【貸切バスの車種紹介】車輌の特徴や違い・みんなが知りたい疑問を解決!

複数の貸切バス

「貸切バス」と聞くと、どんな車種を想像しますか?
多くの方は「大型バス」を想像するでしょう。
しかし、貸切バスにはいろんな種類があり、特徴も車輌によって異なります。
今回は、「車輌の特徴」「得意な利用シーン」「車輌ごとの違い」「バスの選び方」など、皆さんの疑問を解決します!

貸切バスの種類はいくつあるの?

貸切バスは主に、「大型バス」「中型バス」「小型バス」「マイクロバス」「ミニバス」の5種類です。その中でも観光仕様と送迎仕様に分かれます。貸切バスは、人数や用途によって向き不向きがあるので、これから利用を考えている方はそれぞれの特徴や違いを知って理想の車種を見つけてみましょう!

各車種について詳しく見てみよう!

5種類の貸切バスをそれぞれ詳しく紹介します。各車種の「特徴」「メリットとデメリット」「得意な利用シーン」を解説していきますので一緒に見てみましょう!

大型バスの特徴

貸切大型バス外観

大型バスは貸切バスの中でも1番大きい車輌になります。最大53人(補助席含む)

乗車ができることから団体移動に人気です。また、車内設備を活用すれば乗車時間も退屈することなく移動できること間違いなしです!

貸切大型バスの特徴

中には、60人乗り(補助席含む)の大型バスも存在します。乗車人数が54人以上になる予定の方や補助席をなるべく利用したくない方にオススメです。ただし、保有しているバス会社は少なくなるので事前に確認が必要です。

大型バスのメリットとデメリット

貸切大型バスのメリット・デメリット

大型バスは観光仕様のため、乗り心地も良く設備も充実しています。1度に大人数でまとまって移動できることが最大のメリットですが、その分車体が大きいため「配車場所」「駐車場」「道幅」には注意が必要です。46人以上で乗車する場合はどうしても補助席に座る人が必要になります。また、少人数で大型バスを利用する場合は1人当たりの負担額が高くなってしまうのがデメリットです。

大型バスの得意な利用シーン

大型バスはどんな利用用途にも向いています。長距離や長時間の移動はもちろん、移動時間も快適に楽しみたい観光・旅行にも最適です。大容量のトランクが付いているため、大きなスーツケースがある空港送迎や荷物の多い合宿、スキーやスノーボードでも活躍します。

中型バスの特徴

貸切中型バスの外観

中型バスは、大型バスをそのまま小さくしたバスになります。大型バスと比べても乗り心地の快適性や設備の充実性は遜色ありません。乗車人数は通常27人までで、補助席が無いので全員が正座席に座れます。

貸切中型バスの特徴

もちろん、トランクも付いているため20人程度で荷物のある移動には充分でしょう。中型バスのトイレ付きやリフト付きの特殊車輌は、大型バスよりもさらに希少になるためどうしても利用したい場合は大型バスの利用をオススメします。

中型バスのメリットとデメリット

貸切中型バスのメリット・デメリット

中型バスは大型バスと観光仕様で造られているため、乗り心地も設備も充実しています。

中には28人まで乗車できる中型バスや補助席が付いた33人乗りの特大中型バスという車輌もありますが、保有バス会社はかなり少なくなりますので、28名以上の場合は大型バスの選択になると考えておきましょう。中型バスは大型バスに比べてトランクも小さくなりますので、荷物が多い場合は20名前後から大型バスへの切り替えがおすすめです。

中型バスの得意な利用シーン

中型バスは大型バスと同様、基本的にどんな利用用途にも向いています。大人数での利用はできないものの、20人程度の小規模~中規模グループでの移動なら観光や旅行だけでなく、大阪から東京などの長距離移動も快適に乗車可能です。大きすぎず小さすぎない中型バスはVIPや取引先の送迎にも大変人気です。

小型バスの特徴

貸切小型バスの外観

小型バスは、観光仕様のバスの中で1番小さい車輌になります。中型バスと同様に補助席が無いため、全員が正座席に座ることができます。また、小さいながらも充実した設備が備わっていることも特徴です。

貸切小型バスの特徴

しかし、小型バスは10年以上前に製造が終了しているため貸切バスの中では1番希少な車種となります。場合によっては手配ができないこともありますので、事前に問い合わせをして、小型バスを保有していない場合には中型バスかマイクロバスを選びましょう。

