先生必見!遠足に最適な交通手段は貸切バス?メリットとデメリットを解説

駐車場に並ぶ貸切バス

学校の遠足では、大人数で一緒に移動することがきる貸切バスを利用するケースが多いでしょう。引率する先生や保護者の皆さんは、貸切バスを利用する際のメリットやデメリット、注意点などを事前に知っておくと安心ですよね。この記事では、貸切バス専門の旅行会社「バス旅ねっと」が、子供たちが乗車する貸切バスについて、詳しく解説していきます。

遠足で貸切バスを使うメリット

遠足で貸切バスを使うメリット

学校での遠足において、貸切バスを利用することは一般的な選択肢の一つです。貸切バスを利用することで、交通手段に関する悩みや負担を軽減でき、また、様々なメリットが得られることがあります。以下では、学校での遠足に貸切バスを使うメリットについて紹介していきます。

貸切バスの安全性の高さ

貸切バスは過去に重大な事故が起きたことを教訓に、安全運行に関する法整備がかなり進められている業界です。 2011年から運用されている「貸切バス事業者安全性評価認定制度」では、個々のバス会社の安全への取り組み度合いがランク付けされていますが、審査内容は法令を遵守しているかどうかだけにとどまりません。「運行記録計・デジタルタコグラフを活用した教育を実施しているか」「ドライブレコーダーの記録から教育を実施しているか」「衝突被害軽減ブレーキ装置を装置しているか」といったチェック項目で、単純に安全装置を搭載するだけではなく、定期的に全ドライバーへの教育が行われる体制にあるかまで審査されていいるのです。一つ星から三つ星までのランクに応じた「SAFETY BUS(セーフティバス)」マークステッカーもバス車両に貼られていますので、バス会社選びの参考になるでしょう。

なお貸切バスで使用されている車両自体は、製造から10年以上経っているものが多いのですが、ドライバー支援の「先進安全自動車(ASV)」技術の進化に伴い、2017年には国土交通省によって「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」が施行されました。このガイドラインでは、「車線逸脱警報装置(車線逸脱警報)」「前方障害物衝突被害軽減制動制御装置(衝突被害軽減ブレーキ)」「ドライバー異常時対応システム」を搭載しているバス車両には、ステッカーを表示することができるというもので、安全の見える化や貸切バス業界のASV搭載の新型車両への入れ替え促進につながっています。

交通費を削減できる

大きな観光バスを丸ごと1台チャージする貸切バスは、たくさんの人数で利用するほど、1名あたりの料金は安くなっていきます。近距離の社会科見学などの場合には公共交通機関の方が安く収まるケースが多いですが、郊外まである程度の距離を移動したり複数の電車・バスの乗換えが発生する遠足の場合には、貸切バスの方が交通費を削減できるでしょう。
ただし貸切バスは、路線バスのように座席外に乗客が立ったまま運行することはできません。バスの大きさにより、座席の数分の定員数が決められていますので、乗車予定人数によっては、人数に対して大きめのバスを選択せざる得ない場合には、コストが割高になることもあるでしょう。大型バスという分類の中にも、53人乗りや60人乗りの車両が存在し、バス会社によってどのタイプを所有しているかは異なります。コスパの良いベストな車両を手配してもらいたい場合は、バス会社に直接問い合わせるよりも、バス旅ねっとのような全国のバス会社と提携した、貸切バス手配サービスを利用されることをおすすめいたします。

団体専用駐車場を利用できる

遠足や修学旅行で利用する施設には、遊園地・テーマパーク・史跡から科学・博物館・美術館、大型飲食店・土産物、宿泊施設などがありますが、学校で利用する場合は特に団体割引がある施設が多いです。これは人数で適用されるため、東京ドイツ村のように入場料と駐車料金がパックになっているような料金プラン(※2023.3.19までのプラン)がある場合を除き、公共交通機関や乗用車にはない貸切バスだけの割引内容があるケースは少ないでしょう。
貸切バスでのメリットが発生するのは、駐車場が少ない人気観光地の場合です。このような場合には、一般向けの駐車場がなくても、団体向けの貸切バス駐車場だけは用意されている場合が多く、貸切バスのみ事前予約を受付しているというケースもあります。レンタカーや自家用のワゴン車やコミューターを先生が運転して遠足に向かった場合、当日の混雑状況によって駐車場に入れないということがあるかもしれませんので、注意が必要です。

遠足で貸切バスを使うデメリット

渋滞の影響を受けやすい貸切バス

このようにメリットの多い貸切バスでの遠足ですが、貸切バスを利用するにあたってデメリットはないのでしょうか?ここでは、貸切バスを遠足で利用する際に注意しなければいけないことを見ていきます。

渋滞や道路事情に影響を受けやすい

貸切バスを利用する場合には、ダイヤ通りに運行される電車に比べて、渋滞や道路事情の影響を受けてしまうというデメリットがあります。特に遠出する場合や人気観光地へ向かう場合には混雑が予想されるため、事前の計画や余裕を持ったスケジュール作成が必要となります。貸切バスの運行には、事前にどんなルートで目的地に向かうのかの詳細が載った「行程表」の作成が必要ですので、バス旅ねっとのような貸切バス手配サービスを利用する場合は、時期や時間による混雑の傾向や、工事やイベントによる交通規制などの事前情報を加味してスケジュールを立てたり、事前に迂回ルートを準備しておくことが可能です。 それでも、事故渋滞や気象状況による道路規制など、当日発生するアクシデントもありますので注意しましょう。

