【初心者必見】マイクロバスの特徴とよくある疑問をまとめて解説!

貸切マイクロバス外観

マイクロバスといえば、ホテルや旅館などの宿泊施設、駅やゴルフ場などの施設の送迎車としてよく見かけますよね。1度は乗ったことがあるという方も多いのではないでしょうか?
しかしマイクロバスは施設定期契約だけでなく、個人や法人が数時間から気軽に借りることができ、さまざまな利用シーンで活躍している移動方法です。今回はそんなマイクロバスの特徴や気になる疑問を、貸切バス手配サービスのバス旅ねっとが詳しく解説いたします。

マイクロバスとは?

貸切マイクロバス外観

マイクロバスとは、3種類の貸切バス料金区分のうち最も安い「小型車」に分類されるバス種類です。有料道路の区分としては「中型車」に分類されています。同じグループ位置付けられるのは、10人乗り前後のミニバスですが、マイクロバスの多くは27人乗りのため、定員数だけでいうと1つ上の中型バスとほぼ同じです。

定員数が中型バスと同等なのになぜ安い区分に分類されているかというと、中型バスが長距離でも快適な観光バス仕様であるのに対し、マイクロバスは観光設備の無い送迎バス仕様であるためです。コンパクトな車両の造りは長時間乗車には不向きですが、小回りが利くため住宅街や市街地を走行する冠婚葬祭や視察のような近距離送迎が得意です。また観光中心地の周遊や日帰り旅行など、荷物の少ない手軽な観光では問題なく移動できるでしょう。マイクロバスは「できるだけチャーター費用を抑えたい」という方におすすめのリーズナブルでお得な車両です。

マイクロバスの特徴
乗車人数正座席15~21席
補助席5~6席
合計20~27席
バスの大きさ長さ約6~7m
高さ約2.1m
横幅約2.6m
重量約4~6t(総重量 約6~8t)
荷物の積載量観音開き式後方荷室(スーツケース10個程度)
設備DVD/CD/マイク/冷蔵庫/ETC
オプションバスガイド/通訳ガイド/リフト付
貸切バス料金区分小型車
有料道路区分中型車
1日あたりの料金目安60,000~200,000円
1人あたりの料金目安4,000~13,400円(15名乗車時)

マイクロバスの定員は何人まで?

マイクロバスで最も多いのは27人乗りですが、メーカーや保有している会社によってレイアウトは様々なため、24人乗りや20人乗りの車両もあり、車両後方のトランクルーム有無もまちまちです。マイクロバスを借りる時は、乗車人数が最大で何人になる予定なのかをしっかり把握しておきましょう。

マイクロバスの車両はコンパクトなので、観光バスのような4列シートではなく、運転席側に2列・入口側に1列の座席レイアウトとなっています。またマイクロバスの定員数は補助席も含めた数のため、MAXまで座席を使用するとかなり窮屈です。正座席だけの利用を想定すると20名程度が望ましく、トランクルームが無いので荷物がある場合は10名程度で利用されるケースも多くあります。

27人乗りマイクロバスの座席表
マイクロバス座席表/定員27名(正席21+補6)
20人乗りマイクロバスの座席表
マイクロバス座席表/定員20人(正席15+補5)

マイクロバスの座り心地は?

大型バスなどの観光バス仕様に比べ、マイクロバスの送迎バス仕様の座席シートはかなり簡素です。基本的にリクライニングは付いておらず、足を伸ばせるほどの座席間隔は無いため、長時間・長距離移動には向いていません。

近距離送迎や途中で乗降が多い周遊観光などでは座り心地はそれほど気にならず、乗り降りがしやすいため使い勝手が良いでしょう。またリッチな革シートやリクライニングの付いたVIP仕様の車両もあるので、コンパクトで乗り心地も重視したい場合は検討してみましょう。

貸切マイクロバスの座席シート
貸切マイクロバスの座席シート間隔
貸切マイクロバスの座席シート背面

マイクロバスにはどんな設備が付いているの?

