長崎県の貸切バスモデルコース

九州の名物秋祭り「長崎くんち」と島原半島をめぐる異国情緒たっぷりのモデルコース

九州の名物秋祭り「長崎くんち」

九州北部で行われる伝統的な秋祭り『くんち(おくんち)』。各地域の神社で小さな『郷(さと)くんち』が行われていますが、『三大くんち』と称されるのは、福岡県の博多おくんち・佐賀県の唐津くんち・長崎県の長崎くんちです。中でも最も歴史が長く有名なのは「長崎くんち」で、太夫町(当時)の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことを起源とする諏訪神社の秋季大祭として1634年から続いており、現在でも20~30万人の観光客が訪れています。

開催期間は毎年10月7日から9日までの3日間で、諏訪神社の氏子にあたる長崎市内の各町が工夫を凝らした「奉納踊」が踊場(諏訪神社・お旅所・八坂神社・中央公園)で披露されますが、観覧は有料の事前予約制になっています。「奉納踊」は長崎市内の各町が当番制で奉納しており、毎年「踊町」が変わります。演目は踊り・曳物・担ぎ物・通り物の4つに分けられています。大人数で龍を担ぐ大迫力で人気の「龍踊り(じゃおどり)」は2023年の演目予定の中にはありませんが、2024~2026年の演目にはラインナップされていますよ。詳しくは公式サイトをチェックしましょう。有料の観覧席はなかなかチケットが取りにくいですが、庭先回りや笠鉾パレードは街中で観覧することができますので、この時期に合わせて長崎観光はいかがでしょうか?

開催場所はJR長崎駅の東側のエリアなので、平和祈念像・長崎原爆資料館から長崎新地中華街やグラバー園まで色々観光できそうですね。せっかく長崎県まで行くのであれば、北の佐世保市や東の島原市なども一緒にめぐりたいものです。電車や徒歩での移動はなかなか骨が折れますが、貸切バスであれば目的地や経由地を指定すればあとは乗っているだけでラクラク移動できますよ。

今回のモデルコースでは、東京や大阪から飛行機で長崎空港にアクセスすることを想定し、長崎空港から長崎市中心部に移動して長崎くんちと長崎新地中華街を楽しんだあとに、島原半島に移動して雲仙温泉や島原城を観光するルートをご紹介します。長崎くんちの開催時期には、周辺の貸切バスや宿の混雑が予想されますので、お早めの計画がおすすめです。

貸切バスで行く長崎県おすすめ観光コース

長崎空港~長崎新地中華街~長崎くんち(庭先回り・傘鉾パレード)~雲仙温泉~島原城~道の駅 長崎街道鈴田峠~長崎空港

長崎県の見どころ観光スポット

  • 長崎県の「長崎新地中華街」
    1日目午前

    長崎新地中華街

    長崎駅の南のエリアには、日本三大中華街の1つである「長崎新地中華街」があります。横浜中華街や神戸南京町よりも規模は小さいものの、東西南北にのびた約250mの十字路には中華料理店を中心とした約40店舗が並んでおり、楽しく散策できますよ。長崎ちゃんぽんや皿うどんは、中華料理店から生まれた長崎名物。どのお店でも食べることができますが、特に「江山楼」「会楽園」「京華園」が有名です。お祭りの前に腹ごしらえをしておきましょう。

  • 長崎くんちの「御座船」
    1日目午後

    長崎くんち(庭先回り・傘鉾パレード)

    長崎くんち前日の10月7日13時に、諏訪神社を出発してお旅所まで向かう「お下り」が始まります。そのまま続けて市役所通りで傘鉾パレードを見ることができますよ。傘鉾パレードは各踊町が100kg以上ある巨大な傘鉾を担ぎ上げてパレードを行う行事で、傘鉾が一斉に回る力強い様子を見るために多くの見物客が沿道に訪れます。後日の10月9日13時にはお旅所から諏訪神社に戻る、長崎くんちのフィナーレ「お上り」が始まります。「お下り」と「お上り」はルートが異なりますので事前に確認しておきましょう。

    また期間中は踊場以外でも、踊町が街中で短い踊りやお囃子を披露する「庭先回り」もあります。当日はスケジュール通りに進行できない場合もありますので、リアルタイムの情報は「長崎くんちナビ」をチェックしましょう。

  • 長崎県の「雲仙地獄 キリシタン殉教記念碑」
    宿泊

    雲仙温泉

    長崎市内で長崎くんちを楽しんだら、宿泊場所の雲仙温泉へ。長崎県の東側には、キリシタンによる”島原の乱”で知られる島原半島があり、雲仙温泉はその中央に位置しています。キリシタン殉教の地である雲仙地獄をめぐり、歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

    泉質は殺菌効果や美肌効果があると言われる「硫黄」を含んだ強い酸性です。周辺の名物「雲仙地獄温泉たまご」は、温泉に立ち込める白い蒸気を使い蒸し上げられるので、熱々で独特の風味の温泉たまごが味わえますよ。

  • 長崎県島原市の「しまばら湧水館」
    2日目午前

    島原城としまばら湧水館

    島原半島の東側には、島原のシンボルである「島原城」があります。江戸時代に松倉重政よって築かれ4氏19代の居城となったのちに明治以降に廃城となりましたが、1964年の天守閣復元をきっかけに櫓・長塀も復元されました。2024年に築城400年を迎えるため様々なイベントが予定されていますが、普段からライトアップや「島原城七万石武将隊」のメンバーが演舞やおもてなしをしている楽しいお城です。

    お城の1階はキリシタン史料館になっており、上の階には郷土史料・民俗史料・精霊流し展示・展望所がある他、西望記念館(巽の櫓)や民具資料館(丑寅の櫓)もあり島原の歴史を学ぶこともできます。

    また島原城の南にある「しまばら湧水館」では、事前予約制で島原の名物「かんざらし」作り体験ができますよ。かんざらしは、白玉団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜、砂糖などで作った特製のシロップをかけたスイーツです。

  • 長崎県大村市の「道の駅 長崎街道鈴田峠」
    2日目午後

    道の駅 長崎街道鈴田峠

    島原半島から長崎空港へは、海上のドライブルート「雲仙多良シー ライン(諫早湾干拓堤防道路ふるさと農道)」を通るのがおすすめです。諫早湾を越えた先には「自然干陸地フラワーゾーン」があり、春には菜の花、秋にはコスモスとソバが一面に咲き誇ります。

    さらに長崎空港方面へ進むと、異国情緒あふれる貿易品を運ぶ「長崎街道シュガーロード」として栄えてきた長崎の国道34号線に出ます。旅の終わりに大村宿の「道の駅 長崎街道鈴田峠」に立ち寄って、郷土料理の大村寿司や、季節の特産品まる鈴メロン・ゆめのかいちご・さちのかいちごなどをお土産にいかがでしょうか。

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