岐阜県南東部にある「恵那峡」は軍艦岩・金床岩・獅子岩・屏風岩といった奇岩の多い渓谷で、1920年に地理学者の志賀重昂によって名付けられました。その後岩場の急流と豊富な水量を活かし1924年に日本初の発電用ダム「大井ダム」が建設されたことで、自然の雄大さを人口の湖から楽しめる景勝地となりました。桜や紅葉といった四季の織りなす景観と奇岩・岩壁を遊覧船から観覧するため、見頃のシーズンには毎年多くの観光客が訪れています。また遊覧船のりばに近くには「さざなみ公園」と、大井ダム建設を主導した電力王・福澤桃介の銅像の設置された「ももすけ広場」があり、徒歩20分ほどで散策できます。光る賽銭箱のある恵那峡弁財天やハートのベンチなどフォトスポットも豊富です。
【桜の見頃】4月上旬~4月中旬
【紅葉の見頃】11月中旬~11月下旬