絶対失敗しない!遠足の行き先選びや計画で押さえておくべきポイント

貸切バスなら定番の遠足スポットへの移動も安心

遠足や校外学習は、子どもたちにとって貴重な思い出となる一方で、企画の計画や当日の進行に手間取ることも少なくありません。そこで今回は、バス遠足への貸切バス手配実績が豊富な「バス旅ねっと」が、学校遠足の企画進行のコツや、遠足の行く先の選び方のポイントをご紹介します。

遠足の企画進行の基本

参加する子供たちや保護者の方々まで、安全で楽しい遠足を実施するためには、適切な計画と準備が必要です。この章では、遠足の企画進行についての基本的な考え方について紹介します。

遠足が持つ意義と効果を再確認する

遠足には子どもたちの成長や教育に大きな意義があります。1つは自然や文化という新しい刺激を受けることで、知識や感性を豊かにしたり、リフレッシュしたりすること。もう1つは普段の学校生活の外の世界での集団行動において、クラスメイトと交わすコミュニケーションを、互いの絆を深めるきっかけになるよう促し、人間関係の発展につなげることです。遠足は学校の中だけでは経験できない、貴重な役割を果たしていると言えます。

目的に合わせた行き先を選定する

このような意義があることをふまえ、遠足の行き先はまず、子供たちの年齢に合わせ、どのようなことに興味を持ち、、学びを得られるかを考えながら、テーマを決めることが大切です。事前に生徒や保護者にアンケートを実施してもいいですね。その上で、道中の安全面や、体力的に可能な範囲も考慮しながら適切な行程を決めていきます。適切なコストでおさめるための予算管理も必要です。

詳細のスケジュールを立てる

貸切バス遠足の定番スポット

遠足のスケジュールは、現地での具体的な行動内容に合わせて作成することが大切です。移動時間や食事、見学などのスケジュールを詳細に決定し、参加者全員が理解できるように共有します。保育園や幼稚園などで、近場の遠足の場合は特に、現地を下見して、下記のようなポイントをチェックしておきましょう。

トイレの場所

遠足で一番困るのがトイレです。特に小さなお子さんを連れた家族は、トイレを頻繁に利用する必要があるため、事前にトイレの場所を確認しておくことが大切です。トイレの数や場所を確認し、それぞれの距離や清潔さを確認しておくことで、トイレトラブルを回避することができます。

お弁当を食べる場所

お弁当を食べる場所も重要なポイントです。屋内の食堂やホールがあれば、雨天時や寒い季節でも安心して食事ができます。また、屋外での食事場所は、風景や景色を楽しめる場所を選ぶとよいでしょう。ただし、野外での食事は、天候や虫などの要因で快適に過ごすことができない場合もあるため、あらかじめ予備の場所を確認しておくことが大切です。

集合写真が撮影できる場所

遠足や旅行では、グループでの集合写真を撮影することが多いです。集合写真が撮影できる場所をあらかじめ確認しておくことで、当日はスムーズに撮影を行うことができます。また、撮影場所の周辺環境もチェックすることで、背景や雰囲気なども事前に把握することができます。

管理事務所の場所

遠足で問題が起こった場合、すばやく管理事務所に連絡することが大切です。管理事務所は、現場で起こったトラブルを処理するために、非常に重要な場所となります。事前に下見を行う際には、管理事務所がどこにあるか、どのような対応をしてくれるのかを確認しておきましょう。
管理事務所の場所については、現地の地図や案内板を確認することができます。また、事前に問い合わせることで、正確な場所を知ることができます。管理事務所の営業時間や連絡先なども確認しておくと、問題が発生した際にスムーズに対処できるでしょう。

雨天時や災害時に避難できる場所

天候や自然災害によって、遠足中に予期せぬ事態が発生することがあります。そのような場合に備えて、雨天時や災害時に避難できる場所を確認しておくことが大切です。
まずは、避難する場所を2つ以上決めておくことが重要です。建物や軒下など、雨天時に避難できる場所を確認しておきましょう。また、災害時には、地盤が安定している場所や高台など、安全な場所に避難する必要があります。地震や台風など、起こりうる災害に応じて、避難先を選定しておくと良いでしょう。

