2026年11月は、貸切バスで団体旅行を計画するうえで紅葉シーズンが一気に本格化する月です。京都の紅葉が見頃を迎えて市内主要道路の混雑が長期間続くほか、日光・箱根・宮島といった全国的な紅葉の名所も軒並みピークを迎えます。加えて、浅草をはじめとする酉の市や、参加者2万人規模の神戸マラソンなど、道路規制を伴う行事も月内に集中します。この記事では、2026年11月に予定されている主な渋滞・交通規制の要因を日程順に整理したうえで、特に検索されることの多い「京都紅葉」「酉の市」「日光紅葉」「箱根紅葉」「神戸マラソン」「宮島紅葉」の6つについて、貸切バス手配の実務でどこに注意すべきかを解説します。幹事・団体旅行担当者の方は、行程を組む段階での参考にしてください。10月に続いて11月も行楽シーズンの繁忙期にあたるため、車両の確保自体に余裕を持たせておくことも忘れずに検討しておきましょう。
2026年11月の渋滞注意カレンダー一覧
まずは2026年11月に予定されている主なイベント・行楽シーズン・交通規制を日程順にまとめました。行き先や通過ルートが該当していないか、行程を組む前に確認してください。
| 日程 | イベント・要因 | エリア | 注意ポイント |
|---|---|---|---|
| 11月1日〜3日 | 文化の日(飛び石) | 全国 | 11月2日(月)が平日を挟むため三連休化しないが、有給取得で連休化する法人もあり読みにくい |
| 11月上旬〜中旬 | 箱根の紅葉(芦ノ湖・仙石原エリア) | 神奈川県箱根町 | 10月下旬から続く渋滞がさらに強まる時期 |
| 11月上旬 | 日光の紅葉(日光二社一寺周辺) | 栃木県日光市 | 通常20分程度の区間が2〜6時間かかることも |
| 11月7日(土) | 一の酉(酉の市) | 東京都内(浅草・鷲神社ほか) | 会場周辺の道幅が狭く、乗降場所の事前確保が必要 |
| 11月15日(日) | 神戸マラソン | 兵庫県神戸市 | 約2万人規模、市内東西の海岸線コースで大規模な交通規制 |
| 11月15日(日) | 七五三ピーク | 全国(神社仏閣周辺) | 2026年は本来の日と日曜が重なる特異日、例年以上の混雑が見込まれる |
| 11月中旬 | 宮島・紅葉谷公園の紅葉 | 広島県廿日市市(宮島) | フェリー乗り場の待ち時間を含めた移動時間の見込みが必要 |
| 11月中旬〜下旬 | 京都紅葉本番・ライトアップ(嵐山・永観堂・高台寺ほか) | 京都府京都市 | 恒常的な混雑が長期間続く、周辺道路含め終日渋滞 |
| 11月中旬〜下旬 | 箱根・強羅エリアの紅葉 | 神奈川県箱根町 | 芦ノ湖エリアより見頃が遅く、月を通して渋滞が続く |
| 11月19日(木) | 二の酉(酉の市) | 東京都内(浅草・鷲神社ほか) | 一の酉と同様、会場周辺の規制・混雑に注意 |
| 11月21日〜23日 | 勤労感謝の日三連休 | 全国 | 全国的な行楽渋滞、紅葉本番と重なり混雑が増幅する可能性 |
| 11月22日(日) | つくばマラソン・上尾シティハーフマラソン | 茨城県つくば市・埼玉県上尾市 | 三連休最終日と重複、関東近郊のコース周辺道路に要注意 |
| 11月下旬〜 | 神宮外苑いちょう祭り | 東京都新宿区・港区 | 2026年の開催可否は本稿執筆時点で未定(開催の場合は絵画館前周辺が終日混雑) |
NEXCOなど道路会社の11月単体の渋滞予測はシーズンが近づかないと公表されないため、上記はあくまで例年の傾向とすでに発表されているイベント日程に基づく目安です。紅葉は色づき具合によって見頃・混雑のピークが前後することもあるため、出発が近づいたら必ず現地の紅葉情報や自治体・NEXCOの公式サイトで最新の交通規制情報を確認してください。特にマラソン大会や祭りのように開催日が固定されているイベントと、紅葉のように見頃が年によって前後する要因が同じ月に混在している点が、11月の行程作成を難しくしている要因でもあります。両方のタイプの情報を分けて把握しておくと、行程の組み立てがスムーズになります。
