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こんにちは！バス旅ねっと営業担当たけちゃんです。
みなさん、最近はどういった毎日を過ごしていますか？
たけちゃんは、九州の熊本県にハマっている日々を過ごしています。
そこで今回も、熊本県をピックアップしたコースをご紹介していきますよ！前回は、熊本城を始めとする熊本県の定番スポットをお届けしましたが、今回は熊本県の東北部に位置する「阿蘇地方」を中心にご紹介します。
阿蘇といえば、最近火山活動が活発な「阿蘇山」が有名ですよね。観光客も多く訪れ、特にアジアの人々を中心に人気を集めているそうですよ。どんな山なのでしょうか？詳しくお届けします！
それでは、熊本県は阿蘇地方の旅へ、出発です！はじまり、はじまり〜！
Contents
モデルコース紹介
熊本市内～新阿蘇大橋～米塚（車窓）～阿蘇山西・中岳火口～草千里ヶ浜・火山博物館～白川水源～高森町・高森湧水トンネル公園～箱石峠～熊本市内
では早速、今回のコースをご紹介しましょう。こちらが、たけちゃんおすすめの阿蘇地方をめぐるコースです。阿蘇山を中心に、2016年の熊本地震で崩落した「阿蘇大橋」の代わりに架橋された「新阿蘇大橋」を始め、活発な噴火活動を続ける中岳や、阿蘇の火山の成り立ちを知る「阿蘇火山博物館」など、阿蘇の魅力をたっぷりと詰め込んだコースとなっています。
最近では、中岳に向かうロープウェイが事実上の廃業となり、モクモクと噴煙をあげる迫力満点の光景を間近に見る機会は出来なくなってしまいましたが、代替案としてシャトルバスが利用できるとのこと。これにより、活発な火山活動を続ける阿蘇山を身近に感じられるでしょう。現在も、アツアツのマグマを抱え活動を続ける阿蘇山。熊本県を訪れたなら、ぜひ足を運びたいスポットです。
他にも、環境庁の「名水百選」に選ばれるほど綺麗な「白川水源」や、毎分32トンの豊富な湧水量がある「高森湧水トンネル公園」など、水が豊富で綺麗な熊本県ならではのスポットもめぐります。
今回は、阿蘇地方を中心に、私たち人間の力が及ばない大自然の雄大さを感じる旅となるでしょう。それでは、リフレッシュも兼ねて熊本県の自然たっぷりの旅に出かけよう。
活発な火山活動が続く「阿蘇」を楽しもう
やってきました。ここは、熊本県東北部に位置する「阿蘇」。この地にそびえるのは、現在も活動を続ける「阿蘇山」。阿蘇山は、火山活動によってできた凸地を意味する「カルデラ」が見事であり、その大きさは北海道の「屈斜路カルデラ（くっしゃろこ）」に次いで、日本で2番目。しかもこの「阿蘇カルデラ」、27万年前から9万年前に起きたとされています。そんな長い歴史を持ち、貴重な景色を堪能できる「阿蘇」、只者じゃないですね…！
阿蘇山は、付近にそびえる中央火口丘群である根子岳（ねこだけ）、高岳、中岳、烏帽子岳（えぼしだけ）、杵島岳（きしまだけ）の5峰の総称で呼ばれることもあるそう。現在、火山活動が活発なのはその一つの「中岳」であり、阿蘇山の中でも中央火口丘の最高峰です。標高は高岳の1,592メートル。小さな山々が集まっているので、そこまで標高は高くないようですが、大昔は世界で一番の標高を誇っていたという研究もあるとか…。詳しくは分かっていませんが、阿蘇山は歴史的に見ても重要な山であったことは確かでしょう。
熊本県の新名所「新阿蘇大橋」
2016年に起きた未曾有の大災害「熊本地震」によって、国道57号と南阿蘇をつなぐ「阿蘇大橋」は崩落。それから5年後の2021年春、南阿蘇に新たな橋が架けられました。「新阿蘇大橋」と呼ばれる全長525メートル、最大橋脚高97メートルの橋は、これ以上地震などの災害によって崩落しないよう、丈夫な作りが特徴。PCラーメン橋と呼ばれる造りで、揺れにも負けません。歩道が設置されたことにより、歩行者も安全に歩行できるようになりました。
復興のシンボルとしても生まれ変わった「新阿蘇大橋」には、橋のたもとに展望台や休憩所、トイレなどが完備。ジェラートが楽しめる売店も併設され、阿蘇の雄大な景色を見ながらのんびりと足を伸ばすことも出来ますよ。
ドライブで橋を渡るのもいいですが、阿蘇の綺麗な空気を吸いながら、ゆっくりと歩行するのも楽しいでしょう。たけちゃんは食べ歩きが好きなので、ジェラートを食べながら歩くのがおすすめです！
モクモクと噴煙が上がり続ける「中岳火口」で迫力満点の光景を
先ほどもお伝えした通り、阿蘇山の中岳に向かうロープウェイは廃止してしまい、火口付近に行くにはシャトルバスを利用する必要があります。ただし、阿蘇山の噴火状況によっては、立ち入り禁止になる場合もあるので、事前にチェックする必要がありそうです。
いずれにしても、火山活動が行われている火口付近まで行けるなんて、どんな景色が待っているのでしょうか。たけちゃんもドキドキです！
火口付近に行くには、火口までの有料道路「阿蘇山公園道路」を通る必要があります。自転車や軽自動車、マイクロバスなど料金が細かく分かれているので、自身が乗る車の種類を調べておきましょう。また、火口付近まで歩行も可能とのことなので、近くに駐車して、移り変わる景色を楽しむのもおすすめですよ。
火口周辺では、有毒ガスが発生しており、喘息や気管支疾患、心臓疾患のある方の火口見学は禁止されています。健康な方でも、長居はしないように心がけましょう。
