今回のキーワードは「温泉」「別府」「アクセント」。
いきなり旅行の幹事を任された。
「温泉があるところがいい、ただちょっとアクセントをつけてね」
任された身としては、しっかり幹事としての責任を果たしたい。しかし、自分は個人的に旅は好きだけれども、団体旅行の手配などはしたこともなければ、計画すらどうやって立てるべきか分からない。いや、だからといって投げ出してしまっては自身の評価にも影響してしまうから適当にはできない。
そんな幹事様、九州にはたいへん魅力的な温泉がたくさんございます。
今回は、その中でも日本一の温泉湧出量を誇る大分県、さらにその中でも温泉の数が多い別府市をピックアップし、そこで考えられる+αのアクセントをお伝えすることでお役立ちできればと思います。
Contents
別府八湯温泉道の提案
別府八湯温泉道とは
一言でいうと、スタンプラリーです。
別府市には、別府・鉄輪・明礬・浜脇・堀田・観海寺・亀川・柴石の八湯があり、様々な泉質・設備の温泉が到底1日では入りきれないだけの施設が存在します。要はスタンプラリーにはもってこいというわけです。(88個で完了!)
2001年に開始され来年で15周年を迎える企画ですが、個人的にはまだまだ知名度が低く感じます。しかし知名度がどうであれ、旅行企画につながるのであれば使わない手はありません。
ただのスタラリでしょ?
そう思われた方は侮ることなかれ!!
スタンプ数に応じて初段から~名人まで11段階にランクがわかれています。
そして、名人になられて方は下記のような名人会というものも発足されています。
無ならぬ湯の境地でございますね。(筆者は現在7段)
ちなみに温泉道に入門する上で必要な心得が設定されています。
下記はその一部分の抜粋です。どっぷりと頭まで浸かって楽しみましょう!
入門者は、別府八湯表泉家の厳しきも愉快な修行を通じ、真の別府八湯ファンとなり、市民であれば観光客へのご案内業務、市外民であれば、別府八湯の宣伝に努め、将来的には別府市民資格の取得を目標とし、湯の理想郷に頭までどっぷりと浸かる事を希望する。
http://onsendo.beppu-navi.jp/kokoroe
別府八湯温泉道に必要なもの
必要なものは下記2点です。
旅行時に現地で購入してもよいですが、団体ならば事前に問い合わせて手配しておくのがよいでしょう。
①別府八湯温泉本:1冊500円(税込)
スタンプが置いてある施設の情報や観光施設の情報などが載っています。
②スパポート:1冊100円(税込)
スタンプを押すための台紙。名前の通りパスポート風です。
<問い合わせ先>
別府市観光協会事務局
大分県別府市上野口町1-15
電話 0977-24-2828
FAX 0977-24-5959
業務時間:8:30~17:30
別府駅案内所
大分県別府市別府市駅前町12-13 JR別府駅構内
電話 0977-24-2838
営業時間:8:30~17:30 (年中無休)
どう別府八湯温泉道を旅行計画に盛り込むか
ポイントは「強制参加にしない!」です。
スタンプラリーを強制にすると、スタンプを集めなければいけないという観念に駆られてしまい、せっかく温泉地にリラックスしに来ているのに逆に緊張感で疲れてしまうなんてこともありえます。
数を集めて昇段を目指していくという楽しみ方もあれば、2個スタンプを集めて絶対もらえる商品(+500円かかりますが)を手に入れるという楽しみ方、温泉道のグッズを手に入れて旅行しているという雰囲気を味わうという楽しみ方など個人によって楽しみ方が様々かと思われます。
あくまでも1つのお楽しみツールとして温泉道を利用されるのがおすすめです。
ちょっとしたアクセントとしてはかなり使えると思いますよ。
ちなみに2個集めて絶対もらえるグッズは下記の画像のタオル(500円かかりますが)
貸切バスを使った旅行計画
目的にあわせて交通手段を決めよう!
さて、そんな大分の別府での交通手段ですが、計画に応じて貸切バスをうまく活用できます。
①送迎のみフリープラン
最寄の空港までは飛行機利用で、空港・別府間は貸切バス利用。
別府での観光は、貸切バスを利用せずに完全フリー。
福岡・大分空港など
↓
別府:宿泊先ホテル
観光はフリープラン
↓
福岡・大分空港など
②別府以外の観光地も含んだプラン
バス旅ねっとでは大分県のモデルコースをご用意しております。
ご参考にしていただけますと幸いです。
その他、ご要望にあわせましてお見積りさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
本日のあとがき
団体旅行の難しさは、参加者の趣味趣向がそれぞれ違うこと。幹事様は通常業務の傍ら計画を練られる方が多いですから当日を成功させるために考える時間が欲しいこととお察しします。そんな時、役に立つのが本日ご紹介させていただいたような既存のサービス。参加者が楽しめる選択肢を増やしてあげることは、団体旅行を成功させる1つの要素ではないでしょうか。
それにしても、いい大人がスタンプラリー?
という声が聞こえてきそうですが、年齢層幅広く利用されている実感があります。
よろしければ、一度おためしくださいませ。