主要スポット6選:貸切バス手配で特に注意したいポイント
ここからは、2026年11月に検索されることが多く、団体・法人での紅葉狩りや観戦・参拝の需要が集中する6つのスポット・イベントについて、貸切バス手配の観点から詳しく解説します。
まず、紅葉が主役になる4スポット(日光・箱根・京都・宮島)は、見頃の時期も渋滞の出方もそれぞれ異なります。複数の候補地で迷っている場合は、行き先を決める段階で以下の比較を目安にしてください。それぞれの詳しい注意点は、この後の各スポットの解説であわせて紹介します。
| スポット | 見頃の目安 | 渋滞が特に強まる場面 | 貸切バス手配での注意点 |
|---|---|---|---|
| 日光紅葉 | 11月上旬(社寺周辺) | 週末の日中、通常20分の区間が2〜6時間に | 早朝6〜8時台出発が基本、参拝順の代替案を運行会社と用意 |
| 箱根紅葉 | 芦ノ湖・仙石原は11月上旬〜中旬、強羅は中旬〜下旬 | 休日の日中、通常10分の区間が40〜60分に | エリアと訪問時期の組み合わせを確認、1日で複数エリアの周遊は避ける(ロープウェイ・遊覧船の発着時刻も考慮) |
| 京都紅葉 | 11月中旬〜下旬(市内全域) | 週末・ライトアップ時間帯を中心にほぼ終日 | 拝観先ごとのバス駐車場を事前予約、日没後の帰路渋滞も想定 |
| 宮島紅葉 | 11月中旬(紅葉谷公園周辺) | 宮島口フェリー乗り場の待ち時間が慢性化 | 道路渋滞に加えフェリー乗船時間を加算、団体予約枠を早めに確保 |
京都紅葉(11月中旬〜下旬・京都市内)
京都の紅葉は、嵐山・永観堂・高台寺・東福寺など市内各所で11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。京都紅葉は全国的に検索されることが多いテーマですが、その分だけ現地の混雑も突出しており、見頃期間中は市内主要幹線道路がほぼ終日渋滞することも珍しくありません。特に週末や夜間ライトアップの時間帯は、拝観エリア周辺の道路と観光バス駐車場の両方が混み合い、通常であれば数分で通過できる区間に長時間かかるケースがあります。貸切バスで京都紅葉を目的地にする場合は、拝観先ごとにバス駐車場・乗降場所の事前予約状況を確認し、複数の拝観先を回る行程では余裕を持った時間配分にしておくことが欠かせません。ライトアップ観賞を含む行程では、日没後の帰路渋滞も見込んで解散時刻を後ろ倒しにするなど、往復両方での対策を検討してください。清水寺や嵐山周辺のように観光バス駐車場の台数自体が限られているエリアもあるため、団体の人数規模によっては車種を分けて分乗する、あるいは平日に行程を組み替えるといった対応も検討の余地があります。
酉の市(一の酉11月7日・二の酉11月19日・浅草ほか)
酉の市は、鷲神社(浅草)をはじめ全国の鷲神社・大鳥神社で開催される、商売繁盛を願う熊手を売る祭りです。2026年は11月7日が一の酉、19日が二の酉にあたります(三の酉が立つ年もありますが、酉の市自体の日程は年によって異なるため、行程を組む際は開催年の暦を必ず確認してください)。境内から周辺道路にかけて多数の露店が並び、道幅の狭い会場が多いことから、開催時間帯(夕方〜夜が特に混み合います)は歩行者が車道にまであふれる状態になることがあります。貸切バスでの参拝送迎や、企業の縁起物調達での来訪を計画する場合、会場のすぐ近くに乗降場所を確保することは基本的に難しいと考えておいたほうが安全です。会場から少し離れた場所に乗降場所を設定し、そこから徒歩での移動を前提に行程を組むこと、また混雑がピークになる時間帯を避けて訪問時間をずらすことをおすすめします。特に浅草の鷲神社周辺は、酉の市の日でなくても週末は観光客で混み合うエリアのため、乗降場所の候補は1か所だけでなく複数用意し、当日の混雑状況に応じて運行会社と柔軟に切り替えられるようにしておくと安心です。
日光紅葉(11月上旬・日光市)
