貸切バスについての
よくある質問

バス会社の安全対策とはどんなものですか?

貸切バスの事故が毎年ニュースに取り上げられているため、他の交通手段の方が安全なのではないかと悩んでいます。
バス会社は安全対策を行っているのでしょうか。

安全講習を行ったり、安全装置を搭載した車両で運行するなど対策しております。

バス会社では事故防止のために安全講習や車両設備など様々な対策を行っております。

例えば、ドライブレコーダーの映像を活用した個別指導などです。

貸切バスではドライブレコーダーの設置が令和元年12月から義務化されました。
それまではドライバーが危ない運転をしていたとしても、それを把握することが難しく指摘・改善が進めづらいことが問題でした。
ドライブレコーダーの設置の義務化と同時に、「事故」「ヒヤリハット」「運転に関する苦情」があった場合は映像を確認し、実際のシーンを切り出して保存することも義務となっています。

バス会社ではこの保存したドライブレコーダー映像を利用して、当事者に対して指導を行い問題点の是正を行います。
映像を利用することで客観的に状況を振り返ることができます。
また、社内で映像を共有することで全体の運転技術向上に役立てています。

事故や苦情が起きなくとも、ドライブレコーダーを設置すると録画されている意識が働き安全運転を心がけるようになる効果もあります。


他にも、設備面でも安全対策を行っております。
例えば衝突被害軽減ブレーキングシステムなど安全装置を搭載しています。

衝突被害軽減ブレーキングシステムとは、カメラやレーダーで前方の歩行者や障害物を検知し、衝突の恐れがある場合は警告音などでドライバーへ知らせる機能です。
また、警告しているにも関わらずブレーキ操作が無く、システム側で衝突が避けられないと判断した場合は自動でブレーキが作動します。

この機能によってドライバーの不注意はもちろん、万が一意識を失ってしまった場合も衝突を防止することができます。
2015年11月からは義務化されているため、それ以降の新車であればより安心してご乗車いただけます。
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