団体での移動に便利な貸切バスには無料で使える設備が盛りだくさん。
レジャーで楽しみながら移動したい方や、ビジネスで移動時間を有効に活用したい方、それは貸切バスの設備を使用することで実現可能です!
それでは貸切バスにはどのような設備があるのか解説するので見ていきましょう。
Contents
貸切バスの設備を紹介
貸切バスの設備について紹介していきます。
今回紹介する設備は貸切バスに元から備わっている標準設備となり、全て無料で使用することができます。
貸切バスのトイレ付きやリフト付きの車輌はオプションとなるため、追加料金が発生する場合があります。貸切バスに付けられるオプションや料金については下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
快適な車内環境を支える設備

貸切バスで快適に過ごせる設備は下の3つになります。
- リクライニング
- 冷蔵庫
- 湯沸かしポット
座席はリクライニング付きなので長時間の乗車でも快適に移動することができ、好きな角度に倒して眠ることもできます。
また、冷蔵庫や湯沸かしポットもあるので季節に合わせて冷たい飲みものや温かい飲みものを飲むこともできます。
座り心地の良い座席で好きな飲みものを楽しみ移動すると良いでしょう。
移動中も盛り上がれる設備

ただ移動するだけが貸切バスではありません。移動中も楽しむことができるのが貸切バスの魅力的なポイントの1つです。車内で楽しめる娯楽設備は下の2つがあります。
- ビンゴゲーム
- カラオケ
事前に景品を準備してビンゴ大会をしたりチームを分けて紅白歌合戦のようにカラオケ大会を開くのも良いでしょう。
さまざまな場面で便利な設備

これまで紹介した設備だけでなく下のような5つの設備もあります。
- テレビ
- CD/DVD
- マイク
- ETC機能
- トランク
車内にはテレビが付いており、バス会社にDVDやCDを借りてアニメを観たり音楽を聴くことができます。小さい子どもが乗車する時に移動時間を退屈させないよう、活用すると良いでしょう。
マイクは車内でレクリエーションをする時のルール説明、研修や視察での利用なら現地のスケジュール確認や視察先の情報共有を行う際に後ろの席まで声が届くので便利ですよ。
貸切バスは有料道路や高速道路を利用した場合の通行料金はドライバーへ当日支払うことになります。当日の支払いが面倒な場合や接待での利用の際にはETCカードがオススメです。
乗車時にドライバーへETCカードを渡せば自動的に支払えるので、ETC機能を活用する団体も多いです。
荷物が多い時はトランク付きの貸切バスがオススメです。
公共交通機関だと荷物を持ち運ぶ手間がありますが、貸切バスなら荷物はトランクへ積み込むため楽に移動することができます。
これまで紹介した各設備については次の章で詳しく解説します。
各設備について詳しく解説
トランク
貸切バスのトランクの容量は車種によって異なります。
車種別に積める荷物の目安を下の表で簡単にまとめているので確認しておきましょう。

※積める荷物の量はあくまでも目安なので、詳しく知りたい方はバス会社へ確認しましょう。
大きな荷物がたくさんある場合トランクに積みきれないことがあるので、事前にバス会社と入念な打ち合わせをしておきましょう。
下の記事ではトランクの容量だけでなく、使用する際の注意点や荷物が積みきれない時の対処方法などを解説しているので参考にしてくださいね。



リクライニング
リクライニング付きの座席なら座り心地が良いので、長距離でも体への負担無く楽に移動できます。
新幹線や高速バスだといろんな人が利用するため、座席を倒す場合は後ろの乗客に声をかけるのがマナーですよね。また、許可をもらったとしても気を遣ってあまり角度を変えられないという方もいるのではないでしょうか。
しかし貸切バスは自分たちのだけの空間なので、気を遣わず座席を倒すことができます。


冷蔵庫
貸切バスの冷蔵庫は最前列の左側に設置されている車輌が多く、容量はバス車種によって異なります。
小型バスで350mlの缶ビールが24本程度、大体1ケース分を冷やすことができます。
中型バスと大型バスの場合、冷蔵庫の容量は350mlの缶ビールで40本程度になります。
また、冷凍機能は無いためアイスなどは凍らせません。
冷蔵庫は飲みものだけでパンパンになってしまうことがあるので、BBQやお花見などで食料品がある場合は、クーラーボックスを準備しておきましょう。


湯沸かしポット
貸切バスには湯沸かしポットもあるので、冷たい飲み物だけでなく温かい飲みものも飲むことができます。
冬の観光やスキーやスノボーでの利用にピッタリです。車内で宴会をする際は水割りだけでなく、お湯割りも楽しめるのでお酒のレパートリーが増えてお酒好きには嬉しい設備ではないでしょうか。
お茶パックやインスタントコーヒー、インスタントスープを用意しておけばいつでも好きな時に好みの飲みものを楽しめるのでとても便利です。

テレビ(モニター)
貸切バスのテレビ(モニター)は前席用と後席用がある2台付きの車輌や1台だけの車輌もあります。
また、テレビ(モニター)の大きさはバス会社が保有している車輌により異なるため詳しく知りたい方は事前に確認しておきましょう。
テレビ(モニター)があれば、研修先への移動中に資料を映したり研修に関するDVDを流すなど会議室のような使い方もできるのでオススメです。
近年、貸切バスに備わっているテレビは地デジに対応している車輌が多いです。
しかし小型バスは10年ほど前に製造が終了しているため、中には地デジに対応していないことが多いです。
車内で地上波を見たい場合はバス会社に問い合わせてみましょう。


