富山市秋ヶ島にある富山空港は、一級河川・神通川の河川敷にある地方管理空港で、1963年に開港しました。開港当初は1,200mの滑走路でプロペラ機のみの運航でしたが、1984年に2,000mに延長しジェット機が就航しました。日本で唯一の河川敷上の空港で、河川外にあるターミナルビルまでのボーディングブリッジ(搭乗橋)は約90mと、堤防を越えるため日本一の長さです。
「富山きときと空港」の愛称は2012年から使われています。”きときと”とは富山県の方言で”新鮮な”という意味で、方言を愛称に用いた空港は全国初です。
定期路線は東京・羽田空港と札幌・新千歳空港の2便で、国際線のソウル・大連・上海・台北の4便はいずれも運休しています。