京都北部から丹波篠山へ歴史と自然の絶景モデルコース
京都府北部は日本海に面しており、日本三景の一つ「天橋立」をはじめるとするたくさんの名所があります。今回ご紹介する貸切バスモデルコースでは、1日目に大阪から天橋立まで北上し、2日目に兵庫県の丹波篠山経由で南下するルートを設定しています。
道中の主要なポイントを設定していますが、この他にも名所はたくさんありますので、このモデルコースを参考に行ってみたい所を探してみてくださいね。貸切バスは自由に行程を組めますので、あなただけのオリジナルプランをつくりましょう。
京都府の見どころ観光スポット
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1日目午前
日本の原風景「かやぶきの里」
京都市の北にある南丹市・美山は福井県へ続く鯖街道の経由地で美しい山合の地域です。知井地区には「かやぶきの里」として39棟の茅葺き屋根の民家が保存されており、四季折々の表情を見せる日本の原風景に、まるでタイムスリップをしたかのような感覚になるでしょう。
当時の暮らしを復元した美山民俗資料館や郷土資料館にもぜひお立ち寄りください。
地元で採れた新鮮な野菜や美山牛乳、ジビエソーセージといった名産品は「道の駅 美山ふれあい広場」に並んでいます。お土産にいかがですか? -
1日目午後
日本三景の一つ「天橋立」
陸奥の「松島」安芸の「宮島」とともに日本三景の一つとされる京都府の日本海に面した「天橋立」は、古くより昇り龍と称される細長くうねった湾口砂州で、外側の宮津湾の潮流が長年運んできた砂と内側の阿蘇海から流れ出た土砂がぶつかり堆積することでできた自然の造形物です。
白い砂浜に生い茂った約8千本の松並木をぜひ散策してみてください。対岸までは3.6kmtと長いため、レンタサイクルもおすすめです。 -
宿泊
夕日とカニを楽しむ「夕日ヶ浦温泉」
水平線に沈む夕日が美しいことから「夕日ヶ浦」と名前が付いた海岸は、別名「常世の浜」とも呼ばれる絶景の場所です。
浜辺には「ビーチブランコゆらり」というモニュメントがありますので、旅の思い出にぜひ写真に収めてくださいね。
宿泊に夕日ヶ浦温泉をお選びいただければ、夕日を見ながら温泉を楽しめますよ。
近くの港で捕れたカニは津居山蟹(松葉かに)として人気です。冬にはぜひカニ料理をご堪能ください。 -
2日目午前
日本のマチュピチュ「竹田城跡」
古城山の山頂にある竹田城跡は「日本のマチュピチュ」として有名になった城跡です。雲海のシーズンは9~11月がピークで、寒暖差のある晴れた早朝に見ることができます。
竹田城跡の向かいの朝来山の展望スポット「立雲峡」からは、雲海に包まれた古城山を見ることができるためフォトスポットとして人気ですが、雲海に出会えるかどうかは天候・運次第ですね。
竹田城跡までは山を登るためのルートには徒歩40分ほどの「駅裏登山道」「表米神登山道」、60分ほどの「南登山道」の3があります。小型バスであれば古城山中腹駐車場まで登ることができますので、そこからは竹田城跡の追手門入口まで徒歩15分ほどです。 -
2日目午後
篠山城跡 大書院
現存する木造建築物としてかなり大きい「大書院」は、京都二条城の二の丸御殿遠侍に匹敵する大きさです。昭和19年に一度消失しましたが、平成12年に再建されました。
大書院内では、映画やドラマの撮影でも使われる格式が高い「上段の間」を見たり、甲冑着付け体験でできますよ。見事な石垣と天守台も必見です。