「運河散策路」を歩くのも良し「小樽運河クルーズ」に乗るも良し。人力車もありますよ。夕暮れ時にはガス灯がともり、石造りの倉庫群もライトアップされますので、帰りのフライトの時間が許す限り、浅草橋街園から中央橋街園、北運河までゆっくり散策しましょう。
早めの夕食は地ビールの小樽ビールの製造元が運営するビアパブ「小樽ビール・小樽倉庫No.1」へ。店内にはビールの仕込み釜があり醸造所見学ができます。地元の食材を使った料理とともに小樽ビールを堪能し、旅の思い出に浸りましょう。チーズケーキで有名なルタオ本店も近くにありますので、お土産の購入もお忘れなく。