阿賀野川と信濃川の間で日本海に面した新潟市東区に位置する「新潟空港」は、2,500mの滑走路を持つ地方空港です。
1930年に新潟市営飛行場として開港したのち、戦後のアメリカ軍による接収・返還を経て、1958年に初の定期路線便・東京羽田線が開設。1973年には初の国際定期便となるハバロフスク線も開設し、2010年に成田国際空港との運航が開始するまで、極東ロシアへのアクセスは新潟空港のみが担っていました。
その後国内線・国際線ともに路線開設が続きましたが、1982年に上越新幹線が開設してからは羽田線は休止となりました。
現在国内線で定期便が運航しているのは、札幌(新千歳空港)・大阪(伊丹空港)・大阪(関西国際空港)・福岡(福岡空港)の4便で、GWやお盆などの季節便が運航しているのは名古屋(小牧空港)・神戸(神戸空港)・沖縄(那覇空港)の3便です。国際線は台北(台湾桃園国際空港)のみが運航しています。