旅のしおりを作成する

遠足の旅のしおりは、ルールやスケジュールを伝達するだけでなく、わくわく感を演出するためにも大切なアイテムです。旅のしおりにどのようなことを書けばよいかポイントをまとめましたので参考にしてください。

表紙

しおりの表紙は、遠足のテーマや目的、日時などを記載するのが基本です。表紙には、学校名やクラス名、担任の名前なども入れると良いでしょう。イラストなどが入ったデザインにすると、遠足の楽しさをより感じられるようになります。

1日の流れ

遠足のスケジュールはしおりに詳しく載せた方が良いですが、、細かすぎると全体の流れがわかりにくいので、「集合時間→出発時間→現地到着時間→昼食時間→現地集合時間→到着・解散時間」などの時系列に沿って簡潔にまとめましょう。各スポットの見所や注意点などは吹き出しなど分けて記載すると見やすいです。

服装

遠足には、目的地にふさわしく快適な服装が必要です。しおりには、季節や天候に合わせた男女の服装の具体例とアドバイスを記載しましょう。身につけるものは服装欄に入れ、携帯品は持ち物リストに入れるとわかりやすいですよ。

持ち物

遠足で必要な持ち物は多岐にわたります。例えば、リュックサック、お弁当、おやつ、水筒、レジャーシート、ハンカチ・ティッシュ、ゴミ袋、雨具、帽子・上着、日焼け止め・虫除けスプレーなどです。しおりには必要なものを全て記載し忘れ物を防ぐようにチェックリストと兼ねるようにしましょう。

ルール

スムーズな遠足進行のためルールは大切ですが、細かすぎると伝わりにくく、楽しいテンションも下がってしまいます。しおりにはマナーとして基本的なことを記載しておき、行き先施設での禁止事項などは現地到着時に時間を設けて口頭で説明しましょう。

緊急連絡先

遠足中に何かトラブルが起こった場合、迅速かつ正確な情報提供が必要です。遠足のしおりには、学校名・連絡先・管理用の携帯番号を記載しておきましょう。遠足の目的地の管理事務所の電話番号も載せておくとより安心です。

遠足後にアンケートを実施する

遠足が終了したら、参加した生徒や同行した保護者にアンケートを行い、感想を収集しましょう。アンケートは遠足の反省点を把握するだけでなく、次回の遠足に向けての改善点を見つけるためにも重要です。内容は例えば「今回の遠足で一番楽しかった場所はどこですか?」、「次回の遠足で行ってみたい場所はありますか?」などがありますが、各項目は感覚ですぐ答えられるように選択式にしておくとよいでしょう。

アンケートの回答は後日回収にすると集まりにくいので、遠足の帰りのバス車内で行うのが望ましいでしょう。ただしバスが動いている最中は車酔いしてしまう可能性があるので、学校にバスが到着してから少し時間を設け、バスから降りる時に回収する方法がおすすめです。

遠足で失敗しないために準備しておくべきポイント

予め色々な準備をしていても、遠足には様々なトラブルや失敗がつきものです。しかし、そのトラブルを最小限に抑え失敗を回避するためには、よくあるトラブルに対してあらかじめ対策を考えておくことが大切です。いくつか失敗しないためのポイントを挙げます。

天候変化に対する準備

遠足では、予期せぬ天候の変化に備える必要があります。万が一の雨や風に備えて、全員が傘やレインコートを持っているか確認しましょう。また、寒暖差が激しい場所では、季節に応じた防寒着や帽子などを持参することをおすすめします。さらに、天気予報を確認するだけでなく、当日の天気をリアルタイムでチェックすることも重要です。スマートフォンに天気アプリをダウンロードして、天気予報だけでなく、天候に合わせたアドバイスを受けることができます。

貸切バスを利用した遠足の場合は、急な雨天時の退避場所として使うこともできます。想定以上の待機時間になってしまった場合も、時間を活用できるように、遠足のテーマに沿った映像資料を準備しておきバス内で流したり、バスでできるレクリエーションを計画しておくこともおすすめです。