日光の紅葉は、いろは坂周辺が10月中旬から見頃を迎える一方、東照宮・輪王寺・二荒山神社といった日光二社一寺の周辺は11月上旬に紅葉のピークがずれ込みます。市街地・社寺周辺のエリアでも週末は通常20分程度で通過できる区間が2〜6時間かかることがあり、いろは坂の渋滞が落ち着き始める時期と社寺周辺の混雑がちょうど重なるタイミングでもあるため、油断は禁物です。貸切バスで日光紅葉を目的地にする場合は、早朝(6〜8時台)の出発をほぼ必須と考えて行程を組むことをおすすめします。参拝先を複数回る行程では、駐車場の空き状況によって当日中に順番を入れ替える可能性もあるため、運行会社とあらかじめ代替ルート・代替の参拝順を相談しておくと当日の混乱を防げます。日光市街地からいろは坂方面へさらに足を延ばす行程では、いろは坂側も10月から続く紅葉渋滞がまだ残っている時期にあたるため、社寺参拝といろは坂観光を同日に組み合わせる場合は、どちらか一方を午前・もう一方を午後に振り分けるなど、時間帯で混雑のピークをずらす工夫も有効です。
箱根紅葉(11月上旬〜下旬・箱根町)
箱根の紅葉は、エリアによって見頃の時期がずれるのが特徴です。芦ノ湖・仙石原エリアは11月上旬から中旬にかけて見頃を迎え、10月下旬から続いていた渋滞がこの時期にさらに強まります。一方、標高の高い強羅エリアは中旬から下旬にかけてピークがずれ込み、月を通じて渋滞が続く状態になります。つまり箱根紅葉は「11月上旬だけ注意すればよい」ものではなく、月の前半・後半でエリアごとに混雑のピークが変わる点に注意が必要です。貸切バスで箱根紅葉を目的地にする場合は、訪問エリアと訪問時期の組み合わせを事前に確認し、複数エリアを1日で回る行程は現実的でないケースが多いことを踏まえて、目的地を絞った行程を検討することをおすすめします。休日は通常10分の区間が40〜60分程度に伸びる傾向もあるため、平日の設定や早朝出発も有効な対策です。箱根はロープウェイや遊覧船など道路以外の移動手段を組み合わせる行程も多いため、それぞれの発着時刻に合わせてバスの待機・集合場所を分散させておくと、道路渋滞の影響を受けにくい行程を組みやすくなります。箱根の行程例は箱根の貸切バスモデルコースでもご紹介しています。
神戸マラソン(11月15日・神戸市)
神戸マラソンは、約2万人規模のランナーが参加する神戸市の代表的な市民マラソン大会です。フルマラソンのため、スタートからゴールまでの規制時間帯は数時間にわたることが多く、開催エリアを通過する行程は当日の一部の時間帯だけを避ければよいというものではありません。市内東西を結ぶ海岸線沿いのコースを中心に大規模な交通規制が敷かれるため、開催日である11月15日は神戸市内を通過するルートを行程に含める場合、規制区間と規制時間帯を事前に把握しておくことが欠かせません。応援・観戦のための貸切バス利用や、大会運営スタッフ・関係者輸送での利用を検討している場合も、コース沿いへの乗り入れが制限されることを前提に、乗降場所を規制区域の外側に設定する必要があります。神戸市内での商談・視察・観光を予定している場合でも、当日はコース周辺を経由地として通過する行程自体を避けるか、規制解除後の時間帯に組み替えることを検討してください。三宮・元町エリアのホテルへの送迎がある場合も、コースに近い区間では通常の入庫ルートが使えないことがあるため、宿泊施設側にも大会当日の車両搬入経路を事前に確認しておくと、当日になって足止めされるリスクを減らせます。神戸市内の行程例は神戸の貸切バスモデルコースでもご覧いただけます。
宮島紅葉(11月中旬・広島県廿日市市)
