沖縄美ら海水族館への行き方（公共交通機関、貸切バス）
沖縄県北部の本部半島にある「美ら海水族館」の前身は、1975年に行われた沖縄国際海洋博覧会場の跡地・国営沖縄海洋博覧会記念公園内にできた「国営沖縄記念公園水族館（旧 国営沖縄海洋博記念公園水族館）」です。1980年には世界で初めて水族館内でジンベエザメを飼育することに成功し、施設老朽化に伴い行われた2002年のリニューアルでは、ジンベエザメの水槽が1100tから7500tへ拡張、公募で決まった「美ら海水族館」という新しい名称とともに巨大水槽のジンベエザメがシンボルとなりました。
リニューアル当時の2001年に放送された連続テレビ小説『ちゅらさん』の沖縄ブームとあいまって来場者数を伸ばし続け、2007年には世界最大のエイ・ナンヨウマンタの複数飼育と繁殖に飼育と繁殖にも成功。現在でも来場者数は年間300万人超えと日本一の人気を誇る水族館となっています。
建物は4階建てで3階にある入口から深海へ潜っていくように2階・1階へと進む構造になっています。どんなコーナーがあるのか順に見ていきましょう。4階「大海への誘い」では海人門（ウミンチュゲート）があり上からサンゴの海が見え、3階「サンゴ礁への旅」に降りていきます。タッチプール・イノーの生き物たちからサンゴ礁の海にカラフルな熱帯魚の海と、小さな生き物たちを見たあとは2階「黒潮への旅」へ。
ジンベエザメとナンヨウマンタが悠々と泳ぐダイナミックな黒潮の水槽は1階までつながっており、天井がアクリルになったアクアルームから見上げることもできます。1階「深海への旅」には深海の生き物たちを見ることができます。没入感の得られる造りで目にする沖縄の海の世界は、忘れられない体験になりそうですね。
建物の外にあるイルカショーの「オキちゃん劇場」と「イルカラグーン」「ウミガメ館」「マナティー館」は、無料で入れるスペースなので気軽に周辺観光の合間に立ち寄ってもいいですね。
沖縄美ら海水族館に公共交通機関でアクセスする方法
沖縄美ら海水族館への電車やバスを利用したアクセス方法をご案内いたします。
那覇空港からのアクセス方法
沖縄県北部へ那覇空港からアクセスする方法は高速バスのみですが、バス会社が複数あり、所要時間や料金が若干異なります。朝の6時台から20時台まで、いずれかのバス会社の高速バスが1時間に1～5本のペースで運行しています。
美ら海水族館の最寄りのバス停は「記念公園前」で、美ら海水族館の入口までは徒歩10分ほどかかりますので帰りのバス時刻にはご注意ください。
①沖縄エアポートシャトルバス⇒1時間55分
②カリー観光特急「美ら海ライナー」⇒2時間
③やんばる急行バス[YKB888] ⇒2時間15分
④沖縄バス高速バス[117] ⇒2時間15分
沖縄美ら海水族館へ貸切バスで行こう
沖縄美ら海水族館へ10人以上で移動される場合は、貸切バスのご利用がおすすめです。
公共交通機関、レンタカー、乗り合いツアーバスと比べて、貸切バスにはこんなメリットがあります。
乗り換えなしで現地までラクラク移動
目的地までの移動に公共交通機関を利用すると、電車やバスの乗り換えをして現地までは徒歩移動ということも多いですよね。旅行の大きな荷物を持ちながらの移動や、グループでの大人数の移動では目的地に着くまでに疲れてクタクタになりかねません。
貸切バスであれば、指定の集合場所から目的地の駐車場まで最短ルートで一気に移動することができます。もちろん移動の途中に寄りたい場所があれば経由地設定もできますよ。
運転はプロドライバーに任せて安心
貸切バスは運転手付きのバスをチャーターできるので、レンタカーと違って運転はすべてプロドライバーに任せることができます。これなら知らない土地や慣れない道でも安心ですね。
グループに運転を担当する人がいなければ、気兼ねなくみんなでお酒を飲んだり食事をしたりできますし、帰り道で疲れたら眠って休みながら移動することができますよ。
ビジネス用途など使い方は自由
貸切バスは1台のバスを丸ごとチャーターするので、用途に合わせた様々な使い方ができます。
ビジネスであれば取引先の方々を車内で接待しながら送迎したり、社員研修を兼ねてバス車内でミーティングやレクリエーションをしたり、自社のイベントや企画に招待したお客様に映像を見ていただきながら送迎したり、移動時間を有効利用できますよ。
沖縄美ら海水族館の周辺情報
沖縄美ら海水族館へのアクセスに役立つ、駐車場・グルメ・観光スポットの情報をご案内いたします。
沖縄美ら海水族館周辺の駐車場情報
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北ゲート立体駐車場（P7）
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【住所】沖縄県国頭郡本部町石川
【営業時間】施設営業時間に準ずる
【収容台数】1,083台
【普通車料金】無料
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エメラルドゲート駐車場（P9）
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【住所】沖縄県国頭郡本部町石川
【営業時間】施設営業時間に準ずる
【収容台数】153台
【普通車料金】無料