小型バスのメリットとデメリット

貸切小型バスのメリット・デメリット

小型バスは10~20人程度の観光旅行にもピッタリで、観光仕様の車輌の中では1番小回りが利くため多少の狭い道も通り抜けることができるでしょう。

ただし、トランクが付いていなかったり、付いていてもあまり多くは積めないため荷物が多くなる場合は中型バスを利用すると良いでしょう。小型バスの設備は、保有会社により異なります。利用したい設備がある場合は事前に確認しておきましょう。

小型バスの得意な利用シーン

短~中距離の観光や送迎利用をするなら小型バスで充分です。長距離移動となる場合は中型バスが良いでしょう。小型バスは、荷物が少ない20人程度での利用に人気です。また、観光仕様の中で1番小さい車輌のため、道幅が狭い神社やお寺巡りなどでも活躍します。

マイクロバスの特徴

貸切マイクロバス外観

マイクロバスは、送迎仕様で造られています。観光仕様の「大型バス」「中型バス」「小型バス」との大きな違いは、車体の大きさ、設備の充実性、乗り心地です。

貸切マイクロバスの特徴

しかし、マイクロバスは車体がコンパクトで小回りが利き、バス料金も比較的リーズナブルなため、ちょっとした移動や少人数での日帰り観光などには非常に便利です。

マイクロバスのメリットとデメリット

貸切マイクロバスのメリット・デメリット

マイクロバスは観光仕様ではないものの、10数人での利用なら狭く感じることなくゆったりと移動することが可能です。基本的にトランクは付いていないため荷物がある場合はすべて車内に持ち込み、空席などに置くことになります。

荷物が多くなる場合は、トランクスペース付きの車輌もあるため事前に確認してみると良いでしょう。座席数は中型バスと同じく最大27席ですが補助席を含めた数となるため注意しましょう。

マイクロバスの得意な利用シーン

マイクロバスは、小規模のグループにはピッタリの車種です。10人程度でも車内に荷物を持ち込むので1人で2席利用するとちょうど良いと評判です。

なんといっても人気なのが結婚式の送迎です。親戚や友人の家を順番に迎えに行くことも可能なので手配する方も安心です。また、車体もそれほど大きくないため、多くの来場者が見込まれる「駅~イベント会場」などのピストン送迎にも向いています。

ミニバスの特徴

貸切ミニバス外観

ミニバスは貸切バスの中でも1番小さい車輌で、見た目は貸切バスというより乗用車に近いです。小さな車輌なので移動も目立たず、途中の乗降もスマートにできます。

貸切ミニバスの特徴

マイクロバスと同じく、送迎仕様となっているため設備はほとんどありませんが、中にはVIP仕様で革座席の車輌もあります。

ミニバスのメリットとデメリット

貸切ミニバスのメリット・デメリット

ミニバスはコンパクトに移動できるため、少人数の移動で荷物が少ない時には便利です。また、乗車人数が10~13人となる場合、一般的にはレンタカーや自家用車だと定員7名までで車2台必要になりますが、ミニバスだと1台で解決します。

ただし、マイクロバスと料金がほとんど変わらないことが多いです。そのため、少しでも広々と乗車したいという方や荷物が多くて窮屈になりそうな方はマイクロバスもオススメです。

ミニバスの得意な利用シーン

ミニバスは、特に視察や研修など道幅の狭いところを通る行程や、少人数での観光などに人気です。観光の中でも温泉旅行の場合、大きなバスではなかなか入れない道も多いですが、ミニバスなら心配することなくホテルまで通行できるでしょう。また、取引先を会社に招待するときの移動車として革座席の車輌を好む方もいます。

それぞれの車種にはどんな違いがあるの?

