国頭村のやんばる国立公園内にある「大石林山（だいせきりんざん）」は、熱帯カルストの切り立った岩壁の絶景と亜熱帯林の中にトレッキングコースが整備された、沖縄最北エリアの人気観光スポットです。映画やミュジックビデオのロケ地になることも多い独特の景観を求め、多くの観光客が訪れます。2002年のオープン当初は「金剛石林山」という名称でしたが、2010年からは「大石林山」になりました。
駐車場でチケットを購入すると、無料のシャトルバスでトレッキングスタート地点の「精気小屋」まで送迎してもらえます。そこから悟空岩・立神の大岩・縁結びの岩など珍しい熱帯カルスト地形を見てまわる【奇岩・巨石コース／1,000m約35分】、パワースポット石林の壁を通り海を見渡せる頂上まで登る【美ら海展望台コース／900m約30分】、6万本のソテツ群落や巨大な御願ガジュマルがある森をまわる【ガジュマル・森林コース／900m約30分】、車いすでも行くことができるウッドデッキをまわる【バリアフリーコース600m約20分】の4コースがあります。2時間ほどかけてすべてのコースを2時間かけてまわることもできますよ。やんばるのダイナミックな大自然を肌で感じてみてください。
大石林山に公共交通機関でアクセスする方法
大石林山への電車やバスを利用したアクセス方法をご案内いたします。
那覇空港からのアクセス方法
那覇空港から大石林山までは①高速バスや②路線バス③村営バスを乗り継いで4時間以上かかります。村営バスは運行本数が少なく、午前中は事前予約しないと運行していないので、かなりアクセスしづらい場所です。
①那覇空港からやんばる急行バス[YKB888]で名護バスターミナル前へ1時間43分
②名護バスターミナルから琉球バス[67]で辺土名バス停へ54分
③辺土名バス停から国頭村営バスで辺戸バス停へ39分
④辺戸バス停から大石林山まで徒歩15分
沖縄北部のやんばる方面へはレンタカーやハイヤー、貸切バスでのアクセスがおすすめです。車で直接向かえば那覇空港から大石林山までは2時間強で着きますよ。
道の駅ゆいゆい国頭からのアクセス方法
那覇空港から沖縄本島最北端の滞在型リゾートホテル「オクマ プライベートビーチ&リゾート」までは、10時発15時発の1日2便・空港連絡直行リムジンバスが運行しています。終点の「オクマ プライベートビーチ&リゾート」手前にある「道の駅ゆいゆい国頭」にもバスは停車し、那覇空港から2時間30分ほどでアクセスすることができます。
このバスと大石林山に向かう村営バスは連絡していないので、「道の駅ゆいゆい国頭」で休憩するか「オクマ プライベートビーチ&リゾート」で宿泊してからのアクセスがおすすめです。奥間ビーチ入口バス停は「道の駅ゆいゆい国頭」のすぐ前で、「オクマ プライベートビーチ&リゾート」からは徒歩15分ほどです。
①奥間ビーチ入口バス停から琉球バス[67]で辺土名バス停へ3分
②辺土名バス停から国頭村営バスで辺戸バス停へ39分
③辺戸バス停から大石林山まで徒歩15分
大石林山へ貸切バスで行こう
大石林山へ10人以上で移動される場合は、貸切バスのご利用がおすすめです。
公共交通機関、レンタカー、乗り合いツアーバスと比べて、貸切バスにはこんなメリットがあります。
乗り換えなしで現地までラクラク移動
目的地までの移動に公共交通機関を利用すると、電車やバスの乗り換えをして現地までは徒歩移動ということも多いですよね。旅行の大きな荷物を持ちながらの移動や、グループでの大人数の移動では目的地に着くまでに疲れてクタクタになりかねません。
貸切バスであれば、指定の集合場所から目的地の駐車場まで最短ルートで一気に移動することができます。もちろん移動の途中に寄りたい場所があれば経由地設定もできますよ。
運転はプロドライバーに任せて安心
貸切バスは運転手付きのバスをチャーターできるので、レンタカーと違って運転はすべてプロドライバーに任せることができます。これなら知らない土地や慣れない道でも安心ですね。
グループに運転を担当する人がいなければ、気兼ねなくみんなでお酒を飲んだり食事をしたりできますし、帰り道で疲れたら眠って休みながら移動することができますよ。
ビジネス用途など使い方は自由
貸切バスは1台のバスを丸ごとチャーターするので、用途に合わせた様々な使い方ができます。
ビジネスであれば取引先の方々を車内で接待しながら送迎したり、社員研修を兼ねてバス車内でミーティングやレクリエーションをしたり、自社のイベントや企画に招待したお客様に映像を見ていただきながら送迎したり、移動時間を有効利用できますよ。
大石林山の周辺情報
大石林山へのアクセスに役立つ、駐車場・グルメ・観光スポットの情報をご案内いたします。
大石林山周辺の駐車場情報
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大石林山駐車場
