2025年の桜開花は3月23日の熊本や高知を皮切りに、3月24日には東京、3月27日には大阪と、全国的に広まっています。開花から満開までは1週間程度なので、関東から関西でのお花見のピークは今週末4月の1週目となりそうですね。
都心で気軽に楽しむお花見だけでなく、車でちょっと遠出して自然の中で楽しむ桜もまた格別。関西で全国的にも有名な桜名所といえば、上千本・下千本のヤマザクラで知られる奈良県の「吉野山」ですが、それよりも早く開花し、約1,000本のソメイヨシノの桜並木がある奈良県の「下北山スポーツ公園」は、知る人ぞ知る桜名所です。今回は2025年3月30日に開催された「第38回下北山村さくら祭」に行ってきましたので、その模様をお伝えいたします。
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下北山スポーツ公園はどこにあるの?
下北山スポーツ公園は大阪から車で片道3時間ほどの距離です。大阪方面からは阪和自動車道を経由し南阪奈道路で南下します。弁之庄ランプからは無料区間の大和高田バイパスを東へ進みます。さらに国道24号線で南下し、吉野川沿いで国道169号線に合流。吉野山や大滝ダム、紅葉名所の大台ケ原を越えそのまま南へ進み続けると下北山スポーツ公園の案内標識が見えてきます。
国道169号線は舗装された道路ですが、川沿いの山間部を経由し標高が高いエリアもあるので、時期によっては凍結のおそれがあるので注意しましょう。
池原ダムに隣接した下北山スポーツ公園の広大な敷地には、サッカーグラウンド・テニスコートや団体宿泊施設があるので、スポーツ合宿の目的地として人気です。またキャンプ場や天然温泉「きなりの湯」が併設しており、季節を問わずキャンパーが多く訪れる場所でもあります。

下北山村さくら祭とは?
「下北山村さくら祭」は2025年で第38回を迎えた歴史あるお祭りです。コロナ禍以来5年ぶりの開催となった昨年2024年の第37回下北山村さくら祭は、2023年12月に国道169号線で土砂崩れが起きたことで迂回ルートでの通行を余儀なくされましたが、2024年6月に国道の通行が再開したこともあって2025年のさくら祭は前年を超えるたいへんな賑わいでした。

さくら祭では池の東側がイベント会場になっており、ステージイベントではギターやピアノの弾き語り演奏、出店ブースでは下北山村の地元特産品の数々が販売されていました。入口すぐに観光バス駐車場があり普通車は奥の駐車場にも停車できますが、池の西側にも車やバイクを停めることができましたよ。

桜並木は池のまわりを囲む形で広がっており、池のほとりは芝生となっています。レジャーシートを敷いてお弁当を食べたり、ゆっくりお花見ができますね。道中は寒かったですが公園に着くと暖かく、周囲に柔らかく響く歌や演奏、人々の笑顔でさらにほっこりしましたよ。

桜まつりのあった3月30日は5分咲きから7分咲きでした。ウェザーニュースによると満開が4月6日、桜吹雪が4月12日ごろと予想されています。満開の桜の散り始める桜吹雪と温泉を目当てに、次のお休みにドライブに出かけてみてはいかがでしょうか。
桜名所として人気の理由は?

吉野山のようなヤマザクラは遠くから景色を見て楽しむスタイルですが、道路脇に桜並木があると車やバイクで間を走り抜けることができるので臨場感を味わうことができますね。
さらに下北山スポーツ公園の場合は一般道ではなく公園の中にある桜並木なので、道路脇は駐車禁止ではなく桜のすぐ前に車やバイクを停めて一緒に写真を撮ることもできます。そのような理由からドライブやツーリングで人気の、桜の映えスポットとなっています。
周辺のおすすめポイント
桜並木奥の高台には「きなり館」という建物があり、下北山村の名産品を使ったレストランや、お土産を購入できる売店があります。建物の奥に天然温泉「きなりの湯」の受付があり、露天風呂からは桜が見えましたよ。
売店で買える下北山村のお土産

下北春まな
下北山村で古くから栽培されてきた漬け菜の「下北春まな」は、この地域の気候でないと育たないそうです。熊野地方に伝わる「めはり寿司」は通常高菜が使われていますが、下北山村では塩漬けの下北春まなで包まれています。
定番商品は塩と唐辛子で味付けされたシンプルな「下北春まな漬」ですが、下北春まなの粉末を練り込んだうどんや「まなチョコ」「まなソフト」などの加工品も充実しています。
下北山村茶
下北山村は標高300m前後に位置し朝晩の寒暖差が大きいことから茶栽培が盛んです。
特に5月の新芽の一番茶だけを番茶にした「下北山村茶」は、桜餅のような芳香が漂う逸品です。番茶の大袋や茶粥用のお茶パックも販売されています。
奈良下北山村育ちのジャバラ
柑橘類ジャバラの原産地は、奈良県の下北山村の隣村である和歌山の北山村ですが、気候が少し違うので味も違うそうです。花粉症に効果がある成分が含まれているとして近年注目されていますよ。
商品には「ジャバラ生搾り」「手づくりポン酢」「ジャバラ飴」などがあります。
きなり館レストラン

地元食材を味わえるレストランで、和食や麺類などの定番メニューが基本になっていますが、イタリアン出身のシェフが料理長ということでイタリアンメニューもあります。さらに平日限定の完全予約制でイタリアンシェフのコース料理を楽しむこともできます。
【主なメニュー】
- まなうどんとまなにぎりセット
- 野菜がのった池原ダムカレー
- 鹿と豚肉ハンバーグ定食
- 下北山村産 あまごスモーク盛合わせ
- シェフのおまかせパスタ
天然温泉「きなりの湯」

きなりの湯の泉質はナトリウム・炭酸水素塩水で、肌がツルツルになる美人湯として親しまれています。浴室は樹齢100年余の槙木を使った「槙木の湯」と石造りの「栃の湯」があり、男女日替わりとなっています。どちらにも露天風呂・泡湯・うたせ湯・サウナがありますよ。
【営業情報】
平日 15:00~20:45/土日祝 11:00~20:45
※最終受付30分前
※火曜日定休
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