宮島の紅葉は、厳島神社に隣接する紅葉谷公園を中心に11月中旬に見頃を迎えます。宮島は島であるため、貸切バスでの訪問では宮島口からのフェリー乗船が行程に必ず組み込まれる点が、ほかの紅葉スポットと大きく異なります。紅葉シーズンの週末は、フェリー乗り場自体に長い待ち時間が発生し、車両(バス)も乗船の順番待ちで大きく足止めされることがあります。貸切バスで宮島紅葉を目的地にする場合は、道路の渋滞だけでなくフェリーの待ち時間・乗船時間まで含めた移動時間を見込んでおく必要があります。団体でのフェリー利用では事前予約や乗船枠の確保が可能な場合もあるため、運行会社・フェリー会社の双方に早めに相談し、待ち時間を最小限にできる乗船時間帯を確保しておくことをおすすめします。また、宮島口周辺の駐車場・バス乗降スペースも紅葉シーズンの週末は満車になりやすいため、フェリー乗船前にバスをどこで待機させるかまで含めて行程を決めておくと、乗客の乗り降りがスムーズになります。宮島口を起点とした行程例は宮島口の貸切バスモデルコースでもご紹介しています。
そのほか11月に押さえておきたい行楽・交通要因
上記6つのスポットほど検索されているわけではありませんが、行程によっては影響を受けやすい要因もあわせて紹介します。特に三連休や複数のマラソン大会が重なる11月後半は、単独では小規模な規制でも組み合わさることで想定以上の遅延につながることがあるため、通過ルート・日程が該当していないか一つずつ確認しておきましょう。
文化の日(11月1日〜3日)の変則連休
2026年の文化の日(11月3日)は火曜日にあたり、11月2日(月)を挟んでも前後の土日と完全な三連休にはならない「飛び石」の日程です。そのため全国的な三連休のような一律の渋滞は起きにくい一方、11月2日に有給休暇を取得して連休化する法人・団体が一定数あることが想定され、通常の平日より道路が混み合う可能性を読みきれない点に注意が必要です。日程が3日前後にかかる行程は、通常の平日として油断せず余裕を持たせておくと安心です。特に11月2日は、紅葉シーズンの週末と隣接することもあり、観光地周辺では通常の月曜日より人出が多くなる可能性も考えられます。
七五三ピーク(11月15日)
七五三は本来11月15日に祝う習わしがあり、2026年はその15日がちょうど日曜日と重なる特異日にあたります。休日にお参りをする家族が例年以上に集中しやすく、有名な神社仏閣やその周辺、記念写真スタジオが並ぶエリアでは、例年以上の混雑・駐車場不足が見込まれます。七五三そのものは「意味・由来・お祝いの仕方」を調べる検索が中心で、貸切バスの渋滞対策とは検索意図がやや異なりますが、同日に神戸マラソンも重なることもあり、11月15日に関西・関東の主要な神社仏閣周辺を通過する行程を組む場合は、参考情報として周辺道路の混雑を見込んでおくとよいでしょう。神社によっては七五三の祈祷受付に時間指定を設けているところもあるため、送迎の集合時刻はその受付時間に合わせて逆算し、周辺道路の混雑分をあらかじめ上乗せして設定しておくと安心です。祈祷の待ち時間自体が例年より長引く可能性もあるため、後続の行程がある場合は全体のスケジュールにも多めの余裕を持たせておくとよいでしょう。
勤労感謝の日三連休(11月21日〜23日)の行楽渋滞
2026年は11月23日(月)が勤労感謝の日にあたり、21日〜23日が三連休になります。この時期はちょうど紅葉本番の真っただ中でもあり、行き先を問わず全国的に高速道路・観光地周辺の渋滞が発生しやすく、紅葉狩りの行楽渋滞と三連休の帰省・旅行渋滞が重なることで、通常の三連休以上に混雑が増幅する可能性があります。三連休に行程を組む場合は、往路・復路とも早めの出発と余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。特に紅葉本番の目的地(京都・日光・箱根など)と三連休が重なる日程では、通常の三連休渋滞に紅葉渋滞が上乗せされる想定で、行き帰りとも1〜2時間程度の余裕を別途見込んでおくと安心です。
つくばマラソン・上尾シティハーフマラソン(11月22日)
11月22日(日)には、茨城県つくば市の「つくばマラソン」と、埼玉県上尾市の「上尾シティハーフマラソン」がそれぞれ開催されます。いずれも勤労感謝の日三連休の最終日と重複するため、関東近郊でコース周辺を通過する行程を組んでいる場合は、三連休の行楽渋滞に加えてマラソン開催に伴う交通規制が重なる点に注意してください。コース周辺道路の通行止め区間・時間帯は開催が近づくと各大会の公式サイトで発表されるため、行程が該当エリアにかかる場合は出発前に確認しておくと安心です。つくば市・上尾市周辺は普段は比較的道路が空いているエリアだけに、大会当日だけ急に規制が入ることで想定外の遅延につながりやすい点にも注意しておきましょう。
