社員旅行の計画を立てる際、担当の幹事さんは行程に合わせて施設や宿泊場所の手配を進めていくと思いますが、移動手段の選択も非常に重要です。特に大人数の移動が求められる場合は、コスト削減のために貸切バス利用を検討することも多いでしょう。ですがニュースでよく取り上げられているように、バスドライバー不足が社会問題化しているのため、貸切バスを確実に手配できるか心配な方も多いのではないでしょうか?この記事では、貸切バス手配サービスのバス旅ねっとが、社員旅行における貸切バスのメリットや料金相場から、バスを確実に予約するためのポイントについて詳しく解説します。
Contents
なぜ社員旅行に貸切バスが最適なのか?
貸切バスは、社員旅行の移動手段として非常に便利です。公共交通機関を利用して大人数が一緒に移動する場合、乗り換えや座席数の制約など、計画が複雑になることが多いですが、貸切バスなら全員がバスに乗って一緒に移動できるため、その心配はありません。旅のスケジュール進行や経費管理がスムーズです。
貸切バスの料金相場は?
社員旅行で利用されることが多いのは、乗り心地の良い観光バスタイプです。30~40人の場合は大型バス、20人ほどの場合は中型バスがおすすめです。日帰りの近距離周遊や10~20名ほどの少人数グループでは、送迎バスタイプのマイクロバスが人気です。大型バス・中型バス・マイクロバスの料金相場は下記の通りです。
大型バスの参考料金
運転手付きの大型バスをチャーターした際の参考料金です。貸切バス利用料金は走行距離と拘束時間を基本にご利用時期などでも変化しますので、ある程度スケジュールが決まられている場合は、お見積りフォームよりお問い合わせください。
※価格はすべて税別 | 11月 | 12月 | 1月 |
---|---|---|---|
平日 | ¥87,000~ | ¥82,000~ | ¥82,000~ |
土日祝日 | ¥88,000~ | ¥84,000~ | ¥84,000~ |
中型バスの参考料金
運転手付きの中型バスをチャーターした際の参考料金です。貸切バス利用料金は走行距離と拘束時間を基本にご利用時期などでも変化しますので、ある程度スケジュールが決まられている場合は、お見積りフォームよりお問い合わせください。
※価格はすべて税別 | 11月 | 12月 | 1月 |
---|---|---|---|
平日 | ¥75,000~ | ¥72,500~ | ¥72,500~ |
土日祝日 | ¥80,000~ | ¥75,000~ | ¥75,000~ |
マイクロバスの参考料金
運転手付きのマイクロバスをチャーターした際の参考料金です。貸切バス利用料金は走行距離と拘束時間を基本にご利用時期などでも変化しますので、ある程度スケジュールが決まられている場合は、お見積りフォームよりお問い合わせください。
※価格はすべて税別 | 11月 | 12月 | 1月 |
---|---|---|---|
平日 | ¥66,000~ | ¥64,000~ | ¥64,000~ |
土日祝日 | ¥68,000~ | ¥66,000~ | ¥66,000~ |
貸切バスのメリットは?
改めて貸切バスにどんなメリットがあるのか確認しておきましょう。
コスト抑えることができる
貸切バス料金は1台いくらの料金設定なので、利用内容によっては数十万から数百万の料金になりますが、乗車する人数から1人あたりの費用を算出すると、公共交通機関の交通費より格段に安くなるケースがほとんどです。
荷物の多さに対応できる
社員旅行では、現地のリクリエーション用途など、多くの荷物が必要になることがあります。観光バスタイプの貸切バスであれば、客室の床下に大容量の貫通式トランクスペースが備わっているため、どのように荷物を運ぶかの心配が軽減されます。
経路や目的地が自由
貸切バスは事前に作成した行程表どおりに運行しなければならないものの、会社の建物前にバスを配車したり、公共交通機関の通じていない場所を目的地にすることも可能です。またバスを複数台利用すれば、チームを分けて複数のプランを楽しむこともできます。
プロドライバーに運転を任せられる
社員旅行では運転をすべてプロドライバーに任せ、目的地に着くまでは車内でゆっくり過ごすことができます。特にお酒を飲む場面が多い社員旅行では、この点が大きなメリットとなります。
もしもの場合の安心
貸切バスにはバス会社が加入する自賠責保険が含まれているため、万が一の際にも安心です。また、日本バス協会の「セーフティバス」認定制度を利用することで、安全性の高いバス会社を選ぶことができます。
貸切バス予約時のポイント
それでは本題の、実際に社員旅行で貸切バスを利用する際、確実に予約するためにはどんなことに気をつければいいかのポイントについて解説します。
依頼するバス会社の選び方
自社に直接バス会社との取引実績がある場合は、毎年継続利用するケースが多いかもしれません。しかしながらコロナ禍前後でバス業界は一変しています。自粛期間中にバス会社が多く廃業したのち、コロナ明けの需要回復後は急激なバス不足となっているためです。いつも頼んでいたバス会社がなくなっていたり空車が無いということもあり得るでしょう。
