貸切バスについての
よくある質問

上座・下座は一律この場所と決まったものではなく、何のために上座に座ってもらうかの目的が重要です。

例えば会議室や飲食店では「入口から一番遠い席が上座」とされています。
これは相手が最も快適に過ごせる位置に着座してもらうことを目的としています。
そのため部屋によってはインテリアが見やすい場所や冷暖房が直接当たらない場所になるよう、入口から最も遠い席とはズレた場所を上座とする場合もあります。

乗り物においては上座とは、安全で快適・景色の良い席です。
そのため貸切バスは運転席の後ろが上座とされています。
運転席側の一番前の座席は左右の窓だけでなく前にも視界が開けるため見晴らしがよく、一番景色を楽しめる席です。
また、もしものことがあった場合に出口が近くすぐ避難することができます。

ただし、後部座席をサロンにしている場合は上司にはサロンに座ってもらうとよいでしょう。
サロン席では向かい合って話ができ、テーブルも配置できるため快適です。
また、貸切バスの最後尾には非常口が設置されているため安全性も問題ありません。
上座・下座は貸切バスのオプションも含めて考えましょう。

逆に補助席や三人掛けシートの真ん中の席は下座となります。
座席が小さいく、狭く感じやすいためです。
最前列の補助席はドライバーとコミュニケーションを取ったり、マイクで車内アナウンスをする進行役が座りましょう。