神宮外苑いちょう祭り(11月下旬〜、開催未定)
神宮外苑いちょう祭りは、例年11月中旬から12月上旬にかけて明治神宮外苑のいちょう並木周辺で開催されてきたイベントで、開催期間中は絵画館前を中心に多くの人出があります。ただし、周辺エリアの再整備事業との関係もあり、2026年の開催可否は本稿執筆時点で公式に発表されていません(開催未定)。仮に開催される場合は、いちょう並木周辺の道路が歩行者であふれ、バスでの乗り入れ・駐停車が難しくなることが例年のパターンで、周辺の飲食ブースなども多く出店するため人の流れが読みにくくなります。11月下旬に神宮外苑周辺を通過する行程がある場合は、開催の有無を含めて公式サイトの最新情報を必ず確認してください。開催されない場合でも、いちょう並木自体は毎年多くの人が紅葉を見に訪れるスポットのため、祭りの有無にかかわらず周辺道路が普段より混み合う可能性は念頭に置いておくとよいでしょう。
貸切バス手配で渋滞・規制を避けるための4つの基本
ここまで紹介した個別のイベントに共通する、渋滞・規制への基本的な備え方を整理します。
- 出発時刻を前倒しする:紅葉シーズンや三連休の渋滞は、早朝出発だけで大きく回避できるケースが多くあります。特に日光や京都のように週末の渋滞が数時間規模になるエリアでは、6〜8時台の出発を基準に行程を組むのが安全です。逆に帰路については、混雑がピークになる夕方を避けて、解散時刻を前後にずらすことも有効な対策になります。
- 迂回ルート・代替の乗降場所を事前に相談する:酉の市の会場乗り入れ不可や、マラソン開催に伴う沿道の通行止めなど、当日になって初めて分かる規制もあります。行程作成の段階で運行会社に候補ルートを複数共有し、代替の乗降場所を決めておくと当日の混乱を防げます。乗降場所を複数用意しておくと、当日の混雑状況に応じて現地で判断を切り替えられる余地が生まれます。
- フェリー・臨時駐車場など「道路以外」の待ち時間も見込む:宮島のようにフェリー乗船が行程に含まれる目的地では、道路の渋滞だけでなく乗り場での待ち時間も移動時間に加算しておく必要があります。臨時駐車場からのシャトル移動が前提の会場も同様に、余裕を持った集合・解散時刻を設定しましょう。バス以外の交通手段(フェリー・ロープウェイ・シャトルバス)を挟む行程ほど、全体のスケジュールに緩衝時間を多めに確保しておくと安心です。
- 最新の交通規制情報を出発直前まで確認する:NEXCOの渋滞予測や自治体・イベント主催者の公式サイトは、開催が近づくにつれて情報が更新されます。行程確定後も、出発が近づいたら改めて最新情報を確認する習慣をつけましょう。台風や悪天候の影響で紅葉の見頃自体がずれることもあるため、直前の情報確認は渋滞対策だけでなく行き先選びの精度にもつながります。
秋は紅葉狩りや親睦旅行など、団体でのバス移動が集中しやすい時期でもあります。座席の決め方や行程の組み方の基本については修学旅行のバス手配ガイド:座席・コース・相場の決め方でも解説していますので、あわせて参考にしてください。渋滞・規制が見込まれる行程ほど、車両の確保自体に余裕が必要になるため、日程が固まり次第料金・お見積りページから早めに相談しておくことをおすすめします。特に京都紅葉・日光紅葉のように全国的に人気の高い目的地は、11月に入ってからの手配だと希望日時の車両が確保できないこともあるため、行き先の候補が固まった時点で仮の見積り相談をしておくと、当日になって慌てずに済みます。
紅葉シーズンのように車両確保が難しくなる時期の対策については、貸切バスの予約が取れない?貸切バス業界の最新動向と予約対策を徹底解説!でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
11月に貸切バスを手配する場合、いつまでに予約すればいいですか?
