こんにちは!バス旅ねっと営業担当たけちゃんです。
みなさんは、日本の首都である「東京」の歴史や自然を感じるスポットに足を運んだことがありますか?飲食店が乱立する新宿や池袋、若者が多く行き交う渋谷や原宿など、東京らしいスポットしか行ったことがない!という人も少なくないでしょう。
今回は、そんな東京の歴史とたっぷりの自然を巡るコースをご紹介!今まで知らなかった東京を巡るには、ぴったりのコースとなっていますよ。せっかくなら、東京の違う一面を発見する旅に出てみましょう!
Contents
モデルコース紹介
東京都内~上野恩賜公園・不忍池散策~浅草・雷門・仲見世通り・浅草寺~水上バス浅草乗船場…隅田川ライン(水上バス)~浜離宮恩賜庭園~聖路加ガーデン・47階展望室~佃大橋~月島・もんじゃストリート~勝鬨橋~銀座・歌舞伎肢(車窓)~東京都
じゃーん!こちらが、たけちゃんおすすめ!東京の歴史とたっぷりの自然を巡るコースです。東京都内から出発し、上野や浅草、さらには月島に銀座まで、今まで知らなかった東京を知り尽くせる贅沢なコースとなっていますよ。都内で自然をたっぷり感じたり、歴史を学んでみたり、東京をたっぷりと満喫しましょう!
東京で訪れたい歴史あるスポット
まずご紹介するのは、東京で訪れたい歴史あるスポットです。日本の首都が「東京」になったのは、かの徳川家康が関ヶ原の戦いで石田三成に勝利した1600年。当時は江戸と呼ばれていたこの地に、徳川家康は江戸幕府を開きました。それからというもの、江戸は日本の中心地として栄え、1868年に江戸が「東京」という名に改称。今日に至ります。
江戸が東京に改称され、これまで歩んできた約400年間もの歴史。今まで知らなかった東京は、この400年の歴史に刻まれているのです。少しずつ、知らない東京が見えてきたでしょうか?
ここからは、たけちゃんがおすすめするコースにも取り入れてある、東京の人気スポットの歴史を探っていきますよ。今まで知らない東京の歴史を知って、もっと東京を知り尽くしちゃいましょう!
日本の下町といえば「浅草」
日本の下町と聞いて、どこを思い浮かべますか?
雷門が輝く「浅草」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。少し前にはなりますが、浅草のほど近くには、世界で1番の高さを誇る電波塔「東京スカイツリー」が建設されたこともあり、注目を集めた地域でもあります。当時は大変賑わっていたので、覚えている方もいらっしゃるでしょう。
そんな浅草、実は都が京都から江戸に移る前から歴史が続いている場所なんです。当時から、商売や文化、芸能の街として栄えていました。時代劇などでよく見る、女性たちが男性を誘惑する「遊郭」という場所も、浅草の裏手で栄えたほど。浅草は昔から、多くの人々が行き交う場所だったんですね!
浅草のシンボル「雷門」
浅草を訪れるうえで欠かせないスポットは、大きな赤い提灯が印象的な「雷門」。浅草寺の総門ということもあり、浅草のシンボルとして知られています。見上げるほどに大きな赤い提灯は、日本の代表的な観光スポットとしても名を連ねるほど。日本人だけでなく外国人観光客も、この赤い提灯の前でよく写真を撮っていますよね。
実はこの雷門、正式名称を「風雷神門」と言います。雷門が建てられたのは、なんと平安時代の942年。現在の地、浅草ではなく駒込付近に建てられました。現在の地に移動してきたのは、時が流れた鎌倉時代。この雷門が移築される際に、風神像と雷神像が奉安され、「風雷神門」と名付けられたのがきっかけです。浅草のシンボル「雷門」は、はるか昔から日本を見守ってくれているんですね。
しかしこの雷門、江戸時代末期の1865年にこの地を襲った大火事により焼失してしまいます。現在の姿に再現されたのは、1960年ごろ。松下電器の創業者である松下幸之助の寄進によって再建され、今日に至ります。今では、多くの観光客で賑わう雷門ですが、多くの災難を乗り越えてきたんですね。
食べ歩きグルメの宝庫「仲見世通り」
大きな赤い提灯の下をくぐると見えてくるのは、食べ歩きグルメをたっぷり味わえる商店が軒を連ねる「仲見世通り」。もちろんグルメだけでなく、日本の伝統アイテムを購入できる商店も多数集まってきています。いわゆる、商店街です。
浅草に来たなら、仲見世通りでグルメを堪能しちゃいましょう!おすすめは、やっぱり浅草を代表するお菓子「人形焼」。店内では、焼きたてほやほやの人形焼がリズム良く製造されている光景を見ることもできますよ。鳩の形をしたふわふわの生地の中には、ほどよい甘さのあんこが顔を出します。お土産としても販売されているので、友人や家族へのお土産にいかがですか?
肉汁がじゅわ〜と溢れ出る「浅草メンチ」もおすすめ!1個200円のメンチカツを口にした瞬間、衣のパリッとした食感のあとに、うまみが凝縮された肉汁が飛び込んでくる驚きの一品!このメンチカツは、浅草に来たならぜひ食べて欲しい一品です!
