仲の良いクラスメイトとの卒業旅行、移動時間も楽しみながら行きたいけれど、公共交通機関だと周りに気を遣って盛り上がりに欠けることってありますよね。
そんな時はプライベート空間で気を遣わずに移動できる貸切バスがオススメです。
車内で盛り上がれること以外にもオススメな理由は、まだまだあるので早速見ていきましょう。
貸切バスが卒業旅行にオススメの理由を解説
貸切バスが卒業旅行にオススメの理由を5つのポイントで解説します。
乗車人数が多いほど安く利用できる
学生にとっては新幹線や飛行機を利用すると片道だけでも、なかなか高い金額になりますよね。
貸切バスの場合、乗車人数の増減による料金の変動はありません。
貸切バス1台の料金を乗車人数で頭割りするため、乗車人数が多いほど1人の負担が軽くなるので大人数での卒業旅行には貸切バスが最適です。
貸切だから車内でワイワイできる
仲の良いグループでの旅行だと、移動中も会話が弾み盛り上がりますよね。
公共交通機関だと周りに迷惑がかからないよう、静かに移動するのがマナーです。
移動中も存分に盛り上がりたいなら、貸切バスが最適です。
貸切バスは皆さんだけのプライベート空間のため、車内で会話を楽しんだり、ゲームで大いに盛り上がっても大丈夫です。
車内でのオススメの遊び方
貸切バスにはカラオケやビンゴゲームのような娯楽設備付きのバス車種もあるので、より車内で楽しみたい方にはオススメです。
カラオケを利用するなら紅白歌合戦のようにチームを分けて楽しんだり、歌詞を見ずにどこまで歌えるかを競えば、移動中もきっと楽しい思い出になることでしょう。
車内でビンゴ大会をするなら、当日まで友達には秘密にしておきましょう。
当日にサプライズ演出として友達を驚かせることができ、景品をめぐるビンゴ大会に白熱すること間違いなしです。
車内で飲食を楽しめる
公共交通機関はほかの乗客もいるし、乗り換えが必要なこともあります。
車内での飲食は周りに気を遣い、乗り換えが多い場合は落ち着いて食べることができないですよね。
しかし、貸切バスなら乗り換えも無く、周りの目を気にすることなく飲食を楽しむことができます。
また、貸切バスはサロンタイプにできるバス車種もあります。
サロンタイプとはバス車内の後方部分がコの字になっている座席のことを指します。
サロンタイプなら中央にテーブルを設置できるのでお弁当やお菓子、お酒を楽しむことができます。
貸切バスは運転手付きなので自家用車やレンタカーのように運転する人だけ飲食できないという心配がなく、全員で楽しめるのもオススメのポイントです。
オリジナルの卒業旅行のプランが組める
貸切バスはツアーのように決まった内容で利用するわけではありません。
事前に自分たちで決めた行程をもとに運行するため、行きたい場所だけをピックアップしてオリジナルの卒業旅行を楽しむことができます。
ツアーとは違った卒業旅行にできるため良い思い出になること間違いなしです。
人数や荷物量に合わせてバス車種を選べる
「人数が少なくても貸切バスは利用できるのか」「荷物が多くてもバスに積むことはできるのか」など、不安な点もあるでしょう。
貸切バスなら乗車人数や荷物の量に合わせて好きなバス車種を下の5種類から選ぶことができます。
【観光仕様のバス】:大型バス、中型バス、小型バス
観光仕様のため、乗り心地が良く豊富な設備が備わっている車輌です。
【送迎仕様のバス】:マイクロバス、ミニバス
観光仕様のバスに比べて、設備の充実性は劣りますがサイズが小さいため狭い場所でもスムーズに移動できる車輌です。
2章では卒業旅行にオススメのバス車種について解説をしています。
卒業旅行にオススメのバス車種を紹介
ここからは、卒業旅行にオススメのバス車種について解説していきます。
各バス車種について詳しく解説しているので、順番に見てみましょう。
移動時間も楽しみたい場合は大型バスと中型バス
移動時間も楽しみたいなら、観光仕様の大型バスと中型バスがオススメです。
大型バス
大型バスは貸切バスの中でも1番大きなバスとなり、観光旅行で活躍しています。
座席数は補助席を含め53~60席あります。
バス車内や座席間隔も広く座り心地も良いため、旅行先が遠方で乗車時間が長くても体への負担なく楽に移動ができます。
また、大人数で荷物が多い場合でもトランクへ積めるので、移動中の持ち運びの手間を省くことができます。
トランクに積めるスーツケースの数は30~40個程度となります。
当日にスーツケースが全て積めるか不安な方は、何個までなら積めるのか事前にバス会社に確認をしておくと良いでしょう。
移動時間を楽しめるポイントとしては、設備が豊富な点です。
大型バスは観光仕様のバスなので、車内での時間も存分に楽しめる設備が整っています。
リクライニング、テレビ、マイク、ビンゴ、CD/DVD、冷蔵庫、湯沸かしポット、カラオケが標準設備として備わっています。
中型バス
中型バスも同様に観光仕様のバスとなります。
座席数はほとんどが27席で、補助席は無いため全員が正座席に座れることが良い点です。