バス旅ねっとのような貸切バス手配サービスを利用すると、契約先はバス旅ねっとなので、全国どのバス会社を利用しても契約は1本化できます。毎年開催するような企画も依頼がスムーズですよ。なお貸切バス一括見積りサービスは、空車確認がスムーズであるものの、最終的な契約はバス会社と行なうことが多いので、手間はそれほど軽減されません。用途に合わせて使い分けましょう。
できるだけ早く予約する
バス会社直接・貸切バス一括見積もりサイト・貸切バス手配サービス、いずれを利用する場合にも共通しているのが、できるだけ早く予約してバスを確保した方が良いということです。貸切バスの予約では、バス車両だけでなくバスドライバーのスケジュールも確保されます。最近ニュースで目にすることが増えてきた運送業界の2024年問題やバスドライバー不足は、貸切バスユーザーに影響が大きい社会問題です。特に繁忙期のバス手配は困難で、バスの争奪戦状態となっていますので、計画が決まり次第すぐに見積もりを依頼し、内容確認後はできるだけ早く予約しましょう。
キャンセルポリシーを確認する
企業が貸切バスを利用する場合、社内稟議の都合などでなかなか決裁が下りないことが多いかもしれません。見積り依頼から予約確定までに時間を要するほど、バス空車が無くなってしまうリスクがあります。そのような場合には、キャンセルポリシーを確認の上、先に予約しておく方法も検討せざるを得ません。利用するバス会社やサービスによってキャンセルポリシーは異なりますので、出発日の何日前までが無料キャンセルが可能で、キャンセル料金はいくらなのかをしっかりチェックしておきましょう。
ただし、企画の候補日が何日もあるからと手当たり次第予約しておくなど、キャンセル前提の予約はおすすめしません。バス需要過多の状況下では、キャンセル可能期間だったとしてもバス会社に多大な迷惑がかかるので、次回バスを依頼しにくくなってしまうためです。バスを押さえるのは、あくまでほぼ依頼は確定しており、手続きが間に合わない場合のみに留めておきましょう。
最大枠を確保しておく
どんなに早く予約してバスを確保していても、のちの変更によってその予約が無駄になってしまうケースが存在します。バスには定員数が決まっており、それを越える人数で乗車することはできません。またバスドライバーは1日・週間・月間・年間で勤務できる時間が決まっているため、実際の運行スケジュールはその中でパズルのように組み合わされています。
つまり、予約後に人数変更や利用時間が変更になると、押さえていたバス車両やバス会社が利用できない場合があるのです。そうなると元の予約にキャンセル料金が発生した上で、代わりのバスが見つからないケースも起こり得ます。そのような最悪の事態を避ける方法は、最大の参加予定者や利用時間を想定して予約することです。状況によっては多めに確保した枠が無駄になるかもしれませんが、リスクは軽減できます。
社員旅行の貸切バス利用でよくある質問/Q&A
その他に社員旅行の貸切バス利用について知りたい方が、疑問に感じることが多いよくある質問を、いくつか挙げてみました。バス選びの参考になれば幸いです。
Q. 貸切バスの予約はどのくらい前に行うべきですか?
貸切バスの予約はできるだけ早めに行うことをおすすめします。特に繁忙期にはバスの手配が難しくなり、昨今は深刻なドライバー不足も続いていますので、少なくとも2~3ヶ月前には予約を開始しましょう。
Q. 貸切バスの利用にはどのような費用が含まれていますか?
貸切バス料金には、バスのレンタル代、運転手代、ガソリン代、保険代などが含まれています。当日にかかる高速道路代や駐車場代は現地精算となるケースが多いので、事前に確認しておきましょう。
Q. 旅行当日のスケジュール変更には対応できますか?
貸切バスは安全のため、事前に運行管理者が作成した運行指示書どおりに運行しなければならないことが法律で定められています。たとえば天候によって行程プランを変更したい場合などは、事前に雨天行程と晴天行程を準備しておく方法がおすすめです。渋滞や遅延などアクシデントによる予定変更には柔軟に対応してもらえるバス会社が多いでしょう。
社員旅行の貸切バス利用まとめ
社員旅行において、貸切バスの利用は非常に便利でコストパフォーマンスも高い選択肢です。大人数での移動がスムーズに行えるだけでなく、荷物の多さやスケジュールの柔軟性にも対応できます。安全性も確保されており、プロのドライバーに運転を任せることで、参加者全員がリラックスして旅行を楽しむことができます。できるだけ早めに予約して貸切バスを確保しましょう。
貸切バス手配には、全国業界最大級の提携バス会社を持つバス旅ねっとをぜひご利用ください。大手法人企業から学校法人・官公庁まで幅広い実績が豊富ですので、社員旅行だけでなく研修や視察、顧客向けイベント送迎など幅広いニーズに対応しています。また貸切バス利用時に発生する行程表作成や乗務員宿手配など様々な付随業務についても、専任スタッフが徹底サポートしたしますので、円滑なイベント進行が可能になります。貸切バス利用に関することは何でもお気軽にご相談ください。具体的なスケジュールが決まられている場合は、お見積りフォームからのお問い合わせがスムーズです。