マイクロバスは送迎仕様のため、大型バスや中型バスのような観光設備は備わっていません。カラオケやテレビ、サロンレイアウトなどが必要な場合は、中型バスの利用を検討しましょう。なお観光バス仕様でマイクロバスと同じ料金区分となる小型バスも存在しますが、製造終了により保有しているバス会社が少ないため借りることは難しいでしょう。

またマイクロバスでも、冷蔵庫・テレビ・CD/DVD・マイク・荷物スペースなどが付いている車両、VIP車両・リフト付き福祉車両・ロケバス仕様車など特殊なマイクロバスもありますので、必要な設備がある場合は、バス会社に直接問い合わせるのではなく、バス旅ねっとのように提携バス会社の中から要望にマッチしたバスを手配するタイプのサービスに相談してみましょう。

貸切マイクロバスのオプション冷蔵庫
貸切マイクロバスのVIP仕様レイアウト

マイクロバスに荷物は積めるのか?

マイクロバスには基本的にトランクルームはありませんが、車両後方に荷物スペースを設けている車両もあります。種類は大きく分けて、観音開きタイプと荷室タイプの2つです。

観音開きタイプ

1番後ろの座席1列分が丸々トランクスペースとなっているのが、観音開きタイプの車両です。大きめのスーツケースでも2段に積めば10個ほど入りますが、移動中の振動で倒れる可能性がありますので、無理のない程度にしておきましょう。

ゴルフバッグも上に積み上げる形になりますが、バッグの重さは1個10kg前後するため、5~6個ほどしか積載できないでしょう。スキー・スノボ道具は長さがあるのでさらに難しく数個しか入りません。

貸切マイクロバスの積荷スペース観音開き
貸切マイクロバス後部荷物スペース

小さな荷室タイプ

座席数はそのままで、1番後ろの座席下部を荷物スペースとしたものが、荷室タイプの車両です。スーツケースやゴルフバッグなど大きいものは基本的に入りませんが、リュックサック10~15個程度の容量があります。

マイクロバスの後方ラゲッジスペース
貸切マイクロバスの積荷ルーム

荷物が積みきれない場合

さてマイクロバスのトランクの容量を紹介しましたが、問題は「積みきれない時にどうするか?」ではないでしょうか。荷物が多くて積みきれない時の対処法を3つ紹介します。

①トランクのある中型バスに変更する
当日になって「荷物が入りきらない。」ということがあっては大変です。荷物が多くなりそうな時は、予め貫通式の大容量トランクがある中型バスを確保しておくのが1番安心です。

②荷物車を用意
入りきらない荷物用にバンやトラックをレンタルしたり、マイカーを持ち寄るのも1つの手段です。ただしその車を運転する人が必要になってしまうのが欠点です。

③座席や荷物棚を活用する
空席がある場合は座席に荷物を置くのがおすすめです。座席上部の荷物棚は片側のみがほとんどです。両側に付いている車両やそもそも荷物棚が無い車両もありますので、荷物棚を使用したい場合は事前に確認しておきましょう。

マイクロバスの料金相場

マイクロバスの特徴を分かったところで次に知りたいのが、「料金相場はどれくらいか?」ではないでしょうか。貸切バスの利用料金は、バスの走行距離と拘束時間によって算出され、利用エリアや時期による変動もありますので、実際の利用内容を入力して見積依頼をするのが一番です。ざっくりしたスケジュールでもおおまかな概算見積を依頼することもできますが、変更の度に料金は変わりますのでご注意ください。

※価格はすべて税別 1月 2月 3月
平日 ¥66,000~ ¥66,000~ ¥66,000~
土日祝日 ¥68,000~ ¥68,000~ ¥68,000~

マイクロバスの利用シーン

マイクロバスは単純な送迎だけでなく、日帰り観光や1泊2日旅行にも利用されていますが、実際貸切バスを使おうと思った際は「どんな利用用途でも良いのか?」「短距離、短時間でも良いのか?」など疑問が生じることでしょう。ここではそんな疑問の参考となるマイクロバスで人気の利用シーンをご紹介します。

個人でのマイクロバス利用シーン

小回りが利くマイクロバスでは少人数グループの観光に最適です。また道幅が狭いルートに適しているため、温泉街や観光地・住宅街・山道などで重宝します。さらに登山のように行きと帰りで場所が異なる際にも、バスが先回りしてお迎えすることもできますよ。

法人で人気の利用シーン

マイクロバスのサイズは、部署単位など少人数グループでの社員旅行や、視察や研修など複数箇所を巡るルートで特に便利です。またTV番組などのロケ撮影や移動車、取引先を迎える空港送迎やホテル送迎、イベントへの来場者を最寄駅から往復させるピストン送迎など、様々な利用方法があります。

学生・学校で人気の利用シーン

マイクロバスはリーズナブルなため、学生さんの卒業旅行やゼミ・サークル旅行に人気です。また試合遠征や応援チームの送迎などでも利用しやすいでしょう。

マイクロバスはレンタル利用もできる?

