金沢城公園/兼六園への行き方(公共交通機関、貸切バス)
茨城の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の1つである石川の兼六園は、加賀百万石前田家の居城であった金沢城の外庭にあたり、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園となっています。
金沢城は1580年から築城が開始され、1583年に加賀藩初代藩主・前田利家氏が入場しました。この様子は現在でも毎年6月に金沢百万石まつりで再現されています。1602年の落雷による天守閣焼失以後は、江戸幕府への遠慮により再建はされず、城内のほとんどが焼けた1759年の火災をはじめ焼失と再建を繰り返してきました。その後、陸軍の拠点として使用された戦時中と、国立金沢大学の本部キャンパスとして利用された戦後を経て、2001年に金沢城跡地一帯は「金沢城公園」として整備され、菱櫓・五十間長屋・橋爪門が復元されています。
【お知らせ】
2024年1月1日の能登半島地震発生に伴い臨時閉園していましたが、1月5日から通常開園しています。
金沢城公園/兼六園に公共交通機関でアクセスする方法
金沢城公園と兼六園は隣接していますがお堀通りで隔てられ、その上に石川橋がかかっています。石川橋の北西側が金沢城公園石川門口へ、南東側が兼六園観光案内所前に通じています。
JR金沢駅からの公共交通機関でのアクセス方法は、金沢城公園と兼六園の入口に合わせて3つご案内いたします。
JR金沢駅までは、東京からは北陸新幹線、大阪からはJR特急サンダーバードで、いずれも約2時間30分でアクセスすることができます。小松空港からはリムジンバスで約40分です。
金沢駅から金沢城石川橋口・兼六園桂坂口へのアクセス方法
金沢城公園と兼六園の間のお堀通りにあるバス停は「兼六園下・金沢城」です。JR金沢駅兼六園口(旧東口)の6番・7番のりばのバスはほぼこのバス停に停車します。6番のりばから運行している橋場町経由の路線バスで約9分、7番のりばから運行している香林坊経由の路線バスで約15分です。
金沢市内には「城下まち金沢周遊バス」も運行しています。路線バスよりも少し遠回りになりますが、右回りルート(RL)と左回りルート(LL)があり、金沢市内1日フリー乗車券もありますので、周遊観光には便利です。右回りルートは同じバス停でも兼六園側の紺屋坂前で下車でき、左回りでは金沢城公園側の白鳥路前に下車できます。
毎週土曜日と特定日の夜間(19:00~21:25)には、金沢市内の主なライトアップスポット16か所を巡る「金沢ライトアップバス」もありますよ。
金沢駅から金沢城公園大手門口へのアクセス方法
金沢城公園の北東端の入口である大手前門口へは「尾張町」バス停で下車しましょう。JR金沢駅兼六園口(旧東口)の6番のりばから運行している橋場町経由の路線バスで約5分、バス停からは徒歩約4分です。
香林坊経由の路線バスや「城下まち金沢周遊バス」は、「出羽町」バス停に停車しませんが、「武蔵ヶ辻・近江町市場」バス停で下車すれば、徒歩10分ほどでアクセスすることもできます。
また金沢周遊バスよりも短い区間で分かれている「金沢ふらっとバス」があり、金沢市内1日フリー乗車券を利用できます。金沢駅から近江町市場までを「此花ルート」、近江町市場から金沢城公園の大手門口から香林坊・21世紀美術館・石川橋方面に行く「材木ルート」に乗り継ぎできますよ。
金沢駅から兼六園小立野口へのアクセス方法
兼六園の南東端の入口である小立野口へは「出羽町」バス停で下車しましょう。JR金沢駅兼六園口(旧東口)の6番のりばから運行している橋場町経由の路線バスで約11分、バス停からは徒歩約2分です。
香林坊経由の路線バスや「城下まち金沢周遊バス」は、「出羽町」バス停に停車しませんのでご注意ください。
金沢城公園/兼六園へ貸切バスで行こう
金沢城公園/兼六園へ10人以上で移動される場合は、貸切バスのご利用がおすすめです。
公共交通機関、レンタカー、乗り合いツアーバスと比べて、貸切バスにはこんなメリットがあります。
乗り換えなしで現地までラクラク移動
目的地までの移動に公共交通機関を利用すると、電車やバスの乗り換えをして現地までは徒歩移動ということも多いですよね。旅行の大きな荷物を持ちながらの移動や、グループでの大人数の移動では目的地に着くまでに疲れてクタクタになりかねません。
貸切バスであれば、指定の集合場所から目的地の駐車場まで最短ルートで一気に移動することができます。もちろん移動の途中に寄りたい場所があれば経由地設定もできますよ。
