加賀温泉郷への行き方(公共交通機関、貸切バス)

石川県の「加賀温泉郷」

加賀温泉郷

〒922-0423
石川県加賀市作見町ヲ6-2

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石川県の加賀温泉郷は、ヤタガラスが発見した伝説のある北陸最大級の温泉街「山代温泉」、大聖寺川沿いでこおろぎ橋やあやとり橋がシンボルの「山中温泉」、明治時代に開発され霊峰白山を望む柴山潟湖畔にある「片山津温泉」、唯一小松市に位置する旅館すべてが自家掘りの新鮮な源泉を持つ「粟津温泉」の加賀四湯の総称です。

加賀温泉郷は2011年の東日本大震災から自粛ムードを払拭するために様々なPR活動に取り組んで来ていました。コロナ禍を経た2023年は7月にみやびの宿 加賀百万石で4年ぶりに「加賀温泉郷フェス」が開催され、加賀温泉郷を舞台に若女将たちがPRに奮闘する姿をモチーフにした映画『レディ加賀』の撮影が2022年6月に行われ、2024年2月に公開されました。

2024年1月の能登半島地震でも大きな被害はなかったものの自粛ムードが続くこととなり、その後実施された『北陸応援割』や3月の北陸新幹線金沢-敦賀間開通などにより元気を取り戻しています。

加賀温泉郷に公共交通機関でアクセスする方法

加賀温泉郷への電車やバスを利用したアクセス方法をご案内いたします。

金沢駅から山代温泉・山中温泉へのアクセス方法

JR金沢駅からはまずJR加賀温泉駅に出ましょう。この区間は北陸新幹線で18分でアクセスできるようになったため、特急サンダーバードは廃止となりました。JR北陸本線はIRいしかわ鉄道線として運行しており46分です。
JR加賀温泉駅からは北鉄加賀バス・温泉山中線の路線バスでアクセスします。加賀温泉駅から南へ徒歩6分の加賀市医療センターから乗車し、手前にある山代温泉バス停までは12分、奥にある山中温泉バスターミナルまでは31分です。

JR金沢駅西口から運行していた北鉄加賀バス・特急温泉線「加賀ゆのさと特急」バスは2023年7月31日に廃止となりました。

金沢駅から片山津温泉へのアクセス方法

片山津温泉の最寄り駅はJR動橋駅ですが、特急電車が停車しないため片山津温泉行きのバスが運行していません。JR金沢駅からはJR加賀温泉駅に出ましょう。北陸新幹線で18分、在来線IRいしかわ鉄道線で46分です。
JR加賀温泉駅からは北鉄加賀バス・温泉片山津線の路線バスでアクセスします。加賀温泉駅から南へ徒歩6分の加賀市医療センターから乗車し、片山津温泉バス停までは10分ですが、電車からバスへの乗り換え待ち時間が長いのでトータルでは1時間半ほどかかります。

JR金沢駅西口から運行していた北鉄加賀バス・特急温泉線「加賀ゆのさと特急」バスは2023年7月31日に廃止となりました。

金沢駅から粟津温泉へのアクセス方法

金沢駅から粟津温泉の最寄り駅である粟津駅まではIRいしかわ鉄道線で38分、粟津駅前バス停から路線バス[粟津線]に乗り換えると粟津温泉バス停までが7分なので、1時間前後でアクセスすることができます。時間帯によってはバスの待ち時間があり1時間20分ほどかかります。

加賀温泉郷へ貸切バスで行こう

加賀温泉郷へ10人以上で移動される場合は、貸切バスのご利用がおすすめです。
公共交通機関、レンタカー、乗り合いツアーバスと比べて、貸切バスにはこんなメリットがあります。

乗り換えなしで現地までラクラク移動

貸切バス利用のメリット1

目的地までの移動に公共交通機関を利用すると、電車やバスの乗り換えをして現地までは徒歩移動ということも多いですよね。旅行の大きな荷物を持ちながらの移動や、グループでの大人数の移動では目的地に着くまでに疲れてクタクタになりかねません。
貸切バスであれば、指定の集合場所から目的地の駐車場まで最短ルートで一気に移動することができます。もちろん移動の途中に寄りたい場所があれば経由地設定もできますよ。

運転はプロドライバーに任せて安心

貸切バス利用のメリット2

貸切バスは運転手付きのバスをチャーターできるので、レンタカーと違って運転はすべてプロドライバーに任せることができます。これなら知らない土地や慣れない道でも安心ですね。
グループに運転を担当する人がいなければ、気兼ねなくみんなでお酒を飲んだり食事をしたりできますし、帰り道で疲れたら眠って休みながら移動することができますよ。

ビジネス用途など使い方は自由

貸切バス利用のメリット3

貸切バスは1台のバスを丸ごとチャーターするので、用途に合わせた様々な使い方ができます。
ビジネスであれば取引先の方々を車内で接待しながら送迎したり、社員研修を兼ねてバス車内でミーティングやレクリエーションをしたり、自社のイベントや企画に招待したお客様に映像を見ていただきながら送迎したり、移動時間を有効利用できますよ。

加賀温泉郷の周辺情報

加賀温泉郷へのアクセスに役立つ、駐車場・グルメ・観光スポットの情報をご案内いたします。

加賀温泉郷周辺の駐車場情報

山代温泉 総湯駐車場
【住所】石川県加賀市山代温泉
【営業時間】0:00~24:00
【普通車料金】無料
山中温泉こおろぎ橋駐車場
【住所】石川県加賀市山中温泉こおろぎ町
【営業時間】0:00~24:00
【収容台数】普通22台/大型2台
【普通車料金】無料
【大型車料金】無料
片山津温泉 総湯駐車場
【住所】石川県加賀市片山津温泉乙65番地2
【営業時間】0:00~24:00
【収容台数】50台
【普通車料金】無料