マイクロバスは運転手付きでチャーターできるだけでなく、レンタカーとしても利用可能です。ただし必要な免許は「中型免許(8t限定なし)」もしくは「大型免許」です。(中型免許の8t限定を解除すると、車輌総重量5t~11t未満、最大積載量3t~6.5t未満、乗車定員11人~29人以下で利用が可能です。)

グループ内に中型免許を持っている人がいて、できるだけ料金を抑えるならレンタルのほうが良いかもしれません。ですがたくさんの人数を乗せるならプロドライバーに任せるほうが安心ですし、みんなでお酒を飲むこともできるので、貸切バスでの利用がおすすめですよ。

マイクロバス貸切

  • 運転手付きなので安心して移動ができる
  • バスの受け取りや返却が不要
  • 希望する場所に迎えに来てくれる
  • 燃料費も込みで借りられるので必要金額が分かりやすい

マイクロバスレンタル

  • 免許を持っていてマイクロバスを運転できる人が必要
  • 慣れない道を運転するのは少し不安
  • 長時間レンタルするなら貸切バスよりもお得
  • あらかじめ行程を考えなくても良い

マイクロバスの特徴まとめ

貸切バスの中でリーズナルなマイクロバスをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。すでに貸切バスを探している方、これから団体での移動を企画される方、どんなものなのか知っておきたかった方、みなさまの参考になれば幸いです。

実際の利用シーンの中でどんなバス車種が適しているかは「人数や荷物の量」「1人あたりの交通費予算」「行程ルート」などによって様々です。バス旅ねっとは全国対応の貸切バス専門の手配会社として、みなさまにお悩みを解決に導きます。希少な車両も含め、貸切バスの手配力には自信がありますので、貸切バスに関するご相談お見積りはバス旅ねっとにご依頼ください。

\全国の貸切バスを手配します/まずは60秒カンタン見積りから

    ご利用目的を選択
    ご利用期間を選択

    発着地を選択

    ご利用団体区分を選択

    バス旅ねっとがどこよりも利用される理由

    バス旅ねっとが選ばれる理由は、お客様の貸切バス旅行計画成功のためのサポート力です。 530万人のお客様にご乗車いただいた実績を元に、観光地の提案やお宿・お食事の手配などを含めたお客様の目的に最も適したバスをご案内します。

    • 貸切バス特化の全国見積システム

      大手から中小まで全国3,019のバス会社を網羅し、条件や価格をデータベース化。 料金が安くなるよう出発地域に近い地元の複数のバス会社を選定し見積取得し、複数の見積から最も条件の良い見積だけをお客様にご案内します。

    • スペシャリストによる独自の専門チーム体制

      利用目的と都道府県ごとのスペシャリスト専門チーム体制とデータベースの活用で、都道府県と利用目的ごとに最適なバス会社を提案します。 予約以降のサポート体制も充実、最適な行程を作成し、安心して出発当日を迎えられます。

    • 万が一にも安心の補償

      バス旅ねっとは全てのお客様に無料で補償をいたします。 事故によるケガや入院等の治療費を補償するだけでなく、バスが故障した場合は代わりの交通手段を手配してお客様のスケジュールも守ります。また、有料でより手厚い補償もご用意しております。

    • 独自で設定した安全基準

      安全対策やドライバーの労務管理計画、教育など様々なバス会社の情報をデータベース化して独自の評価基準をクリアしたバス会社を手配しております。 安全への取り組みを日本バス協会に認められたバス会社とのネットワークも日本全国で構築していています。


    お知らせ一覧

    お知らせをもっと見る
    【初心者必見】マイクロバスの特徴とよくある疑問をまとめて解説! ページ上部に戻る