長野県 上田
上田市は、戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする城下町。
国宝指定の八角三重塔で有名な「安楽寺」や、鎌倉時代に天台数学の道場として栄えた「常楽寺」など、文化財が多く残されていることから「信州の鎌倉」とも呼ばれています。
常楽寺は、慈覚大師の創建で、高さ2.8mの石造多宝搭(重文)が有名です。
境内には常楽寺美術館も在り、徳川家康直筆の日課念仏・葛飾北斎が描いた絵馬等、価値ある品が展示されています。
尾澤木彫美術館は、農民美術(農民美術とは農民が冬場の仕事として工芸品を制作していたことに由来)の第一人者、尾澤千春、敏春父子により作成された木彫作品を展示する美術館。
民家を改装した館内は、木造で美しく、飾額、衝立、飾鉢等の装飾物を展示。他にも大小箱類や盆、菓子器などの実用品、世界各地で集めた木彫人形などもあり盛りだくさんの内容となっています。
貸切バスで古刹を巡った後は、信州最古の温泉「別所温泉」で、のんびりと外湯巡りを楽しもう。