加賀温泉郷周辺の宿泊施設情報

ゆのくに天祥
【住所】加賀市山代温泉19-49-1
【時間】IN15:00~OUT10:00
【客室】露天風呂付、和室、洋室
【温泉】引湯、自家源泉、プール
【食事】会席
【駐車場】無料、大型可
【送迎】JR加賀温泉駅より予約制
瑠璃光
【住所】加賀市山代温泉19-58-1
【時間】IN15:00~OUT10:00
【客室】露天風呂付、和室、洋室
【温泉】引湯
【食事】朝食ビュッフェ、夕食会席
【駐車場】無料、大型可
【送迎】JR加賀温泉駅より定時運行
お花見久兵衛
【住所】加賀市山中温泉下谷町ニ138-1
【時間】IN15:00~OUT11:00
【客室】露天風呂付、和室
【温泉】引湯、無料貸切露天風呂
【食事】会席
【駐車場】無料、大型可
【送迎】JR加賀温泉駅より予約制

加賀温泉郷周辺のグルメ情報

くいもん家 ふるさと
JR加賀温泉駅の南にある「くいもん家 ふるさと」は創業40年の居酒屋で地元食材を使ったメニューが豊富です。ランチ限定の「ふるさと膳」は、海鮮おけ寿司がメインの”海”と、加賀わら焼きの肉丼がメインの”山”の2種類があります。名物は夜限定の「加賀カニごはん」で、3日前までに予約が必要です。
1階はカウンター席から掘りごたつ風テーブル席や椅子席などが多様で、2階は最大30名貸切可能なフロアになっていますので、団体利用におすすめです。
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加賀フルーツランド
JR加賀温泉駅から西に進み、北陸自動車道を越えたあたりにある「加賀フルーツランド」は、いちご・さくらんぼ・ぶどう・りんごなどのフルーツ狩りができる施設です。施設内にあるカフェ「cafe green×green」では、もぎたてのフルーツを使ったケーキやパフェ、ドリンクなどの他、ピッツァ・パスタ・カレーなどの軽食も楽しめます。また最大350名収容の全天候対応のバーベキューハウスもあります。こちらは持ち込みタイプではなく、手ぶら利用のタイプにになりますので、食材の持ち込みは不可で現地で注文となります。
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鹿野酒造
JR加賀温泉駅とJR動橋駅の間ほどの場所にある「鹿野酒造」は、1819年創業の老舗酒造です。自社栽培している酒米・山田錦と白山の伏流名水が湧き出る「白水の井戸」から手間暇かけて造られた山廃仕込の純米酒は、様々な鑑評会で金賞を受賞、NHKプロフェッショナル『仕事の流儀』で取り上げられたこともあります。代表銘柄は加賀地酒「常きげん」で、加賀土産におすすめです。ノーベル賞ナイトキャップパーティーで採用された純米大吟醸「KISS OF FIRE」もおしゃれなボトルで人気です。
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加賀温泉郷周辺の観光スポット情報

山代温泉 総湯・古総湯
山代温泉は歴史的まちなみ「湯の曲輪(ゆのがわ)」の再生ため、老舗旅館を2つの公共浴場に整備しました。100%源泉で、熱交換システムを導入した「総湯」と、明治時代の総湯を復元して入浴しながら温泉の歴史や文化が楽しめる「古総湯」です。特に古総湯は、ステンドグラスが施された木造の建物が、山代温泉のシンボルとなっています。さらに「湯あみ」という純粋に温泉に浸かることを楽しむ文化を再現しているため、石鹸やシャンプーの利用は不可で、シャワーもカランもありません。総湯で身体を洗ってから古総湯へとセット入浴がおすすめです。
売店には温泉卵ソフトクリームがあるのでぜひ試してみてください。また個包装されて箱入りになった温泉卵は、常温で夏場2週間・冬場3週間も日持ちするということで、やましろ土産に人気ですよ。
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片山津温泉 総湯
片山津温泉に2012年にできた総湯は、世界的建築家・谷口吉生氏による設計で、ガラス張りのモダンな建物です。柴山潟を望む「潟の湯」と緑の木々に囲まれた「森の湯」があります。奇数日は潟の湯が女湯、偶数日は潟の湯が男湯と、毎日入れ替わります。浴槽から外の景色がつながるようなガラス張りになっているので、自然の中で入浴しているような開放感がありますよ。
2階のまちカフェには、ハッシュドポーク・あいがも丼・タコス・サンドイッチなどの軽食のほか、加賀棒茶を使ったカフェメニューやスイーツもあり、休憩にぴったりです。
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鶴仙渓
大聖寺川沿いにある山中温泉は、川にかかる橋や渓谷が名所となっており、上流の総ひのき造りの「こおろぎ橋」から石造りの「黒谷橋」までの約1.3kmの区間が「鶴仙渓」と呼ばれています。区間の中間地点には、草月流家元・勅使河原宏氏が”鶴仙渓を活ける”というコンセプトでデザインした「あやとりはし」は、紅紫色でS字型になっており、夜間は「Kakusenkei Light」で九谷五彩をイメージしたカラーでライトアップされます。4月~11月の期間はあやとりばし近くに「鶴仙渓川床」がオープンし、山中出身の和の鉄人・道場六三郎氏監修の甘味を楽しむことができます。近隣の飲食店のお弁当などを持ち込むこともできますよ。
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