座り心地も大型バスと遜色無く、快適に過ごすことができます。
中型バスにもトランクがあるので、荷物を持ち運ぶ手間を省けます。
トランクにはスーツケースを20個程度積むことができます。
また、中型バスの設備は大型バスと同じのため、移動中も楽しめるバス車種となっています。
人数が少なく、近場へ行くならマイクロバス
人数が10~20名程度で、近場に卒業旅行へ行くなら送迎仕様のマイクロバスがオススメです。マイクロバスはサイズが小さく、小回りが利くため狭い道や街中でもスムーズに移動することができます。
座席数は補助席を含め、23~27席となります。
マイクロバスの座席間隔は観光仕様のバスほど広くありませんが、短距離であれば快適に移動できます。
長距離、長時間の乗車となると体に負担がかかるので、遠方へ行く場合は観光仕様のバスの利用を検討しましょう。
マイクロバスは基本的にトランクが付いていないため、荷物が多くならないように注意しておきましょう。多少の荷物なら空いている座席を荷物置きとして利用することもできます。
また、マイクロバスの中には後部が観音扉式になった、荷物スペース付きの車輌もあります。
積める荷物量の目安としては大きなスーツケースでも5~10個程度入ります。
しかし、バス会社によっては観音扉式のマイクロバスを所有していないこともあります。
観音扉式のマイクロバスを利用したい方はバス会社へ事前に確認するか、貸切バス専門の旅行会社に問い合わせると良いでしょう。
最後に、マイクロバスが卒業旅行にオススメな1番の理由は観光仕様のバスに比べて安く利用できることです。マイクロバスは観光仕様のバスに比べて設備が少なく、車内の造りが簡素なため安価に利用できます。
近場であれば車内で過ごす時間も少ないため、車内設備の優先度を下げてマイクロバスで卒業旅行を計画する方もたくさんいます。
マイクロバスの標準設備は、テレビ、マイク、CD/DVD、冷蔵庫があります。
しかし、バス会社が所有している車輌によって標準設備に違いあるので利用したい設備がある方はバス会社へ事前に確認しておきましょう。
卒業旅行のモデルコースを紹介
貸切バスを利用した日帰りと1泊2日のモデルコースを紹介します。
バス料金は車種やご利用時期などで変化しますので、詳しくはバス旅ねっとまでお問い合わせください。
日帰り(東京~山梨)
【利用時間】09:00~19:00
【行程】東京駅 ~ 河口湖 富士山パノラマロープウェイ ~ 富士急ハイランド ~ 東京駅
東京駅から出発し、河口湖 富士山パノラマロープウェイへ行った後、富士急ハイランドへ向かい東京駅へ帰るコースとなります。
河口湖 富士山パノラマロープウェイでは富士山を大パノラマで一望できます。その後は富士急ハイランドで絶叫マシンを思う存分楽しめます。
1泊2日(沖縄)
卒業旅行の定番になりつつある沖縄での1泊2日のモデルコースです。
〈1日目〉
【利用時間】10:00~17:00
【行程】那覇空港 ~ 古宇利島 ~ ナゴパイナップルパーク ~ おんなの駅 なかゆくい市場 ~ ロワジールホテル 那覇
〈2日目〉
【利用時間】10:00~15:00
【行程】ロワジールホテル 那覇 ~ 青の洞窟 ~ 美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ ~ 那覇空港
1日目は那覇空港から離島でとてもキレイな古宇利島へ向かい、ナゴパイナップルパークへ行きます。ナゴパイナップルパークでは南国フルーツなどの試食ができます。
その後は、おんなの駅 なかゆくい市場で買い物やご飯を楽しみ、ロワジールホテル 那覇へ宿泊します。
2日目はホテルからパワースポットでもある青の洞窟へ行き、その後美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジに行き那覇空港へ帰ります。
美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジでは買い物や食事を楽しめ、海外に来ている様な雰囲気を味わえます。近くにはビーチもあるので食事のあとは海辺でゆっくり過ごすのも良いでしょう。
1泊2日(北海道)
北海道で1日目スキーやスノボーを楽しみ、2日目は観光をするモデルコースとなります。
〈1日目〉
【利用時間】10:00~17:00
【行程】新千歳空港 ~ サッポロテイネスキー場 ~ スーパーホテル札幌・北5条通
〈2日目〉
【利用時間】10:00~18:00
【行程】スーパーホテル札幌・北5条通 ~ ノースサファリサッポロ ~ 大通公園 ~ 新千歳空港
1日目は新千歳空港からサッポロテイネスキー場でスキー、スノボーを楽しみ、翌日の札幌観光に備えて札幌市内のホテルへ宿泊します。
サッポロテイネスキー場は札幌オリンピックが開催された本格的なスキー場です。雪質はパウダースノーで、初心者から上級者まで楽しめる豊富なコースがあります。
2日目はホテルからノースサファリサッポロへ向かい、大通公園で観光や食事を楽しんだ後、新千歳空港へ戻ります。