CD/DVD(ビデオ)
貸切バスには皆さんご存じのCD/DVD(ビデオ)機能があります。遠足などで1度は利用したことがあるのではないでしょうか。
実はこの機能には利用する時の注意点があります。それは、皆さんが購入した市販の作品やレンタルした作品は著作権により、車内で流すことができないということです。
しかし、バス会社が用意しているものなら車内で見ることができます。
その理由は、業務用として購入しており著作権の法律をクリアしているためです。
移動中に映画やアニメを観たい場合は、どのような作品があるのかバス会社に聞いてみましょう。
そのほかに、皆さんが個人的に作成した映像などであれば車内で流すことができます。
その場合DVDやビデオの保存方法によってはバスの再生機器では、対応できず再生できないことがあるので注意しておきましょう。
万が一、車内で皆さんが購入した作品を見ていることが著作権管理団体などに発覚した場合バス会社側が責任を負い、著作権料の支払いなどを課されることもあるので気を付けましょう。

マイク
貸切バスのマイクは運転席の近くにあるマイクと、バス車内の天井付近に接続して使用する有線式のマイクの2種類があります。
運転席近くのマイクは通常とは異なり、ガイドがよく使っているガイドマイクになります。
車内前方で使用したい場合は、このタイプのマイクを使用します。
接続などをする必要が無いのでスムーズに使用することができます。
有線式のマイクはカラオケのマイクのような通常タイプになります。
有線式のマイクを使う場合は移動中に車内で立ち上がって接続するのは危険なので出発前に準備しておくか、乗車後すぐ使用できるようにバス会社に準備してもらうと良いでしょう。
また、マイクの接続場所は車内前方、中央、後方の3箇所となります。
複数本マイクを使用したい場合は、何本使用が可能なのかバス会社へ確認しておきましょう。
近年では無線式のマイクを導入しているバス会社もあります。無線式マイクの車輌を利用できるとラッキーですね。

カラオケ
貸切バスでカラオケを使用する場合、テレビ(モニター)が起動しカラオケ画面に切り替わり、マイクを接続して準備完了です。
一般的なカラオケ店のようにパッドで曲を検索して予約するタイプもありますが、カラオケ本から曲を見つけて曲番号をリモコンで入力するタイプが主流となっているようです。
貸切バスに搭載されているカラオケは古い機種が多く、最新の曲が歌えないことがあります。
しかし、メジャーな曲なら比較的たくさんあるので、みんなが知っている曲を歌って移動中も盛り上がりましょう!
中には、最新の機種を搭載しているバス会社もあるのでカラオケをしたい場合は古い機種なのか最新の機種なのか事前に確認しておくことをオススメします。
座席によってはテレビ(モニター)が見えにくい場合があります。
そんな時はスマホで歌詞を検索したり、歌詞を丸暗記してどこまで歌えるか挑戦してみてはいかがでしょうか。いろんな工夫をして車内でのカラオケを存分に楽しみましょう!

ビンゴゲーム
貸切バスはカラオケだけでなく、ビンゴ大会を楽しむことができます。
貸切バスでビンゴゲームをする場合、テレビ(モニター)に数字が出るので該当するビンゴカードの数字を開けていきます。使用方法は出発前にドライバーに聞いておきましょう。
ビンゴカードと景品は皆さんで準備しなければなりません。
ビンゴカードは100円ショップで簡単に安く手に入るのでオススメです。
景品は豪華なほどビンゴ大会が盛り上がること間違いなしです!
ETC機能
貸切バスのETCカードは、バス専用のカードを使用しているわけではありません。
皆さんが普段使用しているETCカードも貸切バスで利用できます。
ETCカードを持ち込めば、高速道路や有料道路料金を簡単に支払えます。
また、ETCカードを持ち込むことによって割引が効き、通常料金よりも安くなる場合があるので一石二鳥です。
基本的に持ち込んでも良いのですが、中には断られるケースもあるので事前確認は怠らないよう注意しておきましょう。
車種別に設備の有無を解説
貸切バスは車種ごとに備わっている設備が異なります。
それでは、各車種にどんな設備が付いているのか順番に解説していきます。
観光仕様のバス<大型バス/中型バス/小型バス>
観光仕様のバスは大型バス、中型バス、小型バスとなります。
これらのバス車種は、観光や旅行だけでなく空港送迎、研修、視察などでもよく利用されています。さまざまな利用目的に対応できる設備が豊富な車輌です。
下の表で備わっている設備をまとめているので確認しておきましょう。

※△の設備についてはバス会社が所有している車輌によって異なるので使用したい場合は確認が必要です。
送迎仕様のバス<マイクロバス/ミニバス>
送迎仕様のバスはマイクロバス、ミニバスとなります。
送迎仕様のバスは、冠婚葬祭などの短距離や中距離の送迎に最適な車輌です。
シンプルな送迎に特化した車輌になるため観光仕様のバスほど設備は豊富ではありません。
送迎仕様のバスの設備についても下の表でまとめています。

※△の設備についてはバス会社が保有している車輌によって異なるので使用したい場合は確認が必要です。
設備一覧
下の表で各設備についてまとめているので参考にしてください。

まとめ
今回は貸切バスの設備について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
車内でより快適に過ごしたり、楽しんで移動するなら送迎仕様のバスではなく、設備が豊富な観光仕様のバスがオススメです。
さらに今回紹介した設備全てを無料で利用できるという点も貸切バスの魅力の1つではないでしょうか。
皆さんの利用目的に合わせてさまざまな設備を活用し、貸切バスを存分に楽しんでもらえると嬉しいです。
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希少な設備やオプションの対応車両については手配が難しい場合がございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。まずはお見積りフォームよりご要望をお聞かせくださいませ。