これまで各車種の特徴を見てきましたが、利用してみたい車輌の候補は見つかりましたか?「観光での利用で、人数的には中型バスだけど荷物は少ない…。マイクロバスだとどんなところが違うのだろう…」など、特徴が似ている車種でどちらにするか迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、「大型バスと中型バス」「中型バスと小型バス」のように近い車種との違いを解説しますので、是非参考にしてみてください。

大型バスと中型バスの違い

大型バスと中型バスの主な違いは表にある3つです。乗車できる人数はおよそ倍の差があり、中型バスのトランクに積める量も大型バスの半分となります。中型バスで荷物を積みきれない場合は、車内の空席に置くことも可能です。また、料金も大きく異なります。乗車人数が少ないと1人当たりの金額も高くなるので人数に合わせてバスを選ぶと良いでしょう。

大型バスと中型バスの比較表

※表の料金は、走行距離を150km、利用時間を9:00~17:00とした場合の目安です。

中型バスと小型バスの違い

中型バスと小型バスは、乗車できる人数はほぼ変わらないものの、中型バスに比べて小型バスのトランクの容量が少なります。また、小型バスは希少な車種のため手配も難しく、希望の設備が必ず備わっているとは限りません。

荷物がある場合や、絶対に使いたい設備がある場合は中型バスのほうが良いかもしれません。逆に、移動のみでほとんど荷物も無く、設備の利用予定も無い方は小型バスのほうが安く利用することができます。

中型バスと小型バスの比較表

※表の料金は、走行距離を150km、利用時間を9:00~17:00とした場合の目安です。

小型バスとマイクロバスの違い

小型バスとマイクロバスはもともとの仕様が異なります。観光仕様の小型バスにするか、送迎仕様のマイクロバスにするか、利用用途で判断するのも1つの手段です。当然、仕様が異なるため座り心地や座席間隔も多少違いがあります。

マイクロバスは基本的にトランクが無いため、荷物は中に持ち込むこととなります。料金は大きく変わらないため、座り心地の良い小型バスを選ぶ方も多いです。ただし、小型バスを保有している会社は少ないためあらかじめ確認しておきましょう。

小型バスとマイクロバスの比較表

※表の料金は、走行距離を150km、利用時間を9:00~17:00とした場合の目安です。

マイクロバスとミニバスの違い

マイクロバスとミニバスはどちらも送迎仕様です。しかし、乗車できる人数は倍の差があります。どちらの車種もトランクは付いていませんが、中にはマイクロバスのトランク付き車輌もあるので、荷物が多くなりそうな場合は空車があるか確認してみましょう。

マイクロバスとミニバスは料金がほとんど変わらないため、座席数の多いマイクロバスを選ぶ方が多いですが少人数でコンパクトに移動したい場合はミニバスが良いでしょう。

マイクロバスとミニバスの比較表

※表の料金は、走行距離を150km、利用時間を9:00~17:00とした場合の目安です。

車種の選び方のコツ

貸切バスの車種選びには3つ方法があります。観光や送迎などの「利用シーン」で選ぶ場合、当日乗車する「人数」で選ぶ場合、「荷物量」で選ぶ場合です。あなたの1番重要視しているポイントで決めると良いでしょう。

利用シーンで選ぶ

貸切バス利用用途からの車種比較

大型バスや中型バスは基本的にどんな利用シーンにも活躍していますが、ちょっとした観光や単純な送迎などは小型バスやマイクロバスやミニバスも人気です。利用用途に併せて「観光仕様のバス」か「送迎仕様のバス」か、車輌を選ぶのもコツです。

人数で選ぶ

貸切バス乗車人数からの車種比較

貸切バスは1番小さい車種で7人から、1番大きな車種で60人乗車できます。小回りが利くのはミニバスですが、広々とした車内空間で移動したい方は小型バスや中型バスなど、少人数で大きめのバスを利用することもあります。60人以上でゆったりと移動したい場合は、大型バス1台と中型バス1台を借りると全員が正座席に座れます。

荷物量で選ぶ

貸切バス荷物量からの車種比較

人数は少なくても荷物が多い場合はトランクの付いた車輌を選ぶと安心です。また、荷物が少ないのなら送迎仕様のマイクロバスでも充分でしょう。海外から来たクライアント用のバスを手配する場合は、海外用の特大スーツケースや大きめのスーツケースを2つ持っている場合もあるので注意しましょう。

車種の特徴をもっと細かく見てみよう

今回は、貸切バスの各車種について紹介しました。「どんな種類があるのか分からない。」「貸切バスを使ってみたいけど、どの車種がいいのか分からない。」など、初めて利用する方は特に疑問も多いでしょう。この記事を読んで、少しでも皆さんの疑問解消のお手伝いになれたら嬉しいです。

気になる車輌の座席図やトランクの収納例など、さらに詳しく知りたい方は車種ごとに細かく調べてみると新たな発見があるかもしれません。

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