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東駐車場（P4）
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【住所】沖縄県国頭郡本部町石川
【営業時間】施設営業時間に準ずる
【収容台数】大型バス専用66台
【大型車料金】無料
沖縄美ら海水族館周辺のグルメ情報
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レストラン「イノー」
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美ら海水族館の4階にあるレストラン「イノー」は、館内に入場しなくても入れる場所にあります。東シナ海を一望できるオーシャンビューの店内がおすすめポイント。
ランチタイムはビュッフェ形式で沖縄料理を楽しめます。カフェタイムにはアラカルトの食事メニューやさつまいもタルトなどのスイーツがありますよ。
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きしもと食堂
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沖縄美ら海水族館のある本部町は沖縄そばの町であり、”本部そば街道”と呼ばれる県道84号線には20軒以上の沖縄そば店が軒を連ねています。その中でおすすめするのが1905年創業と最古の沖縄そば店と言われる「きしもと食堂」です。本店の少し先に広めの八重岳店があります。
きしもとの麺打ちは、かん水ではなく薪を焼いた跡に出た木灰の灰汁を使うのが特徴で、独特のコシと風味になります。甘辛い三枚肉を乗せ、沖縄風炊き込みご飯「じゅーしー」とともにどうぞ。
本店：沖縄県国頭郡本部町渡久地５
八重岳店：沖縄県国頭郡本部町伊野波350-1
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大国林道
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本部半島の付け根の名護市には、沖縄のビール会社「オリオンビール」の工場・オリオンハッピーパークがあり、工場見学や試飲を行うことができます。工場のすぐそばにある沖縄居酒屋「大国林道」は、オリオンビールの樽生最優秀認定店ですので、沖縄料理とオリオンビールを楽しむのにうってつけです。
沖縄の木材をつかった山小屋風の店内で、あぐーステーキ・山羊刺し・もずく天ぷら・ふーチャンプルーなどと一緒にオリオンビールのドラフト樽生をどうぞ。
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沖縄美ら海水族館周辺の観光スポット情報
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もとぶ元気村
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海洋博覧会記念公園の南にある「もとぶ元気村」は、マリンスポーツや生き物とのふれあいができるアクティビティ施設です。イルカと一緒に泳げるドルフィンエリア、サンゴやウミガメやヤギとふれあえるエリア、ジェットスキー・カヤックが楽しめるマリンエリア、フィッシングエイアがあり、敷地内は与那国馬（ヨナグニウマ）が引く馬車に乗ることもできます。
地元食材を使ったレストランブリーズでは沖縄そば作りや島豆腐作りの体験ができ、手作り工芸の体験プログラムもたくさんありますよ。
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ナゴパイナップルパーク
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名護市の名産品・パイナップルのテーマパーク「ナゴパイナップルパーク」は、南国気分を満喫できるスポットです。遊覧用の自動運転カート「パイナップル号」でジャングルのような敷地内を探検しましょう。
併設する「名護パイナップルワイナリー」ではパイナップルをはじめとする様々なフルーツワインや、パイナップルジュース、シークヮーサージュース、ゴーヤーの丸搾りジュースが販売されており、試飲もできますよ。
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今帰仁城
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美ら海水族館の東にある「今帰仁城跡（なきじんじょうあと）」は、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つで、沖縄観光の人気スポットです。1.5kmにおよぶ石造りの「百曲がりの城壁」は、標高100mの高台に築かれており、最も高い場所から海を見下ろすのが絶景です。
桜の名所としても有名で、日本で1番早く開花するサクラ「緋寒桜（カンヒザクラ）」の咲く1月下旬には「今帰仁グスク桜まつり」が行われます。オリオンビールが毎年冬季限定で販売している沖縄県産桜の花びらが入った「ザ・ドラフトいちばん桜」も要チェックですよ。
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