運転はプロドライバーに任せて安心
貸切バスは運転手付きのバスをチャーターできるので、レンタカーと違って運転はすべてプロドライバーに任せることができます。これなら知らない土地や慣れない道でも安心ですね。
グループに運転を担当する人がいなければ、気兼ねなくみんなでお酒を飲んだり食事をしたりできますし、帰り道で疲れたら眠って休みながら移動することができますよ。
ビジネス用途など使い方は自由
貸切バスは1台のバスを丸ごとチャーターするので、用途に合わせた様々な使い方ができます。
ビジネスであれば取引先の方々を車内で接待しながら送迎したり、社員研修を兼ねてバス車内でミーティングやレクリエーションをしたり、自社のイベントや企画に招待したお客様に映像を見ていただきながら送迎したり、移動時間を有効利用できますよ。
金沢城公園/兼六園の周辺情報
金沢城公園/兼六園へのアクセスに役立つ、駐車場・グルメ・観光スポットの情報をご案内いたします。
金沢城公園/兼六園周辺の駐車場情報
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兼六駐車場
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【住所】石川県金沢市小将町1-53(兼六園北)
【営業時間】0:00~24:00
※バスの入出庫7:00~22:00
【収容台数】普通車480台/大型車40台
【普通車料金】最初の1時間350円
※以後30分毎150円
※夜間宿泊(22:00~8:00)1,060円
【大型車料金】最初の1時間2,020円
※以後30分毎320円
※夜間宿泊(20:00~8:00)2,770円
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石引駐車場
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【住所】石川県金沢市石引4-380(兼六園南)
【営業時間】0:00~24:00
※マイクロバスの入出庫8:00~19:00
【収容台数】普通車403台/マイクロバス3台
【普通車料金】1日最大900円(7:00~18:00)
※30分毎100円。以後1時間毎100円
【マイクロバス料金】最初の1時間1,150円
※以後1時間毎100円
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広坂観光バス暫定駐車場
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【住所】石川県金沢市広坂2-65-3(金沢城西)
【営業時間】0:00~24:00
※入出庫7:00~21:00
【収容台数】大型車20台(マイクロバス含む)
【大型車料金】最初の1時間2,020円
※以後30分毎300円
※夜間宿泊(20:00~8:00)2,770円
金沢城公園/兼六園周辺の宿泊施設情報
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情報がありません
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近隣の宿泊施設情報はありません。
金沢城公園/兼六園周辺のグルメ情報
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兼六園茶屋 見城亭
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石川橋から兼六園に入ってすぐの桂坂口料金所横にある「見城亭」は1913年創業の老舗茶屋で、2019年にリニューアルしました。世界的な建築家・隈研吾氏設計による江戸町武家屋敷の風情を感じさせながらも黒を基調にしたモダンな建物で、金沢の上質な「もてなし」と「しつらい」を堪能できます。2階では加賀百万石のお殿様の園遊弁当がモチーフとなった金沢の宝石箱や、金箔を敷き詰めた黄金能登牛ローストビーフひつまぶしといった昼食から夜の会席などの食事が、1階のカフェでは野田屋茶店の抹茶・丸八製茶場の加賀棒茶・二三味珈琲のオリジナルブレンドコーヒーとともにパフェや抹茶フォンヂュなどのスイーツが楽しめます。テイクアウト専用のソフトクリームパフェや金箔ソフトもおすすめです。
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近江町市場