それでは、お待ちかね！いよいよ火口付近までやってきました。火口周辺には見学コース（遊歩道）が整備されており、それぞれの場所から阿蘇山の壮大な景色を楽しむことができます。火口付近には、かつて噴火した際にできたクレーターや、エメラルドグリーンの火口湖などもあり、今まで見たことのない景色に心を奪われるかもしれませんね。ゴツゴツとした岩の重なりや土の美しさを、ぜひここ阿蘇山で体験してみてください。
絶好のロケーションを誇る「草千里ヶ浜」で阿蘇山の成り立ちを知る
熊本県でも人気の観光地のひとつ「草千里ヶ浜（くさせんりがはま）」。阿蘇山を織りなす烏帽子岳（えぼしだけ）の北麓に広がる直径約1キロメートルの草原のことを指します。
荒々しい活火山の中岳とは対照的に、のんびりとした風景が広がる草千里ヶ浜には、馬が放牧されており、のびのびとした光景を楽しめるでしょう。標高は1,140メートルあり、排気ガスが混じっていない透き通った空気も楽しめますよ。
また、草千里ヶ浜の正面には、阿蘇山の成り立ちを知れる「阿蘇火山博物館」も。約30万年前から現在まで続く阿蘇山の誕生ドラマをはじめ、阿蘇山の成り立ちを知るにはぴったりのスポットです。阿蘇に生息する植物や動物、昆虫なども紹介しており、阿蘇山を含めた「阿蘇」の魅力がたっぷり♪阿蘇山を訪れたなら、こちらの施設もおすすめですよ。
＜施設情報＞
施設名 ：阿蘇火山博物館
住所 ：熊本県阿蘇市赤水1930-1
電話番号：0967-34-2111
サイト ：http://www.asomuse.jp/
熊本県の阿蘇は豊富で綺麗な水も見どころ
雄大な阿蘇山を有する阿蘇の水は、大自然によってもたらされた生きる源。この地域に住む人々は、阿蘇山から流れる豊かな水を求めて暮らしていたとされ、はるか昔から水に富んだ地域だったことが伺えます。
阿蘇を流れる天然水は、日本では珍しいたっぷりのミネラルを含んだ上質な水。この地域では、その水を使用した、美味しいパンや豆腐などの食品も人気なんですよ。これらの食品は、阿蘇でしか食べられない限定もの。足を運んだ際には、ぜひチェックしたいですね。
阿蘇の恵み「白川水源」で澄み切った水を堪能しよう
11カ所の水源があるとされる南阿蘇地域。中でも有名なのは、環境庁が発表する「名水百選」にも選ばれた「白水水源」です。常温14℃の水が毎分60トンも湧き出ており、良質な軟水が楽しめます。水汲み場としても最適なので、地元の人々にも人気のスポットです。
敷地内には、休憩するベンチや飲食店、お土産さんも併設しているので、白水水源でゆっくりと時間を潰すことも可能です。白水水源には、周辺に緑々しい木々が群がり、鳥のさえずりに耳を済ますこともできますよ。透き通った空気と、ひんやりとして美味しい水は、日常に疲れたあなたを優しく包み込んでくれるでしょう。
コーヒーや緑茶、和食などにぴったりの白水水源。ペットボトルで水を汲んでおいて、自宅に持ち帰るのも良さそうですね。
＜施設情報＞
施設名 ：白山水源
住所 ：熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2040
電話番号：0967-67-1111
サイト ：https://www.vill.minamiaso.lg.jp/kiji0031111/
南阿蘇村の隣、高森町にある水どころ「高森湧水トンネル公園」
南阿蘇村の隣、高森町には「高森湧水トンネル公園」と呼ばれる水どころも。こちらのトンネル、本来ならば高千穂線の高森・高千穂間を結ぶ路線として使用される予定だったのですが、建設途中にトンネルを掘っていたところ、大量の出水で工事が中止に。その後も何度も建設を行いましたが、湧水量の多さから建設は断念され、その跡地に「高森湧水トンネル公園」として開放されることになりました。
トンネルの長さは2,055メートル。線路があった場所には涼しげな湧水が流れ、ひんやりとした空気を作り出しています。通年気温が17度と1年を通して涼しいのは、こうして流れゆく湧水のおかげなんですね。
高森湧水トンネル公園では、季節ごとにイベントも充実しています。夏には、毎年7月に「七夕祭り」、冬には毎年12月に「クリスマスファンタジー」が開催され、トンネル内に装飾が施されます。全国的にみても珍しいトンネル内でのイベント、足を運んでみたいものです。
＜施設情報＞
施設名 ：高森湧水トンネル公園
住所 ：熊本県阿蘇郡高森町高森1034-2
電話番号：0967-62-3331
サイト ：https://kumamoto.guide/spots/detail/11447
自然いっぱいの熊本県の旅を貸切バスで楽しもう
熊本県は、全国的にみても豊かな自然がたっぷりと詰まった、魅力溢れるスポットです。はるか昔から活動を続ける阿蘇山は、熊本県の象徴でもあるでしょう。現在も噴火活動が続いているのは、驚きですね。阿蘇山を訪れたなら、火口付近に足を運びたいもの。噴火活動次第では、立ち入り禁止のエリアもあるので、訪れる際には事前にチェックしておきましょう。
雄大な草原が広がる草千里ヶ浜も阿蘇を訪れたなら、チェックしておきたいおすすめスポット。馬がのびやかに過ごす穏やかさに、阿蘇の大自然を感じられるでしょう。阿蘇火山博物館でこれまでの歴史を知れば、阿蘇山をまた訪れたくなるかもしれません。
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