仏教が日本に伝来した552年に、百済から渡ってきた日本最古の仏像「一光三尊阿弥陀如来」を祀る「善光寺」は、まだ仏教が複数の宗派に分かれる前に創建されたため、全国でも珍しい無宗派のお寺です。
“牛に引かれて善光寺詣り”や”遠くとも一度は参れ善光寺”と言われるほど全国から多くの参拝者が訪れますが、「一光三尊阿弥陀如来」は絶対秘仏とされるため直接拝むことはできません。七年に1度の「御開帳」の期間にのみ御本尊と同じ姿の「前立本尊」が公開されます。
高村光雲と米原雲海によって造られた巨大な仁王像が相まみえる「仁王門」から入ると、山門までの石畳は土産物店や飲食店が立ち並ぶ「仲見世通り」があり観光スポットとしても楽しむこともできます。
善光寺に公共交通機関でアクセスする方法
善光寺への電車やバスを利用したアクセス方法をご案内いたします。
長野駅からのアクセス方法
北陸新幹線・東海道新幹線の停車駅であるJR長野駅から善光寺までは、バスでアクセスすることがきます。JR長野駅北側の善光寺口1番のりばから、アルピコ交通の「びんずる号」他、複数の路線バスで、善光寺大門バス停までがバスで約8分、バス停から本堂までは徒歩7分程度です。善光寺口4番のりばからは市街地循環場バス「ぐるりん号」も運行しています。
善光寺へ貸切バスで行こう
善光寺へ10人以上で移動される場合は、貸切バスのご利用がおすすめです。
公共交通機関、レンタカー、乗り合いツアーバスと比べて、貸切バスにはこんなメリットがあります。
乗り換えなしで現地までラクラク移動
目的地までの移動に公共交通機関を利用すると、電車やバスの乗り換えをして現地までは徒歩移動ということも多いですよね。旅行の大きな荷物を持ちながらの移動や、グループでの大人数の移動では目的地に着くまでに疲れてクタクタになりかねません。
貸切バスであれば、指定の集合場所から目的地の駐車場まで最短ルートで一気に移動することができます。もちろん移動の途中に寄りたい場所があれば経由地設定もできますよ。
運転はプロドライバーに任せて安心
貸切バスは運転手付きのバスをチャーターできるので、レンタカーと違って運転はすべてプロドライバーに任せることができます。これなら知らない土地や慣れない道でも安心ですね。
グループに運転を担当する人がいなければ、気兼ねなくみんなでお酒を飲んだり食事をしたりできますし、帰り道で疲れたら眠って休みながら移動することができますよ。
ビジネス用途など使い方は自由
貸切バスは1台のバスを丸ごとチャーターするので、用途に合わせた様々な使い方ができます。
ビジネスであれば取引先の方々を車内で接待しながら送迎したり、社員研修を兼ねてバス車内でミーティングやレクリエーションをしたり、自社のイベントや企画に招待したお客様に映像を見ていただきながら送迎したり、移動時間を有効利用できますよ。
善光寺の周辺情報
善光寺へのアクセスに役立つ、駐車場・グルメ・観光スポットの情報をご案内いたします。
善光寺周辺の駐車場情報
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善光寺駐車場①③⑤
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【住所】 ①境内北西③境内北東⑤境内西
【営業時間】0:00~24:00
【収容台数】約350台
【普通車料金】2時間迄600円
※以後、1時間毎300円
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善光寺駐車場④
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【住所】 長野市長野元善町
【営業時間】0:00~24:00
【収容台数】約50台
【普通車料金】2時間迄600円
※以後、1時間毎300円
【大型車料金】2時間迄2,500円
※以後、30分毎500円
善光寺周辺の宿泊施設情報
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情報がありません
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近隣の宿泊施設情報はありません。
善光寺周辺のグルメ情報
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蕎麦・おやき「丸八たきや」
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仲見世通りにある「丸八たきや」は、1階がオリジナル商品のきなこもち・八味唐辛子の他、信州名物や民芸品など幅広く扱う土産物店、2階が手打ちそば処となっています。店頭では焼きたての「おやき」を販売していますので食べ歩きにもおすすめです。
善光寺本堂西側に大型バスにも対応した専用駐車場があり、団体メニューやお弁当が揃っていますので、団体利用におすすめです。
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門前みそ「すや亀」
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同じく仲見世通りにある「すや亀」は、1902年に酒屋の蔵内にできた醤油店から始まった、善光寺名物の門前みその老舗です。味噌のお土産はいかがですか?
店頭ではみそソフトクリーム・甘酒ソフトクリーム・のり巻焼きむすびを購入できるので、食べ歩きできます。店内では数量限定の銀だら味噌漬け定食、香ばしい味噌とたまり醤油の焼きむすぎ定食などを食べることができます。味噌汁は月替りの3種の具を選ぶことができますよ。
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七味唐からし「八幡屋礒五郎」
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日本独自の香辛料である七味唐辛子は、1625年に江戸の日本橋薬研堀町で生まれ全国に広まりました。そして東京浅草の「やげん堀」、京都清水の「七味家本舗」、信州善光寺の「八幡屋礒五郎」は”三大七味”と呼ばれ、それぞれの七味の配合を受け継いでいます。
「八幡屋礒五郎」の七味は、唐辛子・生姜・陳皮・麻種・胡麻・紫蘇・山椒で、辛味の浅草、香りの清水に比べ、辛味と香りのバランスがとれています。直営店である善光寺表参道本店・MIDORI長野店・軽井沢店では、好みの配合ができるカスタムブレンドの七味を購入することができますよ。本店の横には「横町カフェ」があり、スパイスをカレーやスイーツ・ドリンクを楽しむことができます。
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善光寺周辺の観光スポット情報
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善光寺雲上殿
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善光寺本堂から北に1kmほどの山中にある「善光寺雲上殿」は、1949年にできた大納骨堂ですが、善光寺平を見渡せる眺望や約650本の桜から人気のスポットとなっています。
また雲上殿の本堂には、御開帳時期にしか目にすることのできない善光寺如来の分身仏が祀られ、仏画家・野生司香雪による善光寺縁起の壁画が描かれているので、ぜひ拝観して行ってください。御朱印をもらうこともできますよ。
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長野県立美術館
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善光寺の東、城山公園内にある「長野県立美術館」は、「長野県信濃美術館」として1966年開館しましたが、2021年4月の全面リニューアルとともに現在の名称に変更となりました。”ランドスケープ・ミュージアム”のコンセプトもと、善光寺周辺を見渡すことができる屋上広場「風テラス」や、中谷芙二子による屋外展示「霧の彫刻」、ミュゼレストラン善・しなのアートカフェがオープンスペースにありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
長野県立美術館からガラス張りの空中ブリッジで繋がった「東山魁夷館」は、「緑響く」などの作品で有名な日本画家・東山魁夷の作品が展示されています。彼は信州出身ではありませんが、若い頃に旅行で行った信州の風景が作品づくりに深く影響したことから、自らの作品を寄贈したそうです。
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長野市城山動物園
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同じく城山公園内にある「長野市城山動物園」は、市営の無料動物園です。アシカ・ペンギン・フラミンゴ・サルなど40種ほどの動物がいて、ふれあい広場もありますよ。
メリーゴランドやモノレールなどの小さな子供と一緒にのんびり乗れるアトラクションもありますので、善光寺観光の休憩におすすめです。
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