南房総の日帰りモデルコースでご当地グルメと絶景温泉を満喫
観光スポットが多く東京都心からもアクセスしやすい千葉県。南房総エリアにある木更津市には、川崎市から東京湾アクアラインでつながっているため、車でのドライブ先にも人気です。今回ご紹介するのは、南房総グルメを楽しみながら千葉県最古の温泉と絶景をめぐる日帰りモデルコースですので、次のドライブの参考にしてみてください。
車でのドライブは少人数だと気楽に楽しめますが、人数が増えるにしたがってマイカーやレンタカーの台数も増えていき、道中一緒に移動している感覚がだんだん薄れていきますよね。そんな時におすすめなのが運転手付きの貸切バスです。貸切バスには、10人前後の小さな車両から50名以上乗車可能な大型車両まで車種があり、グループでワイワイ盛り上がりながら移動することができます。また旅先でおいしいものを食べたら一緒に楽しみたくなる地元のお酒ですが、貸切バスを使えば運転をドライバーに任せることができるので、運転担当などを気にせず全員でお酒を飲んでOKですよ。10人以上のグループで旅を企画する際には貸切バスをご検討ください。
貸切バスで行く千葉県おすすめ観光コース
東京駅~道の駅 木更津うまくたの里~ザ・フィッシュ~道の駅とみうら枇杷倶楽部~千倉温泉~富津岬~東京駅
千葉県の見どころ観光スポット
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10:00
道の駅 木更津うまくたの里
南房総グルメの1軒目は、アクアラインを降りて最初にある道の駅「うまくたの里」です。2017年にできた比較的新しい道の駅で、オリジナル商品や契約農家さんの新鮮な朝採れ野菜が購入できる他、週末の農産物詰め放題などのイベントもあるので、いつも賑わっています。シンボルは千葉名産の落花生で、人気の商品はパンを焼く前に塗るタイプの「千葉のザクザクピーナッツペースト」、カラフルなチョコレートでコーティングされた「クレイジーピーナッツ」、ピーナッツ塩バターチップ「チバリバリ」などです。千葉県産の醤油やご当地調味料も豊富なので、お土産で持ち帰る分と車内で移動中に食べる分を購入しましょう。
また7月中旬から8月下旬の期間は、道の駅の少し東にある「フルーツ街道 夢農場」 でブルーベリー狩りを体験できます。有機肥料を使って育てた有機JAS認証のブルーベリー「夢みる果実」が食べ放題なので夏休みのお出かけスポットとして要チェックです。 -
11:30
ザ・フィッシュ
昼食は漁師町金谷にあるマーケットプレイス「The Fish(ザ・フィッシュ)」へ。地魚を使った海鮮丼やアジフライが食べられるレストランの他、ホタテや牡蠣などが食べ放題の海鮮浜焼き「まるはま」、地魚鮨の「船主」などがあります。鋸南町のクラフトビール「金山のこぎり山地ビール」と一緒にどうぞ。鋸南町産の米・レモン・甘夏・生姜などを副原料に使った飲みやすいビールです。
敷地内には、君津の地たまご”菜の花たまご”を使ったのこぎり山バウムクーヘンで有名な見波亭の金山本店もあります。お土産だけでなく、店頭では焼き立てふわふわの一口バウムクーヘンを食べることもできますよ。 -
13:00
道の駅とみうら枇杷倶楽部
南房総グルメの3軒目は、全国道の駅グランプリで最優秀を受賞したことがある「道の駅とみうら枇杷倶楽部」です。びわの生産量が一番多いのは長崎で茂木びわ・なつたよりといった品種がありますが、富浦を中心に栽培されているびわは複数品種を総称して「房州びわ」と呼ばれており、大きくみずみずしいことから、皇室献上品となっています。びわのシロップ漬けが乗ったソフトクリームが名物で、びわカレーのレトルトやびわゼリーがお土産に人気です。
びわの旬である5月上旬から6月下旬まではびわ狩り体験もできますよ。他に1月~5月はいちご狩り・2月中旬~3月中旬は菜の花摘み・8~9月はぶどう狩りが楽しめます。 -
14:30
千倉温泉
南房総グルメを満喫したあとは、温泉でゆっくりしましょう。南房総市には南房総温泉郷があり、内房の岩井温泉・外房の千倉温泉・房総半島南端の白浜温泉と、3エリアにたくさんの源泉が点在しています。宿泊のみの宿も日帰り温泉が楽しめる宿もあるので、お好きな温泉を探してみてください。
今回日帰り温泉としてチョイスしたのは千倉海岸沿いにある「美味しい温泉 夢みさき」です。1階の大浴場フロアには庭園露天風呂・庭園サウナ・御影石造り浴槽・総桧造り浴槽・陶器浴槽、7階の展望フロアには展望和風風呂・展望洋風風呂・展望スチームサウナ、洞窟のような貸切家族風呂・水着着用の温水プールなど、様々な種類があり絶景を楽しめるのがおすすめポイントです。 -
17:00
富津岬
おなかもからだも満足したあとは、夕日の絶景スポットで日帰り旅を締めくくりましょう。富津市まで戻ると東京湾内を一望できる「富津岬」があります。この場所のシンボルはジャングルジムのような変わった形をした展望台です。この展望台は明治100年にあたる1971年に「明治百年記念展望塔」として建てられ、五葉松をモチーフにしているそうです。周辺はプールやキャンプ場がある富津公園なので、昼間はアクティブな場所ですが、夕暮れになると雰囲気が一転し、厳かな雰囲気の絶海スポットとなります。春と秋は、海の向こうに夕日と富士山が重なるダイヤモンド富士を見ることもできますよ。
明るい時間の展望を楽しみたい場合は、「道の駅 木更津うまくたの里」と「ザ・フィッシュ」の間で立ち寄りましょう。千倉温泉から東京まで直接帰るのが長く感じる場合は、東京湾アクアライン上の海ほたるで休憩してください。