
古来より日本一の桜の名所として名高い奈良県吉野郡の吉野山は、大峯連山の一角にあり、2004年7月にユネスコ世界遺産に認定された「紀伊山地の霊場と参詣道」の1つです。山の麓にある下千本から、山頂に向けて中千本・上千本・奥千本とエリアが分かれています。
なお日本の桜の代表的な品種である「ソメイヨシノ」の”ヨシノ”は、吉野山からとられましたが、桜の代名詞として使われただけで、種のつながりはない人工交配種です。吉野山に咲く桜は、シロヤマザクラという山桜の固有種です。
【桜の見頃】4月上旬~4月中旬
【紅葉の見頃】10月中旬~11月下旬