当日の成り行き運行ができない

貸切バスは安全のため、事前に「行程表」を作成し、ドライバーは「運行指示書」に基づいて運行しなければならないということが法律で定められています。また当日は貸切バス車両と運転手を予約した時間チャーターする契約のため、レンタカーやタクシーのように当日のスケジュールによって、自由な行き先に自由な時間で移動するということはできません。
遠足や修学旅行は、事前に綿密なスケジュールが決まっているため、貸切バスのこのデメリットが影響することは少ないと思われますが、現地での不慮なアクシデントにより遠足が中止になって利用時間が短縮した場合でも、チャーターした費用は全額支払わなければいけないということや、指定期日以降のキャンセルにはキャンセル費用が発生するということは念頭に置いておきましょう。

貸切バスを利用する際の注意点

学校での遠足に貸切バスを利用する際に、どのようなメリットとデメリットがあるのかについてお話できたところで、最後に貸切バスを実際に使う際に気を付けるべき注意点についても見ておきましょう。

早めに予約し車両を確保しておくこと

貸切バスを遠足で利用する際には、大人数での利用となるため複数台のバス車両が必要になることもあるでしょう。春や秋の行楽シーズンには、学校行事も重なりますので、少しでも早く予約して、バス車両をおさえておくことが重要です。貸切バスは学校や企業の一定需要と、一般の観光需要が重なり、全国での需要が高い移動手段ですが、昨今のコロナ禍により移動が制限された時期に、残念ながら廃業に追い込まれたバス会社や、運転手を抱えきれなかったバス会社は少なくありません。人々が通常通り移動するようになった今、コロナ禍以前よりもさらに車両確保が難しくなっている状態にあります。
学校の遠足などではスケジュールが決まれば実施しないというわけにもいきませんので、予約を取り損ねた場合には代替手段を考える必要があります。2014年には、遠足のバス手配を担当していた旅行代理店職員が、手配忘れを隠すために遠足の中止させるために、生徒の自殺をほのめかす架空の手紙を学校に投函するという事件もありました。そんな事件を起こしてしまうぐらい、「予定された遠足に貸切バスが手配できない」ということは逃げ出したくなるほど恐ろしいことなのかもしれません。 バス旅ねっとは業界最大級の提携バス会社数を誇る貸切バス手配サービスですので、お早めのご予約はもちろん、急な手配が必要になってお困りの場合でも、どうぞお問い合わせくださいませ。
またバス旅ねっとの手配サービスは「手配旅行」ではなく、「受注型企画旅行」にあたりますので、万が一バス会社の都合などで当日のバス運行ができなかった場合も、代替のバス会社や交通手段を手配するという「旅程保証」も付いており安心です。

必ず運行内容のすり合わせをすること

貸切バスの運行に必要な「行程表」は、貸切バスを借りる側、つまりお客様で準備する必要があり、運行に必要な情報をバス会社に伝えなければいけません。この際にバスの専門知識が無いお客様と、バス会社が直接やりとりすると、お互いに想像できない認識違いをしてしまう可能性があります。バス旅ねっとでは、お客様とバス会社の間に立ち専任担当が全力サポートさせていただきますので、円滑な事前準備や当日のイベント成功を大切にお考えの場合はぜひバス旅ねっとにご相談ください。
ただバス旅ねっとからお客様へ1つだけお願いがあります。それは電話でやりとりさせてほしいということです。見積もりフォーム・予約フォームは正確なやりとりが必要なため、ウェブ上からのお手続きをお願いしておりますが、文字のやりとりではどうしても細かなニュアンスの伝達に不十分になってしまう可能性があります。バス旅ねっとでは、営業担当からの見積作成のためのご要望詳細確認、行程担当からの当日運行内容すり合わせ、この2回は必ずお電話でさせていただきたいと考えております。お忙しいところ大変恐縮ですが、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

乗車時のルールやマナーを守る

貸切バスは路線バスと違い、他の乗客が一緒ではありませんので、比較的ルールやマナーはゆるいと考えていただいても大丈夫です。例えば、車内での飲食は可能ですし、レクリエーションとしてゲームやカラオケで盛り上がっていただくことも問題ありません。
注意が必要なのは、車内をゴミで散らかしたり設備を壊したりがないようにということです。ゴミは基本的にお客様で持ち帰っていただく必要がありますが、バス会社によっては有料が処理を承っている場合もあります。エチケット袋はほとんどの車両に備わっていますので、バス酔いの際にはそちらを使いましょう。吐瀉物により車内のクリーニングが必要になった場合や、設備を破損させ修理が必要になった場合は、その実費とバスの運行ができない期間中の損害賠償がバス会社より請求される場合があります。

以上、学校での遠足に貸切バスを使うメリットとデメリットについて説明してきました。貸切バスを利用することで、安全性やコスト面でメリットがある一方で、道路状況の影響を受けやすいデメリットなどがあることがおわかりいただけたと思います。遠足や修学旅行は思い出に残る大切なイベントですので、問題が起きないようにしっかり準備したいですね。バス旅ねっとでは専任担当が当日の運行までをしっかりサポートさせていただきますのでお気軽にご相談ください。実際のスケジュールが決まられている場合は、お見積りフォームからのお問い合わせがスムーズです。

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