大阪から日帰りで行こう鳴門蔵見学~神山温泉モデルコース
四国の北東に位置する徳島県は、大阪や兵庫から淡路島を通じてアクセスしやすい観光地です。徳島で有名なものは鳴門の渦潮や8月の阿波おどりですが、落ち着いた里中にある美人の湯「神山温泉」も人気があります。そこで今回は神山温泉を中心に、行きは旧撫養街道にある老舗の蔵見学、帰りは淡路島の名勝「慶野松原」で夕日の絶景に立ち寄る、大阪からの日帰りモデルコースをご紹介します。
徳島県内は主要な都市間にJR線が通じており、山岳部以外には路線バスも複数ありますが、離れた目的地を最短距離でめぐるには公共交通機関よりもマイカーやレンタカーなど車でのドライブがスムーズです。そして普通車で数台に渡るような人数でのグループ観光で便利なのが運転手付きの貸切バスサービスです。旅行会社が企画するバスツアーは決まったプランの中で知らない人と一緒に行くことになりますが、貸切バスはバスを1台貸し切りチャーターできるので、自分たちのグループだけで好きな場所をめぐることができます。貸切バスの種類は10名前後で利用できるミニバスから50名ほど乗車できる大型観光バスまで様々ですので、オリジナル旅行を計画する際には、全国対応の貸切バス手配サービス「バス旅ねっと」までご相談ください。
貸切バスで行く徳島県おすすめ観光コース
大阪駅~本家松浦酒造場「酒蔵 鳴門鯛」…福寿醤油~神山温泉~道の駅くるくるなると~慶野松原~大阪駅
徳島県の見どころ観光スポット
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10:00
本家松浦酒造場「酒蔵 鳴門鯛」
1つ目のスポットは鳴門市大麻町の旧撫養街道にある老舗酒造「本家松浦酒造場」です。1600年頃から米問屋を営み1804年に創業した本家松浦酒造場の代表銘柄「鳴門鯛」は、地元で愛され続けているだけでなく、海外でも評価の高い日本酒です。予約制の蔵見学では登録有形文化財の九仕込み蔵や母屋を案内してもらえ、団体受付にも対応しています。ナルトタイ直売店では限定や秘蔵のお酒を購入したり、試飲飲み比べができます。
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11:00
福寿醤油
本家松浦酒造場から旧撫養街道を挟んで向かいにある1826年創業の老舗「福寿醤油」でも予約制の見学を受付しています。製造工程を見学したあとはテイスティングやお買い物を楽しめますよ。
四国巡礼の四国八十八ヶ所霊場の1つ目・霊山寺は撫養街道(川北街道)にあるため、古くから岡崎港から西へ伸びる撫養街道沿いは栄えていました。霊山寺よりも東側にある大麻町周辺は、今回ご紹介した蔵の他にも、大谷焼の窯元や貝塚など歴史的なスポットもありますので、ゆっくり散策するのもおすすめです。 -
13:00
神山温泉
鳴門での蔵見学を終えたら吉野川を越え、鮎喰川沿いを南に下って名西郡神山町にある「神山温泉」へ。日帰り温泉施設「いやしの湯」では、畳敷きで神山の杉や青石で彩られた温泉を楽しめます。重曹と塩分を含んだややぬめりのある湯に浸かると、肌がつるつるすべすべになりますよ。昼食は施設内にある「レストランかわせみ」で、地元食材をふんだんに使った和食をどうぞ。
周辺の自然豊かな里山には、梅の名所「阿川梅の里」、桜の名所「神山さくら街道」「ゆうかの里」、藤の名所「農村ふれあい公園」、紅葉の名所「上一宮大粟神社」「大久保の里 乳いちょう」、氷瀑の名所「神通の滝」と四季を感じられるスポットがたくさんあります。宿泊でゆっくり観光するのもおすすめですよ。 -
16:00
道の駅くるくるなると
温泉でゆっくりしたあとは「道の駅くるくるなると」に立ち寄りましょう。鳴門の名物といえば、鳴門金時のおいも・徳島れんこん・鳴門わかめ・阿波黒牛ですので、思う存分スイーツを食べたりお土産を買ったりしてください。
大阪までの帰りのバスで小腹が空いた時のためにおすすめなのは「うまいんじょ おにぎりとみそ汁」のテイクアウト。阿波しらすぶっかけおにぎり・鳴門わかめと塩焼鯛巻き・鳴門れんこんきんぴらと阿波鶏そぼろ・蛸足一本おにぎりなどなど徳島食材を気軽に楽しむのにぴったりですよ。 -
17:00
慶野松原
ラストのスポットは淡路島の西海岸にある『日本の夕陽百選』に選ばれた「慶野松原」です。慶野松原は約2.5kmの広大な砂浜に5万本の黒松が広がる白砂青松の景勝地で、日中の景色も風光明媚ですが、播磨灘に沈む夕陽と沖合に浮かぶ小豆島の美しさは格別です。季節によって日没のタイミングが違いますので時間を調べてから計画を立てましょう。
【日没時間の目安】
1月:17:00頃
3月:18:00頃
7月:19:00頃
9月:18:00頃