ノースサファリサッポロは体験型サファリパークで、実際に動物と触れあったり餌やりができます。
水陸両用車やジップライン、ミニセグウェイなどのアクティビティも充実しています。
貸切バスをお得に利用する方法
貸切バスをお得に利用する方法を7つ紹介します。
貸切バス専門の旅行会社と一緒にプランを組む
初めて貸切バスを手配する場合、何をどのように進めたら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
勉強やアルバイトで忙しく、旅行計画にかける時間が確保できず貸切バスの手配が面倒だと思う方もいますよね。
そんな時は貸切バス専門の旅行会社へ問い合わせましょう。
貸切バス専門の旅行会社は、日本全国のバス会社と提携しているため、利用したい地域にあるバス会社を代わりに探してくれ予約まで一括で行えます。
また、観光地の提案や駐車場、運転手の宿泊先などの面倒な手配も任せることができるのでお得です。
「バス旅ねっと」なら専属担当が付くため、貸切バスの利用前から運行終了後までサポートします。観光地やバス車種の相談、提案、予約確定後から変更があった場合も専属担当へ連絡するだけで大丈夫です。
貸切バスの手配を1人ではなく、一緒に進めていくので初めての方でも安心して貸切バスを利用できます。
予算以内で収まる行程を相談する
学生の場合、学割が適応され通常より安くさまざまなサービスを受けることができますよね。
だから貸切バスも安く利用したいという方は多いのではないでしょうか。
しかし、貸切バスは法律で定められた範囲内で利用料金が決まります。
範囲内を守り利用料金を決めないとバス会社は法的措置を受けることになります。
貸切バスには上のような性質があるため、大幅な割引は受けられないということを理解しておきましょう。
皆さんで予算を決めておき、予算内で利用したい旨をバス会社へ事前に伝えておくと良いでしょう。予算と併せて行きたい場所なども伝えることで予算内に収まるような行程を組んでくれることもあります。
観光仕様よりも送迎仕様のバスを選ぶ
1章と2章で解説したように貸切バスには、観光仕様のバスと送迎仕様のバスがあります。
車内設備や快適性を重視せずに、安く利用したいなら送迎仕様のバスを選択しましょう。
貸切バスは乗車人数の増減による料金変動は無くバス1台の料金を支払うため、人数が多いほど1人当たりが支払う料金は安くなります。
さらに、送迎仕様のバスなら観光仕様のバスよりも安価なため料金をさらに抑えることができます。
利用時間、走行距離を短くする
貸切バスの料金は利用時間と走行距離をもとに料金を計算し、この2つが長くなるほど料金は高くなります。
県を跨がず日帰りで卒業旅行を計画すれば比較的安価に利用できるのでオススメです。
利用時間と走行距離の関係上、「片道運行の方が安く利用できそうだな」と思う方もいるのではないでしょうか。
片道運行の場合、貸切バスは皆さんを目的地に送った後バス会社へ戻ります。
バス会社に戻るまでの距離と時間も料金計算に含まれるため、日帰り料金の半分で利用できるわけではありません。
感覚的には片道運行の利用料金は多少安く見えますが、帰りにバスが使えず乗車時間も短いことを考慮すると片道運行はおトクな利用方法ではありません。
利用日直前の予約は避ける
利用日直前の予約は避けましょう。
貸切バスは利用日直前だと、満車のバス会社が多く空車を見つけるのに苦労します。
また、空車が少ないため希望のバス車種が利用できないこともあります。
貸切バスもホテルや飛行機のように早めに予約しておくと安く利用できます。
よって利用日直前の予約となると貸切バスの料金は高くなってしまいます。
貸切バスを利用する際は、問い合わせが早いほど安く利用できる可能性は高くなるので早めに見積もりを取って予約しておきましょう。
閑散期を狙う
貸切バスには繁忙期と閑散期があり、閑散期に利用することでバス料金を安く抑えることができます。閑散期は冬の12~1月となります。
この時期であれば比較的簡単にバスも見つかり、安く利用できます。
卒業旅行は2~3月に行きたいという方がいると思いますが、少しでも安く貸切バスを利用したい方は閑散期に合わせて計画しておくと良いでしょう。
土日祝の利用は避ける
土日祝の貸切バスの料金は平日に比べて20%~30%高くなります。
日、土、金、木、火の順番に安くなり、月曜と水曜が最も安い曜日になります。
貸切バスが安く利用できる曜日に合わせて計画を組むことで、より料金を抑えることができます。
まとめ
貸切バスは人数や荷物の量に合わせて希望のバス車種を選べ、自分たちで行程を決められるため、オリジナルの卒業旅行が楽しめます。
旅行先が遠く車内で過ごす時間が長い場合は、長時間でも快適に移動できる観光仕様のバス、近場へ行くなら料金を抑えられる送迎仕様のバスがオススメです。
お得に利用する方法を実践し、貸切バスで行く仲間との卒業旅行を楽しんでもらえると大変嬉しく思います。