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小浜からあわらへ福井を満喫する1泊2日モデルコース
北陸の中でも関西に近い福井県には様々な名所がありますが、今回は芦原温泉に1泊2日するモデルコースとして、絶景や寺社仏閣など心の洗濯ができるスポットをチョイスしました。大阪から出発する1日目はまず日本海側に抜けて北上します。福井県の小浜市の海蝕洞「蘇洞門」から坂井市の柱状節理「東尋坊」を見て、自然のダイナミックさを肌で感じましょう。宿泊は関西の奥座敷「あわら温泉」へ。2日目は「永平寺」で心を整えてから、旅の締めは日本酒好きにうれしい新スポット「ESHIKOTO」に立ち寄れば、身も心もすっかりリフレッシュできますよ。
北陸へは2024年3月16日に北陸新幹線の金沢ー敦賀間が開業したことで、東京からのアクセスはよくなったものの、大阪から福井北部へはサンダーバード1本で行けなくなってしまいました。所要時間はほとんど変わらないのに、わざわざ高い新幹線に乗り換えないと行けないなんてちょっと面倒ですよね。そこで便利なのが貸切バスです。貸切バスは大きな観光バスを1台チャーターし、グループで貸し切れる移動方法です。1台に乗る人数が多ければ多いほど1人あたりの料金は安くなっていくので、団体旅行では公共交通機関よりも貸切バスの方がお得なんです。さらに今回のようにルートも自由に設定できるので、みなさんの好きを詰め込んだプランを考えてみてくださいね。
福井県の見どころ観光スポット
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1日目午前海蝕洞「蘇洞門」
福井県の西側にある小浜市には、史跡名勝天然記念物に登録された景勝地「蘇洞門（そども）」があります。日本海の荒波に削られた長さ6kmにも及ぶ断崖と海蝕洞を鑑賞するのにおすすめなのは、遊覧船での蘇洞門めぐりクルージングです。御朱印になぞらえた”御船印”のプロジェクトに参加しているので、記念にゲットしましょう。
船の乗り場は「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」となっていますので、クルージングのあとは海を眺めながら地魚レストランで昼食をどうぞ。海鮮丼や煮魚定食から、198名収容の大広間では団体向けの御膳を予約することもできます。
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1日目午後柱状節理「東尋坊」
福井県を日本海沿いに北上すると、同じく史跡名勝天然記念物に登録された有名景勝地「東尋坊」があります。サスペンスドラマで犯人が追い詰められるような断崖絶壁で、世界的にも珍しい大規模な柱状節理です。こちらにも観光遊覧船はありますが、巨大な柱状節理の上を歩いて、その壮大さに触れるのがおすすめです。手すりやフェンスはありませんので、歩きやすい靴をはくなど細心の注意を払いましょう。夕日は絶景なので、その時間帯に立ち寄ってもいいですね。
近くには東尋坊タワーがあり、地上55mの位置から日本海だけでなく白山連峰まで一望することはできますよ。
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宿泊
あわら温泉（芦原温泉）
宿泊は東尋坊から車で15分ほどの場所にある温泉街「あわら温泉（芦原温泉）」がおすすめです。開湯の元になったのは周辺の農地を干ばつから守るために掘った潅漑用の井戸ですが、温泉街の各施設は別々に源泉を持っているため、74本の源泉があると言われています。
旅館は老舗からリーズナブルなチェーン店までたくさんあります。露天風呂付きのお部屋があるだけでなく、福井らしい恐竜をモチーフにしたお部屋があったりします。無料の足湯「芦湯（あしゆ）」がある広場には恐竜博士が立っていますので記念撮影してみてくださいね。
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2日目午前永平寺
あわら市から福井市方面へ南下すると、東部の山あいに曹洞宗の大本山である「永平寺」があります。広大な敷地には70以上の建物がありますが、中心となるのは七堂伽藍と呼ばれる、回廊で繋がった7つのお堂（法堂・仏殿・僧堂・庫院・山門・東司・浴室）です。参拝しながら禅の教えに触れてみましょう。
また永平寺では団体研修や、個人の禅体験を受けることもできます。1泊2日・日帰り・半日・朝課参加と様々なコースがありますが、予約不要で50分ほどで参加できる座禅体験は挑戦しやすいですよ。
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2日目午後ESHIKOTO（えしこと）
永平寺とセットで訪れたいのは、九頭竜川沿いに2022年にできた複合施設「ESHIKOTO（えしこと）」です。施設を手掛けているのは、地元の酒蔵メーカー黒龍酒造・石田屋で、名前の由来は永平寺の”永”の”とこしえ”を逆から読んだものだそうです。
施設内にある料理店「アペロ アコヤ」では、フランス料理と日本料理がお酒を通じて融合した、朝膳（モーニング）と昼膳（ランチ）が楽しめます。菓子店「パティスリー アコヤ」では、黒龍大吟醸祖ソフトクリームや梅酒の梅を使用したパウンドケーキなどここにしかないスイーツがあり、イートインだけでなくギフト購入もできます。
