『貸切バスって万一の場合どうなるの?』貸切バスの保険や事故の際の補償について 解説します。
万一の際の補償
受注型企画旅行と手配旅行の違い
旅行サービスは国土交通省が定める旅行業法によって、万一の際の補償範囲が明確に決められています。
貸切バス業界では数少ない受注型企画旅行でサービス提供するバス旅ねっとなら、万一の事故の際にも無料で事故補償が付帯しているから安心です。一方、手配旅行でサービス提供するほとんどのバス会社や手配会社では、万一の際でも補償されません。
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旅程管理、特別保証、旅程保証の対象になる
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旅程管理、特別保証、旅程保証の対象にならない
受注型企画旅行と手配旅行の違い
企画旅行(募集型・受注型) | 手配旅行 | |
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手配債務 | 〇 | 〇 |
旅程管理債務 | 〇 | ✕ |
特別補償 | 〇 | ✕ |
旅程保証債務 | 〇 | ✕ |
安全確保債務 | 〇 | ✕ |
- 企画旅行とは
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以下の3つの義務により旅行者は手厚く保護されている
旅程管理
思わぬハプニングがあっても旅行会社には可能な限り当初の計画通りのサービスを提供できるよう必要な措置を講じる義務
特別補償
突発的な事故に際して一定の要件を満たせば責任の所在に拘わらず補償金を支払う義務
旅程保証
重要な変更が生じた場合の旅程を保証する義務
- 手配旅行とは
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旅行者の委託により運送・宿泊その他旅行に関するサービスを、代理、媒介または取次して手配する契約。
旅行者と旅行会社との契約関係は旅行会社が過失なく手配をした時点で終了する。したがって仮に満室や休業などによりご希望通りにホテル等が取れなかったとしても旅行業務取扱料金は発生する。
また、旅行会社の手配債務終了後は例え旅行中に現地でトラブルが起こっても旅行会社が関与することはできないため、全て旅行者の自己責任において対処することになる。
補償内容
お客様が不慮の事故により被った損害について一定の補償金及び見舞金をお支払いします。
- 死亡補償・後遺症障害補償
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国内旅行を目的とする受注型企画旅行における事故により死亡または後遺症障害を負った場合、死亡・障害補償をお支払いします。
死亡補償金
1,500万円
後遺症障害補償金
45~1,500万円
- 通院・入院見舞金
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国内旅行を目的とする受注型企画旅行における事故により傷害を負った場合、通院・入院見舞金をお支払いします。
通院見舞金
1~5万円
入院見舞金
2~20万円
- 故障による代替交通手段の手配
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故障によりバスが運行できなくなった場合に、当日中に代替交通手段を用意いたします。
旅行保険
乗車中のみならずバス降車後の事故への補償として、旅行保険オプションをおすすめしております。旅行保険は3プランございます。
ブロンズプラン | おすすめ! シルバープラン | ゴールドプラン | ||
---|---|---|---|---|
オプション料金 | 300円/1日1名 | 500円/1日1名 | 800円/1日1名 | |
国内旅行 損害 |
傷害死亡 | 1,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 |
入院日額 | 4,000円 | 8,000円 | 1万2,000円 | |
手術 | 2万円/4万円 | 4万円/8万円 | 6万円/12万円 | |
通院日額 | 2,500円 | 5,000円 | 7,500円 | |
見舞金 | 旅行者病気死亡 | 10万円(以内) | 10万円(以内) | 10万円(以内) |
相手への 補償 |
賠償責任補償※1 | – | 2,000万円 | 2,000万円 |
遭難時の 補償 |
救援者費用補償※2 | – | – | 100万円 |
- 1旅行参加中に他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したりして法律上の賠償責任を負ったとき相手方に支払う補償金や訴訟時の弁護士費用が支払われます。
- 2急激かつ偶然な外来の事故により旅行者の生死が確認できない場合に、現地に向かう被災者の親族の交通費、滞在費、被災者の移送費用が支払われます。