京都紅葉・日光紅葉・箱根紅葉といった人気の紅葉スポット周辺や、神戸マラソンの開催地周辺では、11月は車両の確保自体が難しくなる繁忙期にあたります。行き先や日程が決まった時点で、できるだけ早く見積りを依頼することをおすすめします。特に週末や三連休(11月21日〜23日)に近い日程は、他の団体からの予約も集中しやすいため、平日を選べる場合は平日での手配のほうが車両を確保しやすい傾向があります。予約の流れについては貸切バスの利用ルール・予約手順のガイドで詳しく解説しています。
京都の紅葉渋滞はいつまで続きますか?
京都の紅葉は例年11月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、この期間は市内主要道路の混雑が長期間続く傾向があります。年によって色づきの進み具合が前後するため、訪問時期が近づいたら現地の紅葉情報サイトや観光協会の発表で最新の見頃予測を確認するとよいでしょう。
酉の市の当日、バスで会場近くまで行くことはできますか?
酉の市は境内から周辺道路にかけて多数の露店が並び、道幅の狭い会場が多いため、会場のすぐ近くまでバスで乗り付けることは基本的に難しいと考えておいたほうが安全です。会場から離れた場所に乗降場所を確保し、そこから徒歩での移動を前提に行程を組むケースが一般的です。混雑のピークは夕方から夜にかけてであることが多いため、日中の時間帯に参拝を済ませる行程にすると、比較的スムーズに乗降できる可能性があります。
神戸マラソンの開催当日、周辺の道路はいつからいつまで規制されますか?
神戸マラソンはコース沿いで長時間にわたり交通規制が行われますが、規制の開始・解除時刻はコース区間ごとに異なり、開催年によっても変わります。正確な規制時間帯は大会公式サイトで開催が近づくと発表されるため、当日コース周辺を通過するルートを行程に含める場合は、必ず事前に最新の交通規制図を確認してください。
七五三や紅葉狩りなど家族・親族向けの利用でも貸切バスは手配できますか?
はい、貸切バスは法人・団体旅行だけでなく、七五三のお参りに親族で移動する場合や、紅葉狩りの日帰りツアーなど家族・親族単位の利用でも手配可能です。人数や車種によって最適なプランが異なりますので、行き先と参加人数が決まった時点でお見積りフォームからご相談ください。
箱根紅葉と日光紅葉、同じ11月ならどちらも同じくらい混雑しますか?
どちらも週末を中心に大きく混雑しますが、ピークの時期と渋滞の伸び方には違いがあります。日光は社寺周辺で通常20分の区間が2〜6時間に伸びることがあり、箱根は通常10分の区間が40〜60分程度に伸びる傾向があります。日光のほうが渋滞の絶対的な時間は長くなりやすいため、日光紅葉を目的地にする行程では特に早朝出発を意識しておくことをおすすめします。
紅葉シーズンに大人数で移動する場合、車種はどう選べばよいですか?
参加人数や目的地の道路事情によって適した車種は変わります。市街地の狭い道や駐車場の少ない観光地では、大型バスよりも小回りの利く車種のほうが手配しやすいケースもあります。マイクロバス・小型バス・中型バス・大型バスそれぞれの乗車定員やサイズの目安は車種紹介ページで確認できますので、行き先の道路事情とあわせて運行会社に相談し、無理のない車種を選ぶとよいでしょう。
まとめ
2026年11月は、京都紅葉・日光紅葉・箱根紅葉といった紅葉シーズンの本格化に加え、酉の市・神戸マラソン・宮島紅葉、さらには勤労感謝の日三連休や複数のマラソン大会も重なる、貸切バスの手配において特に注意が必要な月です。目的地や通過ルートが該当する場合は、出発時刻の前倒しや迂回ルートの事前確認、フェリー・臨時駐車場の待ち時間の見込みといった基本の対策を、行程作成の段階から織り込んでおきましょう。紅葉スポットは年によって見頃の時期が前後する一方、酉の市やマラソン大会は開催日が固定されているため、両方の情報を組み合わせて行程を検討することが、11月の渋滞・規制対策のポイントになります。
行き先や日程がまだ固まっていない段階でも構いません。渋滞・規制が見込まれる時期ほど早めの手配が安心です。「京都紅葉を見に行きたいが日程は未定」「神戸マラソンの応援ツアーを検討している」といった漠然とした相談段階でも、車種や台数のイメージをすり合わせるところからサポートしますので、まずは料金・お見積りページから、無料で貸切バスの料金・車両の空き状況をご相談ください。

