秋の深まりを感じると共に、黄金色に輝くススキが一面に広がる絶景を見に行きたくなりませんか?
奈良県にある曽爾高原は、関西屈指のススキの名所として知られています。特に、夕暮れ時から夜にかけて開催される「曽爾高原山灯り」は、幻想的な風景が広がり、忘れられない秋の思い出になること間違いなしです!
でも、「電車やバスを乗り継いで行くのは大変そう…」「大人数で行くのに移動手段が不安…」と感じている方もいるのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが、貸切バスを利用することです!
今回は、貸切バスを利用するメリットと合わせて、曽爾高原の「山灯り」の魅力をたっぷりご紹介します。
Contents
友達同士や家族で気兼ねなく楽しめる?貸切バスの魅力とは?
貸切バスなら、出発地から曽爾高原まで、乗り換えなしでスムーズに移動できます。駐車場の心配をする必要がないのも嬉しいポイントです。
大人数であれば、一人当たりの料金が割安になる場合もあり、経済的です。
車内では、カラオケやゲームで盛り上がったり、ゆったりと景色を眺めながら過ごしたりと、自由な時間を過ごせます。
行き帰りの運転を気にする必要がないので、お酒を片手に秋の夜長を楽しむこともできますよ!
曽爾高原ってどんなところ?
曽爾高原は、奈良県北東部に位置する標高約900mの高原です。東西約2km、南北約1kmに広がる広大な高原は、周囲を鎧岳、兜岳、屏風岩といった雄大な山々に囲まれ、360度見渡す限りのパノラマビューが楽しめます。
特に有名なのが、秋に姿を現す一面のススキ野原です。例年9月中旬頃から銀色に輝き始めるススキは、11月上旬には黄金色に染まり、訪れる人々を魅了します。約3ヘクタールにも及ぶ広大な草原を埋め尽くすススキが風にそよぐ風景は圧巻で、「日本の秋の原風景」とも称されます。
高原の中央には「お亀池」と呼ばれる池があり、周囲のススキ野原とそこに点在する木々を水面に映し出す様子は、まるで絵画を見ているようです。特に、夕暮れ時には、茜色に染まる空とススキのコントラストが美しく、幻想的な雰囲気に包まれます。
曽爾高原には、ススキ野原を巡るハイキングコースも整備されています。アップダウンも少なく、初心者でも気軽に雄大な自然を満喫しながら散策を楽しめます。山頂からは、ススキで黄金色に染まった高原を一望でき、その絶景は感動的です。
特に、「お亀池」に映る逆さススキは、息をのむ美しさです。
曽爾高原の至宝!美肌効果抜群!お亀の湯の魅力を徹底解説
奈良県曽爾高原にある「お亀の湯」は、雄大な自然に囲まれた日帰り温泉施設です。ススキの名所として知られる曽爾高原の麓に位置し、豊かな自然と温泉が織りなす至福の時間を提供してくれます。
美肌効果抜群の泉質
お亀の湯の最大の魅力は、なんといってもその泉質です。ナトリウム・炭酸水素塩温泉という泉質は、お肌をツルツルに滑らかにする効果が期待でき、「美人の湯」として多くの人々に愛されています。まるで化粧水につかっているかのような、しっとりとした湯触りが特徴です。
開放感あふれる露天風呂
お亀の湯には、開放感あふれる露天風呂が2種類あります。木の露天風呂と石の露天風呂は、それぞれ異なる雰囲気を楽しめるので、何度訪れても飽きることがありません。露天風呂からは、曽爾高原の雄大な自然を一望でき、心も体もリフレッシュできます。
食事も楽しめる
温泉を楽しんだ後は、施設内にある「おかめ庵」で食事を楽しむこともできます。コシのあるうどんや、お風呂上りに人気のバニラソフトクリームなど、地元の食材を使ったメニューが豊富に揃っています。特に、地ビールソフトクリームは、曽爾高原ならではの味として人気です。
四季折々の風景
お亀の湯は、四季折々の美しい風景も魅力の一つです。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通して様々な表情を見せてくれます。特に、秋にはススキが黄金色に染まる曽爾高原を一望できる絶景が楽しめます。
幻想的な雰囲気にうっとり…「曽爾高原山灯り」って?
曽爾高原山灯りとは、例年9月中旬から11月下旬にかけて奈良県曽爾村の曽爾高原で開催される幻想的なイベントです。
日が暮れると、約3ヘクタールにも及ぶ広大なススキ野原全体に約3万本のろうそくが灯されます。
あたりが闇に包まれる中、一つ一つ灯されたろうそくの温かな光がススキを照らし出し、昼間は雄大に広がるススキの草原が、幻想的で幽玄な世界へと姿を変えます。
ろうそくの灯りは、風に揺らめき、まるでススキ自体が光を放っているかのような幻想的な風景を作り出します。
この期間中は、日没に合わせて多くの人が訪れ、ろうそくの灯りによって浮かび上がるススキのシルエットや、周囲の山々との幻想的なコントラストを写真に収めようとします。
また、「山灯り」開催期間中には、地元の特産品を販売する屋台が出店したり、様々なイベントが開催されたりと、昼間とは異なる賑わいを見せます。
自然と光が織りなす幻想的な空間は、訪れる人々に忘れられない秋の思い出をプレゼントしてくれるでしょう。
「山灯り」の開催期間は?
例年9月中旬~11月下旬に開催し時間帯は、日没から午後9時までです。
※2023年は設備の老朽化等により中止となりました。
例年多くの人で賑わうため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
どんな楽しみ方ができる?おすすめの過ごし方は?
おすすめの楽しみ方は、お昼過ぎに曽爾高原に到着し、ハイキングを楽しみながら夕暮れ時を迎えるコースです。
「山灯り」が始まる前に、あたりが暗くなっていく様子を眺めながら、お弁当を食べるのも良いでしょう。
「倶留尊山(くろそやま)」山頂からの景色もおすすめです。
山頂からは、ススキで黄金色に染まった高原を一望できます。
まとめ
今回は、貸切バスで行く曽爾高原の「山灯り」鑑賞旅についてご紹介しました。
秋の夜長に、黄金色に輝くススキが幻想的にライトアップされる「曽爾高原山灯り」は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
ぜひ、この秋は、ご家族やご友人と一緒に、貸切バスで快適に曽爾高原へ出かけてみてはいかがでしょうか?
よくある質問
Q. 曽爾高原へのアクセス方法は?
A. 電車やバスをご利用の場合は、近鉄 名張駅から三重交通「山粕西行」バス、「太良路」下車、徒歩45分です。
Q. 駐車場はありますか?
A. はい、曽爾高原には有料駐車場があります。
収容台数は150台(普通乗用車:800円/バイク:200円)
ただし、「山灯り」開催期間中は大変混雑しますので、公共交通機関の利用をおすすめします。
Q. 飲食店はありますか?
A. 曽爾高原には、軽食を提供するお店がいくつかあります。
・曽爾高原ファームガーデン:曽爾高原ファームガーデンは、地元の食材を使ったパンやスイーツが人気のお店です。特に、曽爾村産のお米を使った米粉パンは、もちもちとした食感が特徴で、お土産にもぴったりです。カフェスペースでは、出来たてのパンとコーヒーをゆっくりと味わうことができます。
Q. トイレはありますか?
A. はい、曽爾高原内にトイレは設置されています。