体調不良や怪我に対する準備

遠足の最中に体調不良や怪我に見舞われることもあります。そのため、緊急時に備えて応急手当用品や医薬品を用意しておくことが大切です。万が一のために、アイシングや絆創膏、消毒薬、軟膏、解熱剤、酔い止めなどを持参することをおすすめします。また、特に持病のある生徒や、体調の優れない生徒がいる場合は、事前に保護者に報告し、医療機関の連絡先を確認しておくことが重要です。

貸切バスを利用した遠足の場合は、軽い熱中症や貧血を起こしたこどもの休息スペースとして使うことができます。車内には冷蔵庫があるので、経口補水液などを備えておくことをおすすめします。

周囲の人に迷惑をかけないための準備

遠足では、周囲の人に迷惑をかけないための配慮が必要です。例えば公共交通機関を利用する場合は、混雑時間帯を避ける、荷物を運ぶときは周囲に注意する、騒音や迷惑行為をしない、ゴミを持ち帰るなどのルールを守ることが重要です。

貸切バスを利用した遠足の場合は、生徒だけでまとまって移動できるので、他人に迷惑をかける可能性やこどもがはぐれる可能性が少なくて済みます。

こどもたちの人間関係に対する配慮

お弁当の時間は、仲の良い生徒たちが自然に集まってグループができますが、中にはその輪に入りにくいこども、仲間はずれにされてしまうこどももいます。それを避けるために、保育士や教員側で事前にグループ分けしておくこともできますが、一歩間違うとそのせいで不要なトラブルを招いてしまうかもしれません。

貸切バスを利用した遠足の場合は、輪に入るのが苦手なこどもを無理に集団の中に入れるのではなく、バスの中に集めて、先生が一緒にお弁当を食べるという方法をとることもできます。その際もバスの中に行くことが不自然にならないように、「疲れてたらバスの中で食べていいよ」と誰でも中で食べて良いようにしておきましょう。

遠足の行き先選びの参考になるテーマ別定番スポット

遠足の企画を行う上で、行き先の選定は非常に重要なポイントです。選んだ場所によっては、子どもたちのやる気を引き出し、遠足が成功に終わることもありますし、逆に子どもたちの興味を引かなかったり、移動時間が長すぎたりすると、遠足がつまらないものになってしまうこともあります。ここでは、おすすめの遠足スポットを紹介します。

保護者同伴の親子で楽しめる定番遠足スポット

保育園や幼稚園の遠足は、保護者も一緒に参加するスタイルも多く見られます。子どもはもちろん、大人も一緒になってワクワクするような体験ができる定番のスポットをピックアップ!

生き物とふれあえる動物園

貸切バス遠足の定番スポット1

普段は図鑑やテレビで目にしている動物たちが動いている姿を間近で見られる動物園。団体割引料金を設定している動物園が多く、お弁当を食べたり休憩したりできるスペースが多いので、遠足にはピッタリです。

同じ動物を見学していても、大人と子どもでは知識量も感覚も異なります。また、着眼点が1人ひとり違うので、子どもたちならではのさまざまな気付きがあるはずです。

直接小動物に触れられるスポットがあったり、エサやり体験ができたりする動物園もあるので、動物と触れ合う体験を遠足の行程に盛り込んでもおもしろいですね。

遠足が終わったあとも、動物園で見たお絵かきの題材にしたり、親子で動物たちの特長や新しい発見を共有したりでき、子どもたちの印象に残る遠足が楽しめます。

畑仕事が体験できる、芋掘り

貸切バス遠足の定番スポット2

秋にイチ押しなのが、芋掘り遠足です。野菜の収穫体験を通して、土いじりをして自然にふれ、食べ物の大切さを感じることができます。親子で協力して1つの作業をする経験や、さつまいもを土の中から掘り出すという達成感が楽しめます。

遠足に行く前にさつまいもがどうやって埋まっているか、どんな栄養があるのかを、絵本などを使って予習してから行くと、子どもたちにより一層の興味を持ってもらえるかもしれませんね。