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【住所】沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
【収容台数】130台
【普通車料金】無料
【大型車料金】無料
大石林山周辺のグルメ情報
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道の駅「ゆいゆい国頭」
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沖縄最北の道の駅である「ゆいゆい国頭」は、やんばる観光の拠点になる休憩スポットです。国頭村のブランド豚”くんじゃん豚”を使ったくんじゃん豚もやしそばの「レストランくいな」、沖縄そばとサーターアンダギーの「サーター屋」、沖縄ぜんざい（かき氷）や沖縄てんぷらの「パーラーゆめちゃん」など飲食店がたくさんありますよ。ヤンバルクイナグッズや国頭の名産・からぎ茶などのお土産品もどうぞ。
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笑味の店
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沖縄の本土復帰50年を記念して2022年に放送された連続テレビ小説『ちむどんどん』の料理監修もされたという、おばぁの島野菜料理の店「笑味の店」。クセの強い島野菜を丁寧に仕込んで1品1品を、生命力を詰め込んだ「長寿膳」やおまかせの旬素材のランチ「まかちくみそーれ」で味わってみてください。月桃の葉で包んだ「カーサーバージューシー」、沖縄風お好み焼きの「ひらやーちー」、シークヮーサーの果皮精油を混ぜた餅「シークヮーサームーチー」、タピオカ芋が入った「タピオカアンダギー」など単品ものやおやつなど色々食べてみたいですね。
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精気小屋
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大石林山トレッキングコースのスタート地点「精気小屋」では食事もできます。長命草サクナのスムージーが付いたヤギ肉の森のヒージャーそば、聖地アシムイの三大薬草入りのお粥ボロボロジューシー、月桃の葉を練り込んだおやつ杜のタピラ焼きなど、やんばるの恵みを食べてスタミナをつけましょう。
県産豚の薬草やんばる鍋やサンゴビールが楽しめる「ふれあい食堂 なんと屋」は2020年9月から休業中ですが、再開したらこちらも要チェックです。
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大石林山周辺の観光スポット情報
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辺戸岬
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ヤンバルの大石林山まで来たら、沖縄本島最北端の「辺戸岬（へどみさき）」まで足を伸ばしてみましょう。整備された遊歩道で海に向かうと、太平洋と東シナ海の青い海と、荒波が打ちつける断崖絶壁の絶景が。遊歩道の傍らには「祖国復帰の碑」や「沖縄・与論島友好の碑」がありますので、潮風の中で沖縄の歴史を感じてみてくださいね。
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ヤンバルクイナ展望台
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辺戸岬の南の山に巨大なヤンバルクイナが出現？そこにあるのは高さ11.5mの「ヤンバルクイナ展望台」で、天然記念物ヤンバルクイナの姿がリアルに再現されています。赤いクチバシと足はインパクト大です。展望台を登ると小部屋から外の景色を見ることができますが、建物の外にある展望台の方が、パノラマで海を見渡せるのでおすすめです。
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比地大滝
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道の駅ゆいゆい国頭の東に、落差25.7mと沖縄最大級の滝「比地大滝」があります。バス停からは徒歩20分ほどのところにキャンプ場があり、そこから「比地大滝」までは40分ほどのトレッキングコースになっています。階段や吊り橋などが整備されていますが、アップダウンがあるので気合を入れて行きましょう。道中の森の中の動植物の中で、天然記念物のノグチゲラ・ホントウアカヒゲやヤンバルクイナに会えるかもしれませんよ。
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