山形県の貸切バスモデルコース

冬の山形で行くべき雪絶景スポット!蔵王~山寺モデルコース

冬の山寺「五大堂」

山形の観光シーズンというと、さくらんぼの旬である初夏や紅葉の秋が思い浮かびますが、なんといっても冬旅がおすすめです。大型スキー場の蔵王温泉スキー場が有名なため、冬の山形には関東から多くのスキー・スノボ客が訪れますが、観光旅行としてもしっかり楽しむことができるスポットがたくさんあるんです。そこで今回は、貸切バス手配サービスのバス旅ねっとが、冬におすすめの山形絶景スポットや温泉をめぐるモデルコースをご紹介します。

コースは米沢市から山形市にかけて進むためJR奥羽本線が南北に通じていますが、多くの観光スポットは駅から少し離れているため路線バスや徒歩移動を組み合わせねばならず、寒い冬の移動は大変です。レンタカーを借りるにしても土地勘のない雪道を運転するのは勇気がいるでしょう。そこでおすすめの移動手段が運転手付きの貸切バスのチャーターです。現地のバス会社の貸切バスを利用すれば、雪国の道路事情に詳しいプロドライバーに運転をお任せし、目的地から次の目的地を快適スムーズに移動することができます。全員が運転をしないので道中でお酒を楽しめるのもうれしいポイントです。貸切バスには10名程度で利用でき細い路地でもアクセスしやすいミニバスマイクロバスから、40名以上乗れて快適な大型観光バスまで様々なタイプがありますので、グループ旅行を企画する際には貸切バスを検討してみてください。ただし貸切バスは安全のため運行管理が厳密です。タクシーのように当日好きな場所にあちこち動くことはできませんので、旅行の予定は事前にしっかり立てた状態で利用しましょう。バス会社探しや予約は、全国対応の貸切バス手配サービス「バス旅ねっと」をご利用いただくとスムーズですよ。

貸切バスで行く山形県おすすめ観光コース

米沢駅~酒造資料館「東光の酒蔵」~よねおりかんこうセンター~高畠ワイナリー~蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅~蔵王温泉~山寺~チェリーランドさがえ~いちごガーデン~米沢駅

山形県の見どころ観光スポット

  • 酒造資料館「東光の酒蔵」の仕込み樽
    1日目午前

    酒造資料館「東光の酒蔵」

    せっかく米沢まで来たのであれば、まずは老舗酒造の資料館「東光の酒蔵」に立ち寄りましょう。山形は県全体が日本酒の地理的表示(GI)に指定されており、全国新酒鑑評会の金賞銘柄数は2022年度が20点で1位・2023年度が14点で3位を記録するほど酒造りが盛んです。小嶋総本店の代表銘柄で資料館の名称にもなっている「東光」も、世界的権威のあるIWCの2024年度純米大吟醸の部門でGOLDを獲得するなどその品質は折り紙付きです。小嶋総本店の創業は安土桃山時代の1597年で、米沢藩上杉家御用酒屋となったため禁酒令時にも酒造りができていたという珍しい歴史を持っています。資料館はまるで明治時代の酒蔵にタイムスリップしたかのような趣がありドラマやCMロケ地にもなりました。資料館の見学だけでなく蔵元直営店や有料試飲もチェックしましょう。

    車で20分ほど北上すると、山形ワインを代表する「高畠ワイナリー」がありますので、時間に余裕があればセットで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。昼食場所におすすめなのは米沢牛や芋煮など山形名物が楽しめる、高畠の「よねおりかんこうセンター」です。座敷60名・テーブル160名収容可能で団体メニューも豊富ですよ。

  • 蔵王ロープウェイの樹氷
    1日目午後

    蔵王ロープウェイの樹氷

    さらに北上し宿泊先である蔵王温泉に向いますが、近くには樹氷の絶景で有名なスポットがありますので立ち寄りましょう。蔵王連峰の西麓は一面広大な「蔵王温泉スキー場」となっていますが、スキー用のリフトでなくても蔵王ロープウェイを使って樹氷の絶景を観光することができます。

