宮城県の岩沼市から名取市にかけて位置する「仙台国際空港」は、1940年にできた熊谷陸軍飛行学校増田分校教育隊が配備された「矢ノ目飛行場」が元になり、戦後の米軍による接収を経て、日本に返還された1956年に「仙台飛行場」として開港しました。その後1964年に「仙台空港」に改称、1986年の国際便就航を機に国際空港となりました。
2011年3月11日の東日本大震災により甚大な被害を受けましたが、1ヶ月後には臨時便を運航、同年7月に国内定期便再開、9月に国際定期便を再開と早期復旧を実現し、翌年7月には全路線を復旧させ、復興に向かう宮城県の希望となりました。
現在運行しているのは新千歳空港・中部国際空港セントレア・大阪国際空港(伊丹)・関西国際空港・神戸空港・出雲空港・広島空港・福岡空港・那覇空港の国内便と、ソウル・大連・北京・上海・台北の国際便です。