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金沢城公園の北に位置する「近江町市場」は、狭い小路に約170軒のお店が並ぶ活気ある市場で、金沢観光の拠点となっています。近江町いちば館・近江町ふれあい館には大型駐車場も備わっています。ここで食べるならやっぱり海鮮丼でしょう。大きなネタが特徴の金沢海鮮丼発祥の店である「井ノ弥」や創業60年の「山さん寿司」、100種類以上のメニューがあり宴会もしやすい「近江町食堂」がおすすめです。金沢で生まれた回転寿司店の「もりもり寿司」「近江町市場寿し」「かいてん寿し大倉」も人気です。
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不室屋 尾張町店
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「不室屋」は慶応元年(1865年)創業の加賀麩の老舗です。お土産にも人気なのは、お湯を注ぐとカラフルな麩や具材が出てきて味噌汁やおすましになる「ふやき御汁 宝の麩」です。他にも彩り麩・加賀生麩・すだれ麩・車麩や、おやつ麩・生麩まんじゅうなど色々な商品があります。
近江町市場から大通りを挟んで北にある「尾張町店」やひがし茶屋街にある「生麩甘味処 不むろ茶屋」では店内に甘味コーナーがあり、名物の粒あん・きなこ・みたらしが添えられた「しら玉生麩」を食べることができます。またJR金沢駅1階にある「カフェ 加賀麩不室屋」や大和 香林坊店にある「FUMUROYA CAFÉ 香林坊大和店」には、くるま麩のフレンチトーストや加賀麩とりどり膳などがありますよ。
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金沢城公園/兼六園周辺の観光スポット情報
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尾山神社
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加賀藩初代藩主・前田利家公と正室お松の方を祀る「尾山神社」は縁結びや恋愛成就にご利益があるとされます。金沢城公園の西側に位置し、鼠多門の鼠多門橋から境内に繋がっています。
特徴的なのは、ステンドグラスがはめ込まれた和洋折衷の様式の「神門」で、夜には特に幻想的な雰囲気になります。現存する中では日本最古の避雷針も設置されています。本殿は和漢折衷のつくりで、中国の伝統的な建築様式と日本の建築様式が織り混ざっています。スリムでかっこいい狛犬や槍を持ち騎乗した前田利家公像なども見どころです。
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金沢21世紀美術館
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金沢城公園の南に位置する「金沢21世紀美術館」は、2004年に開館した世界的にも有名な現代美術館です。”まちに開かれた公園のような美術館”をコンセプトにガラス張りで円形の建物になっており、ロゴマークは建物の俯瞰図となっています。恒久展示作品としてシンボルとなっているのは、レアンドロ・エルリッヒによる『スイミング・プール』です。水の入っていないプールの上部に水を張ったガラスがあることで、上から見下ろすと水中に人がいるように見え、下から見上げると水中から外を見ているような感覚になりますよ。
施設内には無料開放された交流ゾーンがあり、ミュージアムショップやアートライブラリー、カフェレストラン 「Fusion21」などは自由に利用できます。
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いしかわ赤レンガミュージアム
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兼六園の南にある「石川県立歴史博物館」は、1986年に開館した郷土資料館です。旧陸軍兵器庫の赤レンガ棟の建物は歴史的価値が高く、国の重要文化財指定や日本建築学会賞を受賞しています。2015年「いしかわ赤レンガミュージアム」という愛称でリニューアルオープンしたことで、より親しみやすくなりました。
第1棟は石川県立歴史博物館、第2棟は交流体験館、第3棟は加賀本多博物館になっています。周辺の本多の森内には国立工芸館や石川県立美術館もありますので、ゆっくりまわってみてはいかがでしょうか。
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