体を動かして達成感を味わえる定番遠足スポット

何事においてもゴール=目標を決めておくと、子どもたちのやる気が一段とアップします。ゴールするまでの過程や、ゴールをした時の感動が思い出へと変わるスポットにも注目してみましょう。

自然を楽しむハイキング・登山

貸切バス遠足の定番スポット3

登山やハイキングは、「山頂」という明確な目標があります。仲間と声を掛け合いながら最後まであきらめずに登っていく道中では、季節の草花や昆虫など自然に触れることもできます。

また、なだらかなハイキングコースなのか、ちょっと険しい山道を進むコースなのか、山頂までどれくらい時間がかかるのかによっても難易度は大きく変わってきます。そのため、どの山に登るかを選ぶ際に、先生たちが年齢に見合ったコースがあるのかを見極めることも、大きなポイントです。

山頂に着いた時の達成感は、1つのことをやり遂げたという子どもたちの自信にも繋がります。

体と頭を使って楽しむアスレチック

貸切バス遠足の定番スポット4

アスレチックには、コースを制覇するという大きな目標と、コース上にあるアクティビティを1つひとつクリアしていくという小さな目標があります。

アクティビティとは、宙づりになっている橋を渡ったり、壁を越えたり、ジップラインを滑り下りたりする“障害物”です。アスレチック場によってさまざまな障害物が用意されているので、しっかり頭で考えながら体を動かすという発想力や行動力が生まれ、子どもたちのチャレンジ精神が養われます。

もちろん、1人ずつ体力も考え方も違うので、なかなか一歩を踏み出せない友達を応援したり、アスレチックが得意な友達を見て真似してみたり、お互いを刺激しあえる場でもあります。

アスレチックを通して、小さな成功の積み重ねが、大きな目標を達成した時の喜びに繋がるということを体験できることも、遠足の定番スポットとしてオススメしたい理由の1つです。

ものづくりや歴史に触れられる定番遠足スポット

教科書やインターネットから得られる情報だけではなく、実際に現地に足を運んで、子どもたちの目を通してものづくりの現場や、歴史を刻んだ建築物を見に行く体験も遠足の定番コース
です。

ものづくりの裏側を知る工場見学

貸切バス遠足の定番スポット5

インスタント食品や飲料、お菓子などの食品など、普段は製品として売られている状態でしか見たことのないものが、どのような工程を経て製品になっているのかは、とても興味深いものです。

中には見学だけではなく、ものづくりの工程を体験できる工場もあります。実際にやるという経験は、見たり聞いたりする以上に子どもたちの記憶に残ります。

ものづくりにどれだけの人が関わり、どれだけの手間暇をかけてつくられているかなど、1つひとつの工程を実際に目にすることで、製品への愛着がわき、子どもたちのものの見方にも変化が現れるはずです。

古き良き日本の文化を知る古都巡り

貸切バス遠足の定番スポット6

歴史ある神社やお寺に訪れると、写真では伝わらない厳かなたたずまいや雰囲気を感じることができます。堅苦しい歴史の勉強が苦手な子どもたちでも、実際に歴史的な建造物を見学すると、知的好奇心が刺激されて、改めて歴史背景を学んでみたくなることもあります。

寺社だけではなく、大仏や銅像、町家や駅舎など当時の面影は色濃く残る風景が楽しめるのも古都巡りの特長です。歴史を学びに行こうと思うと堅苦しい遠足に感じてしまいますが、街歩きをする感覚で遠足のプランをつくると、子どもたちも気軽に参加しやすくなりますよ。

貸切バスの遠足は安心・安全です

遠足は、子どもたちに貴重な体験をプレゼントすることができます。定番スポットを選んでも1人ひとりの感性が違うので、思い出の形もさまざまです。貸切バスで子どもも大人も移動のストレスをフリーにして、思いきり遠足を楽しみましょう。

バス旅ねっとは全国対応で業界最大級の提携バス会社数を誇りながら、安全への取り組みにも力を入れています。安心して遠足や修学旅行を任せられる貸切バスをお探しの場合には、ぜひバス旅ねっとまでご相談くださいませ。
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