他にも、浅草みやげの定番「雷おこし」やパリッとした食感が特徴的な「たい焼き 勝」、大きいメロンパンを味わえる「ジャンボめろんぱん」など、たくさんの食べ歩きグルメが軒を連ねます。仲見世通りは、他の人の迷惑になることから食べ歩きが禁止されているので、購入したら立ち止まっていただきましょうね。
東京都内最古のお寺「浅草寺」
浅草のシンボルである雷門を渡って仲見世通りを超え、見えてくるのはこれまた浅草を訪れたなら絶対に足を運びたいスポット「浅草寺」。浅草定番の観光スポットです。
浅草寺は、約1400年の歴史を持つ東京都内最古のお寺。時は飛鳥時代、628年まで遡ります。伝承によると、現在の隅田川で漁をしていた檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟の網に1体の仏像がかかります。この仏像こそが、浅草寺の御本尊となる「聖観音(しょうかんのん)像」だったのです。この仏像を祀ってつくられたのが、浅草寺とされています。今では人気の観光スポットである浅草寺ですが、はるか昔から続いている最古のお寺だったんですね!
浅草寺がテレビで特集される際、「頭に煙をかける人々」を見たことはありませんか?初めて見たときは、何をしているのか不思議に思った人もいるはず。これは「常香炉(じょうこうろ)」と呼ばれ、ご利益がある煙なんですよ。一般的には、常香炉の煙を浴びると体の悪いところが良くなると言われています。そういった経緯があり、浅草寺を訪れる人々は、この煙を体にかけていたんですね。あなたも浅草寺で常香炉の煙を浴びてみてはいかがでしょうか?
<施設情報>
施設名 :浅草寺
住所 :東京都台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3842-0181
サイト :https://www.senso-ji.jp/
東京で自然を感じるゆったりスポット
都民の憩いの場所「上野恩賜公園」
まずご紹介するのは、JR上野駅から徒歩5分ほどの距離にある「上野恩賜公園」。通称「上野公園」として知られています。敷地内には、日本を代表する博物館のひとつ「国立科学博物館」やパンダが有名の「上野動物園」、他にも文化的な施設が存在しているんですよ。休日には、多くの都民や観光客が訪れる憩いの場所としても人気を誇ります。
その歴史は、今から約150年ほど前。1873年、日本で初めての公園に指定されました。その当時から、約54㎡という敷地面積を誇る上野恩賜公園は多くの人々に愛されていたんですね。
そんな多くの人々に愛される上野恩賜公園には、春になると満開のソメイヨシノが咲き誇ります。日本さくら名所100選にも選出されるほど、桜が美しい場所として有名なんです。他にも、ツツジや梅などの春に定番のお花を観賞することができますよ。秋にも、同様に色鮮やかな紅葉を楽しめるとあり、1年中遊べる公園です。
夏には「蓮の花」を不忍池(しのばずのいけ)で
上野恩賜公園を歩いていると、不忍池と呼ばれる天然の池を見ることができるでしょう。この不忍池、実は3つに分かれており、それぞれを蓮が一面に広がる「蓮池」、ボートを漕いで楽しめる「ボート池」、カワウという鵜が繁殖している「鵜の池」と言います。蓮池が一番大きく、55,000㎡ほど。この規模は都内有数であり、夏にはこの蓮池を覆い尽くすくらいの蓮が楽しめるんですよ。
蓮が満開になるのは、だいたい7月中旬から8月中旬までのおよそ1ヶ月間。この期間には、満開の蓮を見ようと多くの人々が訪れます。早朝に行けば、人もまばらでゆっくりと観賞できるのでおすすめです。
<施設情報>
施設名 :上野恩賜公園
住所 :東京都台東区上野公園・池之端三丁目
電話番号:03-3828-5644
サイト :https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/toubuk/ueno
江戸時代に完成した庭園「浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)」
東京都中央区にある浜離宮恩賜庭園は、都内で唯一東京湾の海水を取り入れた潮入りの池を残す庭園として、国の名勝及び史跡、国の特別名勝及び史跡に指定されています。江戸時代には、徳川将軍家の屋敷や鷹を狩る鷹狩場として使用され、明治維新以降は皇室の離宮とされていました。今では、東京都が管理する都立庭園として、多くの人々が訪れる観光スポットとなっています。
都内で唯一東京湾の海水を取り入れた潮入りの池は、東京湾の水位の上下によって水門を開閉。水位の違いによって、さまざまな情景を楽しめるんだとか。東京湾の水位で景色が変わるなんて、なかなか見れない貴重な体験ですよね。池内には、海辺では身近な魚のひとつであるボラやセイゴ、ハゼにうなぎなどを見ることができますよ。
施設内には「お花畑」も
施設内には、さまざまなお花を観賞できるお花畑も。春には辺り一面を黄色く染めるナノハナ、秋には風に揺られるコスモスを楽しめます。花の香りが一面に広がり、東京で自然をゆっくりと感じられるでしょう。近くには、ボタン園もありますよ。ボタンは、ナノハナの後に見頃を迎えるので、見頃はだいたい4月中旬から5月上旬ごろ。春らしいそよ風が吹きぬける庭園で、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?
<施設情報>
施設名 :浜離宮恩賜庭園
住所 :東京都中央区浜離宮庭園
電話番号:03-3541-0200
サイト :https://www.tokyo-park.or.jp/park/format
貸切バスで今まで知らなかった東京を旅しよう
今まで知らなかった新しい東京の一面を発見できる、東京の歴史とたっぷりの自然を巡るコース。そのスポットの歴史を知れば、もっと旅が面白くなるでしょう。特に東京は、江戸から400年の歴史を持つ歴史のある場所。知れば知るほど、東京を巡ってみたくなるはず。
その際には、混雑する公共交通機関を利用するのではなく、貸切バスで東京を旅してみましょう。知らない人にぶつかったり、道に迷ったりせずに目的地まで行けるのは貸切バスだからこそ。お土産もたっぷり購入できるスペースを完備しており、眠くなったらゆっくりおやすみも可能です。せっかく巡る、大都会「東京」。貸切バスを利用して、楽しい旅をしてみませんか?