    まずは標高855mにある蔵王山麓駅からロープウェイ山麓線に乗ると、約7分で標高1,331mの樹氷高原駅に着きます。ここからアオモリトドマツが群生する樹氷原が広がり、さらにロープウェイ山頂線に乗り換えると約10分で標高1,661mの地蔵山頂駅に着きます。例年の見頃は12月下旬から3月上旬で、最盛期は1月下旬から2月下旬です。シーズン中の週末には夜間ライトアップや雪上車クルーズツアーなどが企画されるのでチェックしてみましょう。

  • 蔵王温泉の冬の夜「酢川温泉神社」
    宿泊

    蔵王温泉の夜

    宿泊は蔵王温泉へ。開湯から1900年の歴史がある昔ながらの温泉地ですが、現在はスキー・スノーボードなど蔵王の冬アクティビティの拠点としてペンションやコテージなども多く建ち、東北を代表する山岳リゾートとなりました。宿泊場所はそれぞれ純和風からリゾートホテルまで様々ですので、好みに合わせてチョイスしましょう。

    冬の蔵王温泉はまた格別で、雪の降り積もる温泉街は風情があります。写真は温泉街の中心地にある「酢川温泉神社」の鳥居で、夜は灯籠の灯りに照らされ昼間とは違った美しさです。ただし蔵王温泉のシンボルである大露天風呂など、積雪により冬季は利用できない露天風呂もありますので、ご注意ください。

  • 冬の山寺「仁王門」
    2日目午前

    山寺の雪景色

    2日目は山形市の北東に位置する「山寺」へ。正式名は「宝珠山立石寺」で、山全体が修行と信仰の場になっている東北を代表する霊山です。登山口付近には重要文化財の「根本中堂」やこの場所で”閑さや 巌にしみ入る 蝉の声”を詠んだ芭蕉像などがあり、山門を抜けると「奥乃院」まで1,015段の石段が続いています。石段の西側にある巨大な奇岩の上に建つ赤い「納経堂」、さらにその先の斷崖に突き出た「五大堂」は山寺を代表する絶景ポイントです。雪の中で石段を登るのは過酷ですが、雪化粧によってさらに厳かさを増す絶景は一見の価値ありです。

    山寺の門前町では力こんにゃく(玉こんにゃく)・ずんだもち・板そばなどの山寺グルメを楽しむことができ、疲れた体に染み渡るでしょう。お店はたくさんありますので昼食は自由散策にしてもいいですね。

  • 寒河江の雪中いちご狩り
    2日目午後

    チェリーランドさがえ雪中いちご狩り

    山寺から西に向かうと日本一さくらんぼの里として知られる東北最大級の道の駅「チェリーランドさがえ」があります。最大240名収容の大宴会場と最大140名着席可能のレストランを備えているので人数の多い団体の場合はこちらを昼食場所にしましょう。

    そして山形の冬旅を締めくくるのは、雪中いちご狩りです。いちごが雪に埋まっているわけではありませんが、雪に覆われた温かいハウスの中で完熟のあまーい苺を思う存分食べちゃいましょう。道の駅内のさくらんぼ会館が予約受付をしており、場所は近隣のストロベリーファームといちごガーデンです。どちらも高い位置で栽培されているので、しゃがまず立ったまま苺を摘めますよ。他のシーズンも寒河江名産のさくらんぼなど様々なフルーツ狩りも楽しめますよ。

    【雪中いちご狩り】OPEN~3月下旬
    【いちご狩り】4月上旬~6月上旬
    【さくらんぼ狩り】6月上旬~7月上旬
    【ブルーベーリー狩り】7月中旬~8月中旬
    【ぶどう狩り】8月下旬~10月中旬
    【柿狩り】10月上旬~11月上旬
    【りんご狩り】10月下旬~11月下旬

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